こんにちは!
053 ブルーです。
新年度のバタバタもやっと落ち着き始めたこの頃。
やる気にみなぎる時もあれば、どっと疲れが出たり、変化した環境に対して違和感を感じたり、「はぁ…」とため息をつきたくなることもありませんか?
今回はそんな「なんだか運が悪いな…」と肩を落としてしまう時に読みたい本をご紹介します!
真木あかりさん著
『ツイてない もう無理に効く 占いと技術』

「不運の救急箱」というサブタイトル通り、まさに不運な時に気持ちを上向かせてくれる処方箋がもりだくさんの1冊です!
「占いと技術」が組み合わさることで、不運との付き合い方が見えてくる!
「占い」との付き合い方は、人によって千差万別。
好きで今も通っていらっしゃる方もいらっしゃれば
全然触れる機会がない、昔好きだったけれど今は雑誌の占いページを読むくらい…などなど。
私は小学生の頃は占いが大好きで、図書館でもよく占いの本を借りていたことを覚えています。それからは大学生の頃に何度か友だちと占いに行ったことはあるものの、今は雑誌やテレビ番組の星座占いをチェックするくらいの距離感でした。
そんな「にわか占い好き」のまずお伝えしたいのは、
「占いに興味がない」という理由で、この本を手に取らないのは非常にもったいない!ということ。
「占いと技術」。読み終えるとこのタイトルの意味がわかります。占いだけじゃないし、技術だけじゃない。この2つが合わさることで、より具体的に自分オリジナルの不運の乗り越え方が見えてきました。
この本の前半は、占いの内容は多くありません。
真木さんがご自身の経験や、占い以外の場所で学ばれた専門的な知識をもとに、
具体的な自分の陥りやすい不運や、対処法・予防法を伝授してくださっています。
後半部分は占いをもとにした内容なのですが、
真木さんは占いを「参考に」という言葉を使われていて、
「あなたはこう!」と決めつけるようなことは全くありません。
親しみやすい太陽星座や出生ホロスコープをもとにした、起こりやすい・感じやすい不運、その受け止め方や予防について、真木さんの優しい言葉でつづられています。
私自身、占い関連の本を読むのはとても久しぶりでしたが、
純粋に「あ~!たしかに!ここ当たってる!」「家族の占い結果はどうかな」と思いながら読み進めていくうちに、「占いっておもしろいな」という気持ちが蘇ってきました。
そして不運がめぐってきやすいタイミングや傾向を知り、今までの自分と向き合うことで、目の前のモヤモヤがクリアになっていくのを感じました!

どういう時に不運を感じる?考えさせられる前半
自分の不運体質タイプ、不運を感じやすい場面や対処法・予防法について書かれている第1~4章。
まず冒頭の不運体質チェックテストで、自分の不運タイプがあまりにもあてはまっていて一気に心をつかまれました…!
そこからはとにかく、徹底的に「不運」に正面から向き合った内容がつづられています。
コミカルな漫画・挿絵、そして真木さんが専門的な内容もわかりやすい言葉で説明してくれているので、時にクスッと笑いながら、不運との有意義な付き合い方を学ぶことができました。
また「私はこう考えてしまいがちだな」と自分の不運思考パターンを知り、反省しました…。
特に私は、冒頭の「不運をじっくり見る」という真木さんの言葉がグサッと心に刺さりました。
偶発的に起きた不運なのか、防げる不運だったのか。
私は嫌なことがあると「ツイてないな~」と思って終わらせてしまいがちですが、
モヤモヤした感情を自然に消えるまで心の中に住まわせておくのではなく、
なぜ起きてしまったのか、自分に原因はないのかと向き合って考えれば、次の不運を予防できるかもしれない…とハッとさせられました。
不運に向き合うのは少し勇気がいること。
それでも「ツイてない」と感じる回数を減らすために、まず「不運をじっくり見る」習慣をつけたいなと思いました。
不運を予測し、自分の過去・現在・将来について向き合う後半

