新生活、はじめたこと、やめたこと

春。今年、長男は中学2年生に、次男は小学2年生になります。
2人とも進級を楽しみにしているようで、とりあえず母としてはホッと一安心。
私自身も、大きく環境が変わることはないけれど、この数ヶ月で心の中にはいくつかの変化が芽生えてきました。

はじめたこと、ランニング

最近、土日はほぼ欠かさずランニングをしています。平日はなかなか時間がとれないけれど、週末は必ず走ります。

走り始めたきっかけは、ちょっと体が重たく感じたこと、そして、気持ちが落ち込みがちだったこと。
とりあえず1回走ってみたら、想像以上に気持ちがよくて…！

朝日を浴びながら走ると、「今日もきっといい日になる」って自然と思えて、
お気に入りの音楽を聴きながら走っていると、「私って最高！」と叫びたくなるほど、前向きな気持ちになれます。

朝起きて、白湯を飲んで、日焼け止めを塗って、眉毛だけ描いて、GO！
最初は3kmほどから始めたけれど、今では6kmくらいは走れるようになりました。

もともと運動が苦手だった私が、今では週2～3日のランニングを続けられているのがちょっとした驚きです。

はじめたこと、朝のアディショナルタイム

早起きも再開しました。
朝の時間を「自分だけのごほうび時間」にしてから、毎日が少しずつ心地よく変わってきました。

最近の平日朝ルーティンはこんな感じ：

• 5:30　起床、トイレ、歯磨き
• 5:35　パロサントを焚く、白湯を飲む
• 5:40　ヨガ
• 5:50　ジャーナリング、手帳にひとこと日記
• 6:00　筋トレ
• 6:15　スマホタイム
• 6:30〜　朝食準備、子どもを起こす、家事スタート

ライフスタイルプロデューサー・村上萌さんのインスタライブで聞いた「朝のアディショナルタイム」という言葉が心に残っています。

“人生のアディショナルタイム（追加の時間）は表示されない。
だからこそ、1日のはじまりにその時間を先に自分にあげておく。
たとえ30分でも、自分のための時間を確保することで心が満たされる。”

この考え方にすごく共感して、私も「人生のアディショナルタイム」を朝に“前借り”してみることにしました。そう思うと、なんだかちょっと人生を得しているような、そんな気持ちになります。

やめたこと、子育て本を読むこと

私は昔から「困ったら本」。
本は知識のベースであり、心のよりどころでもありました。

でも、子育て14年目にして、ふと考えが変わりました。
これからは、子育て本は読まない。

もちろん、子育てには常に悩みがつきもの。
悩むたびに本を探し、いくつも読み、そこからヒントを得て実践してきました。
でもその「正解」にとらわれすぎて、逆に子どもとの関係がぎくしゃくすることもありました。

ある本を読んで、気づいたんです。
私は「こう育ってほしい」という理想を、子どもにたくさん足し算していたな、と。

でも、本当に大切なのは、
この子をありのまま受け止めて、信じて見守ること。
そう思えたとき、ふっと肩の力が抜けました。

これからは、本の中の“誰かの正解”よりも、
目の前のこの子をちゃんと見て、信じてあげたい。

春の空気と一緒に、自分の中にも小さな風が吹いたように感じています。
大きな変化じゃないけれど、毎日が少しずつ心地よくなってきました。