1日の中で朝食の時間が一番好きなわたし、
365日のうち9割以上の朝食がスープとパンorサラダとパンです。
和食も大好きですが、朝はパン、がもうずっとの習慣であり楽しみになっています。
もう少し若い頃は、パンとサラダとスープとヨーグルトとフルーツ、といった感じのもりもりな朝食を毎日食べていましたが、ここ最近はスープorサラダ+パン、紅茶が定番になりました。
(週末、朝昼兼用のブランチ的に食べる時にはもりもりもあり。)
そんなわたしの最近の朝食スープの記録。
春の緑のスープ

新玉ねぎとねぎ、新じゃが、アスパラガス、ブロッコリー、スナップエンドウ、菜の花のポタージュです。
春野菜を少量ずつ、たくさんの種類を合わせて煮たスープ、
青々した香りは似ているようで少しずつ違って、それらがレイヤーのように重なって深い、けれどふわりと春の風のように軽いスープです。
味付けには玉ねぎ麹をひと匙加えました。
今の時期だけの特別なスープで、作っている時も食べる時もうきうきします。
簡単なレシピを
野菜はそれぞれ適宜切ります。
新玉ねぎは繊維を立つように薄切りに、ねぎは適宜切り、新じゃがも薄切りにして水にさらします。
アスパラガスは硬い下の方は皮をむいて適当に切り、ブロッコリーは小房に分ける、
スナップエンドウは筋を取る、菜の花は量は少なめに、硬い下の方は落としておきます。
鍋にバターをひとかけ火にかけて、新玉ねぎを入れて塩をぱらり、弱火から中火で炒めます。
続けてねぎ、新じゃが、ブロッコリー、スナップエンドウ、菜の花の順に加えて、同様に炒めていきます。
(1つ追加するたびに塩をひとつまみぱらりとふりかけて炒めるようにすると、野菜の旨みや甘みが存分に出ます。)
水をひたひたより少し多めに入れて、玉ねぎ麹をひと匙加えてふたをして中火で煮ます。
(この時水を多く入れすぎると、しゃばしゃばした仕上がりになるので注意。)
野菜が柔らかく煮えたら、火を止めハンドミキサーで撹拌します。
わたしはあえて粗目が好きなので、ざらざらした感じで撹拌をやめますが、ここはお好みで構いません。
仕上げに塩、胡椒で味を整え、好みで牛乳か豆乳を加えて出来上がり。

仕上げに、別で茹でておいた菜の花をのっけてできあがり。
胡椒をガリガリと挽いていただきます。
この日は軽やかなスープに合わせて、久しぶりに厚焼きマフィンを焼きました。
焼きたてほやほやのマフィンとスープは最高の組み合わせ。
幸せな朝食の時間となりました。

粉吹きの感じがかわいくて大好きな厚焼きマフィン。
時々無性に食べたくなって焼きます。
わが家の定番 ザワークラウト風スープ
内田真美さんの本で見て以来、ずっと作り続けている大好きなスープ。
千切りのキャベツをむしゃむしゃ食べられるスープは食べ応えがあります。
ビネガーと白ワインの爽やかな酸味がとてもおいしい。
ソーセージも一緒に煮て、粒マスタードをたっぷり添えて食べるのが最高です。

新ごぼうのスープ
こちらも春のスープで、新ごぼうが出たら必ず作ります。
ふわりと土の匂いがするようなポタージュには、仕上げに生クリームを少し加えてクリーミーに。
間口が小さいカップに盛り付けて、パイでふたをしてこんがり焼いて食べるのもおいしいのです。

鶏と豆とねぎのスープ
こちらはおかず系スープのような、一皿でお腹が満たされるスープです。
お気づきかもしれませんが、わたしは豆のスープがとても好きで、ミネストローネなどにも豆は欠かさず入れたくなります。
特に好きなのが大豆。
イソフラボン摂取が目的ではなく単に好きなだけですが、ゆらぎ世代の今はなおのことせっせと食べたいところ。
ねぎも鶏肉もほろほろに柔らかくなって、滋味深い鶏のだしに包み込まれるようなとっておきスープです。

新玉ねぎのシンプルスープ
滋味深いつながりで、新玉ねぎと鶏のスープだけのシンプルなスープを一つ。
新玉ねぎが出回る時期限定なので、刹那のスープと呼んでいます。
鶏のブイヨン(鶏ガラでとったもの、もしくは鶏ハムなどを作った際の茹で汁でも◎)、新玉ねぎ、ベーコン、ローリエ、塩、胡椒。
これだけをお鍋に入れてゆっくり煮ます。
本当においしくて、とろとろになった新玉ねぎを食べるためのスープです。
このスープを作ると、新玉ねぎがあっという間になくなってしまう。

ミネストローネにはこんがり焼き目をつけたねぎを
よく作るスープの代表、ミネストローネ。
先日、LEE DAYSブロガーのeringoちゃんに教えてもらって、こんがり焼き目をつけたねぎを加えたら、新しいおいしさに出会えました。
おいしいものを作る人のアドバイスは偉大!
気に入ってしょっちゅうねぎに焼き目つけています。

スープ作りのいいところ
何種類もの野菜を合わせて煮れば、一皿で野菜がたくさんおいしく取れるのが何より素敵なところだと思います。
前日の夕食にたっぷり作って翌朝温めて朝食にも展開できるところもスープ作りのいいところ。
冷凍ストックもできるので、小分けに冷凍しておけば、何もなくともスープはすぐに食べられます。
一人暮らしの息子にも時々差し入れすることも。
旬の野菜で作るスープで、季節の移り変わりを感じることができるのもうれしい。
果物で作るデザートスープなども美しくておいしくて大好きなのですが、
こちらはまた別の機会にご紹介できればと思います。
あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 /
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
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あき