後半部分では、12星座ごとの不運傾向、出生ホロスコープをもとにした自分の不運が訪れやすいタイミングなどを教えてくれています。
私にとってこの後半部分は、今までの自分を振り返り、これから過ごす人生において大きなヒントを与えてくれました。
決して怖がらせるような内容ではなく、
不運傾向を知り、起こりやすい時期を予測しておくことで乗り越える可能性を高め、自分を成長させるチャンスだと勇気を与えてくれました。
38歳になる今年、出生ホロスコープでいうウラヌス・ハーフリターンに突入する年齢に私はなるのですが、まさに本に書かれているような違和感を感じ、なんとかしなくちゃ…と焦っているところでした。(詳しい内容はぜひ書籍をチェック!)
「なるほど、今はこういう不運を感じやすい時期なのか」とわかると、気持ちの整理はとてもスムーズ。
真木さんの提唱してくださる「心構え」をもとに、じゃあ私はどうしようか?と冷静に考え進むべき道筋を立てれば、自信に満ち溢れた凛とした中年期を過ごせそうな気がしています。
そして特に今の私を励ましてくれたのが、第7章。
「惑星の年齢域」にあわせた不運の原因や、その時期に身につけておきたいことを教えてくれています。
自分の歩んできた人生の中での取りこぼしを教えてくれ、
またそれを咎めるのではなく「やり忘れていたことを今やってみてごらん」と言うかのように優しく諭してくれています。
アラフォーと呼ぶにふさわしい年齢になった私。
今まで必死に頑張ってきたつもりだけど、やり残したことが数多くあるのも事実。
経験値の足りない分野にうしろめたさを感じていましたが、「足りてないと気付けたなら今からでも取り戻せる」と前向きな気持ちになれました。
「占いと技術」で、不運を怖がらない自分へ!

不運にとことん真摯に向き合った1冊。読み終わった後に、とても清々しい気持ちになりました。
タイトルの「占いと技術」。
「占い」と聞くと少しふわふわした印象がありましたが、占いを通して自分の不運傾向や不運が訪れやすい時期を知って向き合うことで、自分が取るべき行動や思考といった「技術」がより具体的になりました。
なんだかしんどいなと思った時に。
これから頑張りたいことを組み立てたい時に。
怪我をした時に救急箱を開けて「擦り傷だから消毒薬と絆創膏」「胃が痛いから胃薬」と症状によって使用する薬を選ぶように、「なんだか嫌なことが続くな」「私、今マイナス思考になってる?」「今やるべきことがわからなくなったな」など色んなパターンの気持ちの症状にあわせて読むべき箇所を選び、何度でも読み返したくなる1冊です。
また実はコラムの部分に、大変ありがたいことに私の質問に対する真木さんのご回答を掲載していただいているのです…!!
最後のQ&A部分も占いや開運について、たくさんの「確かに知りたかった!」疑問に対する
真木さんの丁寧なご回答がたくさん載っているので、ぜひコラム部分も要チェックです!
自分の人生をもっと輝かせるためのお守りのような、『ツイてない もう無理に効く 占いと技術』。
この本をいつでも手に取れる場所に置いておいて、「ツイてない」と愚痴をこぼす回数を減らして、
不運を自分が成長するチャンスに変えていきたいと思います♪
053 - ブルー
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊
38歳/夫・息子(9歳)・娘(5歳)/料理部・美容部/岡山県出身・神奈川県在住。パン屋さんめぐり、旅行&お土産を買うこと、美術鑑賞(特にゴッホの作品)が趣味。きれいめカジュアルを軸に「自分にとって心地いいファッション」を模索中。子どもたちとのお出かけ&旅行、おいしいもの、ファッション、自分の心が動いた出来事。丁寧な生活とはほど遠いバタバタな毎日の中で見つけた「あ、これいいな」と感じたものを、皆さんと共有したいと思います。3年目もどうぞよろしくお願いします!身長156cm&イエベ秋。
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