今年のGW、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
わたしは先日、福岡市美術館で開催されているテレンス・コンラン展に出かけました。
「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」
昨年秋のLEEのパーティーで上京した際にちょうど東京ステーションギャラリーで開催されていたテレンス・コンラン展。
見そびれて後悔していたら、その後巡回で福岡に来ると知って楽しみにしていました。

コンランショップといえば、言わずと知れたライフスタイルショップの草分け的存在のお店、
わが家のインテリアや雑貨はコンランショップで出会ったものが数多くあり、今も昔もずっと大好きな、わたしにとってインテリアの基軸となるような存在なのです。
はじめて出会った頃からコンラン好きな夫のおかげで、わが家には昔からコンラン卿の本がたくさんありました。
そしてわたしもその影響をもろに受けました。
家庭を持って自分たち家族の家作りの要所要所でコンランショップへ足を運んでは、好きなものを少しずつ見つけて集めて、今のわが家のインテリアがあります。
今回の展覧会はコンラン卿のこれまでの歩みを、初期の食器やテキスタイルなどのプロダクトから順に紹介、愛用品や著書、写真や映像まで、なんと300点以上を集めての展示だそうで、とても見応えがありました。
ハビタ時代のお店を再現した展示やカタログなどが多くあったのもとても興味深く、ふむふむと見入ってしまいました。
ハビタの本も夫の本棚にあって、以前からそれを開いてはうっとりと眺めていたわたし。
目の前に展示という形ではありましたが、お店が再現されているような様子を見て、なんだか感無量だったのです。


順路を巡っていくと、合間にコンラン卿の言葉がパネル展示されているのですが、これがとても印象的でした。


「Plain, Simple, Useful(無駄なくシンプルで機能的)」
この言葉はコンラン卿のモットーとしてこれまでも何度か目にしたことがあったのですが、この場で改めてこの言葉に触れてデザインについて思いを馳せました。
デザインが暮らしを豊かにする
この言葉も、テレンス・コンランの言葉としてよく目にするものです。
わたしはこの言葉がとても好きです。
日々の何気ない暮らしをデザインが豊かにしてくれる。
心地よく、機能的で美しい、好きなものに囲まれた暮らしは理想です。
この展覧会を機に、改めて自分の暮らしを見直してみたくなりました。
帰り道、快晴の大濠公園をぶらりと散歩。
気持ちのいい陽気でした。

最後にショップでグッズと、(NO) RAISIN SANDWICHを2箱購入し帰宅。
(会期中の週末にノーレーズンの販売があったのです♡)
のんびりお茶をすすりながら、本棚からコンラン卿の本を引っ張り出して眺める午後です。

あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 /
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
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