北陸も、最近は日差しが暖かく感じる日が増えました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
この春、
卒業を迎えられるお子さんがおられる方も
きっと沢山いらっしゃるのではないかと思います。
母から譲り受けたものたち

私の卒業式コーデは、
母から譲り受けた、ピエール・カルダンの
上下のブラックレースのツーピース+ジャケット。
シルクとウール混で、光沢があり
カジュアルにも使える感じでは到底なく笑、
超王道のフォーマルスーツという感じですが、
これは母が
私の高校の卒業式で着ていたものでした。
以降、節目で時々着ていたようなのですが、
この度手放すということで、譲り受けました。
母は私より10cmくらい身長が高く、
最初、袖を通したときに、
見頃はゆったりだし、袖丈は長いし、
なんか着られている?感じに見えました。
そこで、リフォーム屋さんに持っていき、
自分の体格に合わせて仕立て直してもらい、
今回、ハレの日のコーデに着てみました。
いや〜リフォームって大事!
というか、サイズ感って大事!!
特にフォーマルなものは、
自分のサイズに合っていないと、
大きすぎても小さすぎてもダメなんだなーと
仕上がったお洋服に袖を通し、実感しました。
そして、昔のものって本当に、質が良い。
黒の光沢感が、上品でハレの日にぴったりで
我が母ながら、私の卒業にも、
良いスーツを着て参列してくれてたんだなあと
20数年来の感謝が、ここに生まれました。
パールは、結婚するときに

真珠のネックレスも、
結婚し家を出るときに、
私も、姉も
母が持っていたものを譲り受けました。
冠婚葬祭など、パールは絶対使うから、と。
その時は???でしたが、
結婚して子どもを持つと、
ああ、こういうことか〜と。
確かに、毎日使うとかでは無いものの、
園や学校の式、誰かの結婚式、葬儀など
首元に何か、、という時には
パール一択というシーンがこれまでにも沢山あったので
持ってないと困るものだと思いました。
このスーツとパールを着けることで、
遠方で当日参加出来ない母も
一緒に式に参列してくれているという、
そんな気持ちになれました。
娘に受け継ぐものがたり

LEEでも竹下玲奈さんが毎月の連載で
「娘に受け継ぐ物語」というタイトルの連載をしていますが、
いいものって、本当にずっと使えるし、
手入れして、味が出て更に良いモノになる品もあります。
私も、娘に受け継ぎたいと思えるような名品を
この先、少しずつ揃えていけたらなと思います。
卒業式は親のハレの日でもある
卒業式は、本当に感動的な式でした。
6年間の学校生活は
コロナ流行で、長期の休校を経験しました。
また、娘は能登半島地震で一番の親友を失い、
学校に行けなくなったこともありました。
沢山のことがあったけれど
こんなにも大きくなったのだと
入学式に参列した6年前からは
想像も出来ないような成長をし
沢山の時間を、大切な仲間とともに
この学校で過ごしてきたんだなあと
胸が熱くなりました。
同時に、
毎日いってらっしゃいと
おかえりの声がけをし
プリントを出さないままでキレたり、
体操服を月曜朝に出されてキレたり笑、
親もまた、子とともに歩んだ6年間。
親としても、卒業なのだな、と
ちょっと寂しい気分もありました。
様々な思い出を心に巡らせながらも
本当にこの1日は
すべてが明るく、素晴らしい1日でした。
この日を無事迎えられ、
娘を支えてくれた、すべての方々に感謝です。
改めて、
卒業、おめでとう!
001 - ミミ
専門職 / 石川県 / LEE100人隊
41歳/夫・娘(13歳)・息子(5歳・2歳)/料理部・美容部/旅、インテリア、ガーデニングなどが好きです。おいしいものも大好き。3人の育児と仕事で目が回りそうな毎日ですが、LEE100人隊の活動は自分の中の「好き」を再発見できる大切な場所です。気づけば2年目!いろんなことにチャレンジしながら、日々を楽しく過ごしていきたいです。
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001 ミミ