料理部

【端午の節句】郷土料理の”ちまき”作り

  • 009 ぴの

2025.05.06

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こんばんは、009ぴのです。

今年のGWは短くてあっという間に過ぎてしまいました。明日から仕事…。

昨日は端午の節句でしたね。こちらは我が息子、ぴの助の鯉のぼり。

ぴの助こいのぼり

鯉のぼりに喜ぶ歳ではないのですが(14歳)、せっかくあるんだからと毎年あげています。

Local cuisine

鹿児島の郷土料理

我が家の毎年恒例!ちまき作り☆

ちまき、あくまき呼び方は各家庭で異なります。ぴの家では”ちまき”です。

我が家のちまき

ちまき?あくまき?って何??

鹿児島県、宮崎県、熊本県南部など南九州で端午の節句に作るられる郷土料理です。

始まりは…諸説あるようですが、関ヶ原の戦いの際、薩摩の島津義弘が日持ちのする食糧として持参したのがはじまりだそう。もち米だから腹持ちも良く、西郷隆盛も西南戦争で食べていたと言われるそうです。こうした背景から、男子が強くたくましく育つようにという願いを込めて、端午の節句に食べられるようになったんだとか。

ぴの家でも、毎年この時期に家族で作ります。自分たちで食べるのはもちろん、ご近所さんや県外の親戚に送っています。

How to cook

前の日から仕込みます

いざ、作ります~

簡単に説明すると…もち米を木や竹を燃やした灰からとった灰汁(あく)に浸した後、そのもち米を竹の皮で包んで、灰汁水で数時間煮込むのです。

もち米は灰汁につけて一晩おきます。餅米を巻く竹の皮も前日からお水につけて柔らかくしておきます。

そして当日…もち米を灰汁から上げ水をきります。灰汁は煮るときに使うので捨てません。

ちまき作り方
ちまき作り方

柔らかくなった竹の皮に、もち米を入れて包みます。

竹の皮の端を少し裂いてとっておきます。それを紐にして、包んだ後に結びます。

包み終わったら、釜に入れ、水で薄めた灰汁で2時間半コトコト煮るのです。

ぴの家は配る数も多いので、2回に分けて煮ます。煮る作業だけで5時間…1日仕事です!

煮込む時は蓋をします。↑この写真は伝わりやすいように蓋を外して撮影しました。

火の加減は難しく、ぴの父の仕事です。煮すぎてもトロトロなりすぎちゃうのです。途中2時間くらいのところで様子を見て、予定通り2時間半ずつ煮込むことにしました。

引き上げたらこんな感じ。アッツアツです。



我が家のちまき

うんうん、いい感じ〜♡この出来立てが一番好き。熱々のトロトロです。少し冷めてきたらプルプルになります。

ちまきは、そのもの自体に味はあまり無いので(食感を楽しむ感じ)ぴの家では、きな粉と黒砂糖を混ぜたものを塗していただきます。

作るのは大変だけど、あぁまたこの季節がやってきたなぁと、時の流れの速さを実感できたり。

びの助も小学生まではお手伝いで一緒に作っていたなぁとしみじみします。

ぴの助は不参加なので兜と一緒に撮影

鹿児島ではスーパーや道の駅でも販売されてたりするけど、他の都道府県ではどうなんでしょう?

作り方や召し上がり方も、ご家庭などで違いがあるかもしれません。全てぴの家のやり方、考え方になります。

どなたかの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

009 ぴの

009 - ぴの

会社員・お菓子屋手伝い / 鹿児島県 / LEE100人隊

43歳/息子(14歳)/手づくり部・料理部・美容部/会社員とお菓子屋さん手伝いのシングルマザー。おいしいものを食べるのが大好き!時間があればおいしい店、おしゃれなカフェめぐりに行きます。ちょっとした難病持ち。病気をきっかけに自分の身体と心を大切に思えるようになりました。趣味は他にバスケ鑑賞、読書、ドライブなどなど。新しいことにも色々チャレンジしていきたいです。身長155cm。A型。よろしくお願いいたします♡

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