いつかは直接見てみたいと思っていた草間彌生さんの作品。
1ヶ月ほど前の事になりますが、松本市美術館で観る機会に恵まれました。

この日は仕事で松本に行く用事があり、子連れではなく1人でゆっくりと鑑賞する事ができました。
建築も美しい美術館。
エントランス前にも大きな作品展が展示されてされていました。
この日は雪が降っていたので、雪のドットと作品のドットが合わさって特別だなぁとちょっと嬉しくなりました。
草間彌生「魂のおきどころ」

私の浅い知識で、鑑賞前はもっとポップな現代アートなのかと思っていたのですが、
どーん。となんとも言えない気持ちになりました。凄く良くて苦しい、そんな映画を1本観たくらいの気持ちでした。
ずっと自分と戦ってきた人なのかな。と勝手ながら想像してしまいました。
特に2011年の作品、痛みのシャンデリアは、私は震災を連想させられました。
鏡を使った空間アートなのですが、見る角度で全く見え方が違いました。
海面だけが荒れた海の中に自分がいるようにも見えたし、たくさんの無限の光は祈りにも、命の光にも見えました。
他にも平面や立体作品、インスタレーションもたっぷり鑑賞でき、久々に心震える時間でした。
やっぱり作品を見てアレコレ考えるのは楽しい時間です。
どう感じて、どう受け取るか最後はこちらに委ねられていると私は思っています。
ほかの方の見解も聞いてみたい!と危うく他のお客さんに声を掛けそうな勢いをぐっと堪えました。笑
とにかく実際に見れて本当に良かったです。
皆さんも、松本に行った時は是非!
では!またぁ〜
012ナツミ
ナツミ
個人事業主 / 愛知県 /
37歳/夫・娘(7歳・4歳)/美容部/おてんば姉妹に翻弄されながら、子育ても仕事も好きなこともあきらめたくない!と欲張りに生きています。自分にも家族にも心地よいバランスを探している日々です。1年前に病気のため、片麻痺に。少し制限のある生活ですが、できることに目を向けて楽しく!今年度もよろしくお願いします。
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