【読書記録】バタバタの毎日を過ごすわたしに刺さる！「ロングゲーム～今、自分にとっていちばん意味のあることをするために～」

夫からこの本、ドリー・クラーク著「ロングゲーム〜今、自分にとっていちばん意味のあることをするために」をおすすめされたので読んでみました。

この春、約2年半の育休から復帰して、毎日バタバタで仕事と家事と育児に追われるわたしにはとても刺さる内容だったのでご紹介します。

長期的思考の大切さ

現代は「短期的成功」や「即効性のある結果」が重視される時代です。でも、本当に意味ある成功や満足感は、長期的な視野（＝ロングゲーム）で計画し、行動することで得られる、というのがこの本の伝えたいメッセージです。

戦略的な余白をつくる

忙しさに流されず、自分にとって大切なことを見極めるには「余白」が必要。日々のスケジュールにゆとりを持たせ、考える時間や内省の時間を意識的に確保することが大切だとこの本は説きます。

日々忙しい中仕事に家事に育児に、と奮闘されている皆さん、生活に余白はありますか？わたしはありません（涙）トイレでスマホをいじる時間が唯一の自分時間なんて日もあります。

余裕をなくして家族につい強めの言葉を投げかけてしまうことも。そしてそのあと自己嫌悪になるんですよね。

1番大切なのは家族と過ごす時間、家族と仲良く過ごすこと。自分の中で優先順位を思いだしたことで、掃除などの家事をたまには外注してもいいのかなと思えるようになりました。

ノーと言う力

すべての機会に乗るのではなく、自分の長期的ゴールに合致するかを基準に選ぶことが大切だと本には書かれています。「ノー」と言うことで、本当に重要なことに集中できる、と。

「ノー」と言うのって難しくないですか？

例えば仕事であれば、上司からの依頼には失望されたくなくてついついイエスと答えてしまう。家族からの頼まれ事も、頼られたことが嬉しくてなんでもやってあげたくなってしまう。子どものことならば自分の時間すべて差し出してしまいたくなってしまう。

でも、自分のキャパシティを超えて引き受けたら全てが中途半端になってしまいます。そしてそんな自分に嫌気がさしてイライラメソメソする未来はほぼ確実‥。そんな未来、誰も幸せにならないですよね。

ということで、わたしはChatGPTに穏便にノー言う言い回しを相談してみたりしました（笑）次になにか誰かから頼まれごとをしたらChatGPTに教えてもらった断り文句でノーと言ってみようと思っています。

忍耐と継続の力

長期的な目標には、すぐに成果が見えない時期がある。それでも継続することが、最終的な成功に繋がる、とこの本では書かれています。

わたしは書くことをいつか仕事にできたらいいなと思い、数年前から別の媒体で発信を続けてきました。そしてご縁あって、今はLEE100人隊でこうしてブログを書かせてもらうことに繋がりました！100人隊に入れることが決まったときは嬉しかったなあ…

継続は思いもよらない場所に自分を連れて行ってくれるというのは、わたし自身も実感していることです。これからもコツコツと自分のペースで続けていこうと思っています。