ひとりで気ままに
ラーメン、焼肉、回転寿司…。
みなさんは「ひとりランチ」、どこまで気軽に行けますか?
私は、わりと気にせず、ふと時間があいたらフラッとどこでも行ってしまうタイプ。
2人でじっくり話しながら食べるランチも、大人数でシェアしながら食べる美味しい時間ももちろん大好きだけれど、
ひとりで出かけて、のんびり静かに味わうごはんの時間も、自分には必要なリセットタイムです。
今回は、朝から3つくらいバタバタと予定をこなして、友人宅でお茶をして、ふと時間が空いたので、
スパイス香るカオソーイを試したかったお店があったのを思い出し…
ちょうどバッグの中に、
📘ジェーン・スーさんの新刊『へこたれてなんかいられない』
を忍ばせていたので、ゆっくり読もうと決めてレストランへと向かいました。
本とスパイスの香りに包まれて
今回訪れたタイ料理レストランは、市内でも「タイ料理といえば、ここ!」という名店Thai Siam Restaurant。
※写真撮影・ブログ掲載許可を快諾いただいています。
お昼時間だったので、ほぼ満席。

ひとりランチ時間にはエッセイを読むのがぴったり。
食事を待っている間に、話の続きを気にすることなく、数エピソードを読めることができます。
数行読むだけで、いつものスーさんの声まで聞こえてきそう。肩の力がふっと抜けて頬がゆるんでいく感覚。
スーさんの言葉には、いつも「それそれ!」と思わせてくれる心地よさがあります。
うんうん、中年の毎日にはいろいろあるんだよ。

あぁ、もうちょっと読みたい、と思ったところに料理が運ばれてきました。
誰にも遠慮しない“おいしい時間”
ひとりで美味しいものを独り占めして食べるって、ちょっとした贅沢。
そう思えるようになったのは、年を重ねたからかもしれません。

ポッドキャスト『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』でスーさんと美香さんが話していた“おひとり焼肉”の話が忘れられなくて、
以前、日本に一時帰国した時に「焼肉ライク」に行ったことも。
娘が日本の小学校で体験入学していたあいだに、ビールまで飲んで1人焼肉三昧。
焼肉のみならず、日本はおひとり様用のサービスが充実していて羨ましい。

言葉がそっと寄り添ってくれる
生きていれば当たり前にモヤモヤすることも、立ち止まることもあるのだけれど、スーさんに励まされることが多い日々です。
面倒臭いことも、名言をお借りして「めんどく山脈に登るとするか」と思えば、ちょっと気分も軽くなります♪
4/18に配信の『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』エピソード235では、首がもげるほどうなずきまくったのですが、聴いていた人いるかなぁ。
人付き合いで私たちの世代が大事にしていることを、本当に上手に言語化してくれていました。やっぱり相手を思いやる気持ちが、心地よい人間関係(仕事もプライベートも)を作っていくのだな、と。
これからも自分が心地よい人間関係を作っていくための教訓としたい。
桜林直子さん(勝手に私もサクちゃんと呼んでますけど)とスーさんとのポッドキャスト『となりの雑談』も、ジョギング中楽しみに聴いていますが、こちらも同様にまるで喫茶店の隣の会話がふと耳に入ってくるような、リアルで優しいやりとりがたまりません。
誰にも気をつかわない時間、美味しいごはん、心に効く言葉。
「ひとり」って、なかなか悪くないなと改めて思う午後でした。
016 - Umi
教育系 / カナダ / LEE100人隊
48歳/夫(ポーランド人)・娘(12歳)/手づくり部・料理部・美容部/気づけば、カナダ暮らしも20年。3年目のLEEラストイヤーは、心豊かに、彩りゆたかに。旅やネイル、ワークアウト、発酵生活やおいしいものを通して、海外にいても心の余白を大切に。「丁寧に」、そして「笑顔で」。少しの冒険心とユーモアを添えて、多面的に進化していけたらと思います。読む人の心に、ぽっと灯りがともるような瞬間を届けられますように。パーソナルカラー:イエベ秋 顔タイプ:エレガント 骨格:ナチュラル。
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016 Umi