上海グルメといえば「小籠包」なんです
上海グルメで必ず食べてほしいもののひとつが小籠包!諸説ありますが、上海は小籠包発祥の地のひとつです。上海の小籠包で特徴的なのが「上海蟹」を使ったもの。ふつうの肉餡の小籠包も美味しいのですが、上海蟹の小籠包はまた別格です。中国語で『蟹粉汤包(xiè fěn tāng bāo)シエフェンタンバオ』というメニューです。上海の小籠包の名店はいくつかありますが、このメニューはどこでも定番です。
TIPS
小籠包の起源は、上海の西にある南翔という町と言われています。上海中心部から地下鉄でも行ける古鎮(古い街並みが残る地域、多くは水郷)のひとつです。ふかふかの肉まんが主流だった時代に、薄い皮で肉餡とスープを包み込んだ一口サイズの点心を生み出され、これが大ヒット!後にこの系譜を受け継いだ「南翔饅頭店」が、豫園の観光地に登場し、現在も本店として多くの人々に親しまれています。「南翔饅頭店」は日本にもあり、小籠包好きの我が家もよく通っていました。
上海に来たら行くしかない!
ミシュラン星付きの小籠包屋さん
『蟹粉汤包』の名店はいくつかありますが、そのなかでもおすすめなのが「屋有鮮(Wū Yǒu Xiān/ウーヨウシェン)」。もともとは上海郊外の「召稼楼古鎮」という歴史ある水郷にひっそりと佇んでいたお店ですが、最近、上海都心にリニューアルオープンしました!そして2024年にはミシュランの星付きレストランに。「屋有鮮」は、「店には鮮(新鮮さと美味しさ)がある」という意味。その名の通り、新鮮な素材を丁寧に扱い、鮮やかで奥深い味を生み出しています。上海蟹の小籠包が売りなので、少し値が張りますが、その価値はあります!

旨みがすごい!
「感蟹貴客」は必食です!
ここの名物といえるのが、「感蟹貴客(gǎn xiè guì kè/ガンシエグイカー)」。「蟹を楽しむ貴客」という意味。その名の通り上海蟹を存分に楽しめます。
この一皿は6個の小籠包のセット。純蟹粉、純蟹黄、純蟹膏という三種の蟹素材を使った小籠包が2個ずつ、計6個入った贅沢な一皿なんです。

- 純蟹粉:蟹の身そのものを細かくして包んだもので、繊細ながらも旨味がぎゅっと詰まった一品。
- 純蟹黄:蟹の卵巣を使用。クリーミーで濃厚、口の中でとろけるような感覚。
- 純蟹膏:蟹の内子。独特のコクと深みがあり、お酒とも相性抜群。
この一皿で上海蟹のオスもメスも食べ比べができる贅沢な一皿。上海蟹を気軽に食べてみたい人にもおすすめのお店なんです。



花より団子もおすすめな上海!
上海はグルメな美食の街
観光地としての上海は魅力がいっぱい。それに加えて、上海は美食の街でもあります。ローカルグルメから高級も。上海料理だけでなく広大な中国全土のグルメも集結しています。上海に訪れた際には、ゴハンも楽しんでください。
上海のトレンドを発信♩
043 - ひろぱんだ
会社員 / 中国 / LEE100人隊
40歳/夫・息子(6歳)/料理部・美容部/上海で暮らしています。現地採用で上海で働きはじめたワーママ。ファッションもコスメも、インテリア、料理もなんでも好きなミーハー迷子になりがち。趣味はおいしいものを食べて飲むこと。旅行、お出かけも大好きです。上海で見つけた素敵なコト、モノを発信していきます。身長168cm。
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