もうすぐ公開ッ!映画化第二弾「岸辺露伴は動かない 懺悔室」
1986年から連載されている名作「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ。
現在第9部「The JOJOLands」連載中です。
今までにアニメ化や実写映画化もされている人気作品で、先日第7部のアニメ制作決定の嬉しいニュースが!
夫婦揃って漫画好きなのですが、お互い一番好きな漫画と言っても過言ではないのがジョジョ。
(夫へ→ジョジョ以上に好きな漫画があったらごめんよ)
「ジョジョの奇妙な冒険」について本気で書き出すと、私の100人隊の任期がジョジョクリップで終わってしまいかねないので自粛するとして・・・「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ漫画について語らせていただきます。
「岸辺露伴は動かない」/荒木飛呂彦(1〜2巻)
「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」に出てくる天才漫画家・岸辺露伴。
彼が主人公となった作品が「岸辺露伴は動かない」です。

一番最初に描かれたのが1997年、今回映画化される「懺悔室」。
そこから不定期で作品が発表され、現在コミックスは2巻まで出ています。
その中から、私の好きな4つのお話を紹介させてください!
(※以下個人の感想です)
1.「懺悔室」
「岸辺露伴は動かない」の第一作目です。
取材旅行のためにイタリア・ヴェネツィアを訪れた天才漫画家・岸辺露伴。
イタリアの教会には必ずある「懺悔室」。それに興味があった露伴は、写真を撮ったり彫刻や材質を調べたり(←作中で露伴も言っていますが禁止です)していると、まさかの本当に犯した罪を懺悔しに来た人物が現れ、自分の過去を告白し始めるッ!
最近の「岸辺露伴は動かない」は、岸辺露伴が動いちゃってるやん?という作品も結構あるのですが・・・笑(後述する「密漁海岸」とか)。
こちらはまさに露伴がストーリーテラーとしての役割を果たして話が進んでいきます。
映画はどんなふうになるのか・・・非常に楽しみです。
2.「六壁坂」
妖怪伝説の取材のために山を6つ購入した岸辺露伴(そしてその山々の地価が大暴落し露伴は破産。山買うのはリスクが高すぎます)。しかし、その山には実際に「六壁坂の妖怪」が存在した・・・。
六壁坂村で300年続く味噌づくりで成功した名家のひとり娘・大郷楠宝子。彼女が起こした事件と「六壁坂の妖怪」が密接に関わっています。
非常に不気味な話(荒木先生も解説でそう語っていました)なのですが、「なんか実際にありそう」と感じさせる妖怪伝説。個人的にすっごく好きなお話(ちょっとグロいです)。
ドラマでは大郷楠宝子役を内田理央さんが演じておられて「ハマってる!」と思いました。
3.「密漁海岸」
岸辺露伴と同じく第4部に登場する、イタリアンレストラン「トラサルディー」のスゴ腕料理人、トニオ・トラサルディー。
杜王町(露伴の住む街・仙台がモデル)にある、世界中のどこにもない特別なクロアワビをどうしても入手したいトニオさん。このクロアワビは非常に貴重なため、地元漁師から売ってもらうことができず。そこでトニオさんは杜王町の歴史書に載っていた密漁の手法を実行しようと露伴に持ちかけます。露伴はリアリティを追求する漫画家ですので、好奇心からこの話に乗ります。
こちらも、最後の話のオチが「なんか実際にありそう」なんです。地方にある伝承とかって、ホントはこういう目的だったりして・・・?と、民話や民俗学が好きな私は「六壁坂」同様心惹かれるお話です。
余談ですが、トニオさんの能力「パール・ジャム」。
トニオさんの作る美味しい料理の中に潜み、食べた人の身体の不調を一気に治すというものです(水虫も治せるらしい)。読むたびに「パール・ジャムで私の頚椎ヘルニアとストレートネックを治して欲しい・・・(ついでに痩せたい)」と思ってしまう、なんとも羨ましい能力です。美味しいもの食べて健康になれるって、最高すぎません??
4.「岸辺露伴 グッチへ行く」
まさかのあの「グッチ」の話!
岸辺露伴が祖母から受け継いだ「グッチ」のバッグ。全世界に3個だけあるこの「特別なグッチのバッグ」には、なんとも驚きの素敵な能力があって・・・。
このお話も、大切に受け継いだグッチのバッグなら「なんか実際にありそう」と思ってしまいます。
全身グッチの服でバッチリ決めた露伴がおしゃれな作品です(雑誌掲載時はカラーでした!)。
個人的みどころ
「岸辺露伴は動かない」の魅力は、実際にありえないんだけど、どこかリアリティを感じるような話が多いところだと思います。

「スタンド能力」は実際にはないけども、こんな言い伝えは日本中探せばどこかにあるんじゃあないか・・・?、こんな人は実際にいるんじゃあないか??と。
「岸辺露伴は動かない」は一話完結なので、どこから読んでも面白いです(前提としてジョジョの奇妙な冒険の知識があったほうがわかりやすくはありますが)。

↑この「ジョジョマガジン」にも「岸辺露伴は動かない」が収録されています。
まずは映画公開も近いので「懺悔室」、おすすめです♪
LEE6月号に、高橋一生さんのインタビューが載っています!
「映画も公開されるし、岸辺露伴について語りたい!」とこのクリップを書いていたのですが、本日発売のLEE6月号を開くと・・・p.201に高橋一生さんのインタビューが載っているじゃあないですか!
というわけであわてて追記しています笑。
↑008 すずさんの最新号レビューにも「岸辺露伴は動かない」が!
最初実写化されるとき「えー、露伴と年齢だいぶ違うやん・・・」(作中では20代の設定)なんて思っていましたが、一度観るともう高橋一生さん以外に露伴は考えられない!
もっと実写版観たいから、荒木先生新作描いてくれないかな・・・なんて思ったり(荒木先生よろしくお願いします)。
読んだらさらに映画公開が待ち遠しくなりました!
長々と語らせていただきましたが、飽きずに最後までお付き合いいただきました方、ありがとうございました♪

高橋一生さんのインタビューが読める最新号♪
040 - きな
事務職 / 福岡県 / LEE100人隊
40歳/夫/手づくり部・料理部・美容部/福岡生まれの福岡育ち、地元ネタ多めの2年目隊員です。飲むこと食べること大好き!そして収集癖あり(うつわやキャラものなど)。プチプラファッション好きです。趣味は食べ歩き、ドライブ、神社仏閣巡り、コスメ探し。釣りやキックボクシングでストレス解消しています。今年度もたくさんの「これ、いいな!」をみなさんとシェアしていけたら嬉しいです。
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