3月の暖かい週末、福岡市博物館で開催されている民藝展に出かけてきました。
「美は暮らしのなかにある」というサブタイトルを見た時から心惹かれ、巡回展を楽しみにしていました。
今回はこの楽しみな展示を、岡山からLEE DAYS club ミワコちゃんが福岡に来てくれたタイミングでご一緒することができました。
「美は暮らしのなかにある」

約100年前に柳宗悦氏が説いた「民藝」。
日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に想いを寄せることをコンセプトとしている民藝は、わたしたちの暮らしにとってもとても身近なもの。
今回の展覧会では、衣・食・住をテーマに民藝の品々をたくさん見ることができました。
特に興味深かったのは「食」のエリア。
18世紀のイギリスやルーマニアのスリップウェアなど、今なお素晴らしいと感激する作品が多くありました。
いわゆる美術品や観賞のための工藝品にはない、日常の暮らしのなかで使われることを前提にした簡素で飾らない美しさ=用の美というのはそういうことなのだろうな、と展示や、添えられている丁寧な言葉から感じました。

民藝展にはミワコちゃんと、100人隊OGふうこちゃんとご一緒しました。
2人とも民藝の作品や作家さんについてとても詳しいので、まるで博識なガイドさんと一緒に巡っているかのような贅沢な時間を過ごせました。
※写真撮影OKな場所のみ撮影しております。
「あまねや工芸店」へも立ち寄りました

ミワコちゃんが今回ぜひ行ってみたいお店、ということで名前があがった「あまねや工芸店」にもご一緒しました。
こちらは福岡の中心部・天神からほど近い平尾エリアにある工芸店を扱うお店です。
国内外の焼き物を中心に、東欧やアジアの民芸店がひしめき合うように置いてあります。
お店の方が一つ一つとても丁寧にお話ししてくださいました。
※撮影・掲載の許可をいただいております。
ランチの時間
ミワコちゃんから、「今度福岡に遊びに行くのだけれど、よかったらあきちゃんのランチをいただきたい!」と連絡をもらったのは1月のこと。
飛び上がるくらい喜んだけれど、せっかくわざわざ福岡に遊びに来て、おいしいお店もたくさんあるのに、本当にわたしの料理でいいの。。。?と少し恐縮もした。
しかしそのあとも繰り返しリクエストをくれたミワコちゃんの言葉を素直にうれしく受け取って、何を作ろう?と考えるのも試作するのも楽しい時間でした。
カッコつけすぎて作り慣れないものを作るより、いつも大切な友人を迎えるときに作るランチプレートにしよう、と決めて、最近の定番メニュー、パテドカンパーニュのサラダプレートでおもてなしすることにしました。
当日は朝から博物館など一緒に回って、そのままわが家でランチの予定だったので、サラダのワンプレートとスープ、というシンプルなランチ、
ですがワンプレートになる分、あれもこれもいろいろ作って盛り合わせたい!という気持ちが先走り、明らかに盛りすぎました。。。
が、みんな喜んでくれたのでよしとします!
ランチの時間には、ミワコちゃんが会いたいと熱望♡のOGはぐちゃんも参加です。


メニュー(覚書)
サラダのプレート
パテドカンパーニュ
菜の花のポテトサラダ
新人参のラペ
焼きトマトのバルサミコマリネ
紫玉ねぎのマリネ
大豆のマリネ
モッツァレラチーズ
スナップエンドウ、小かぶ、ディル、ベビーリーフ
新玉ねぎのスープ
いちごのパンナコッタ(写真なし)
楽しい時間はいつもあっという間です。
会うのはみんな本当に久しぶりなのに、会えば話すことがあふれて、ずーっとしゃべってずーっと笑っていました。
おしゃれのこと、仕事のこと、家族のこと、みんな世代が近いので共通することもたくさんあった。
また今度は、ミワコちゃんが暮らす倉敷に行きたいね、と話してお開きの時間となりました。
いつも思うことだけれど、この出会いを作ってくださったLEEに心から感謝です。
楽しかった先週を思い出しながら、窓の向こうを見たら桜が咲いていました。
(先週はまだ咲いていなかった!残念。)

あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 /
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
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あき