あの日からもう14年が経つのですね。
”もう14年” ”まだ14年”
次男が生まれてすぐだったので、同じ年を生きている子供がもう中学生になる年、なんだなと思い、私はもう14年、と言葉にしました。
毎年この日が近くなるとあの恐ろしい津波の映像が流れることが増え、未だ心が痛くなります。
先日、警察庁の発表があり、報道を目にした方もいるかと思いますが、2025年3月1日時点で行方不明者は現在2,520人。昨年から人数は変わっていないとのこと。
家族の元に帰れない方がこんなにも多くいるという数になんとも言えない気持ちになりました。
あの震災が起こった時刻は、14時46分頃。子供たちがまだ学校や幼稚園にいる時間のご家庭も多い時間ですよね。親元から離れている間に起こる可能性もある。そんな時みなさんのご家庭ではどんな約束を子供たちや家族としていますか?
ちなみに我が家の旦那さんは、震度4以上で非常呼集がかかり、家族の元を離れ市民の救助活動へ行きます。つまり、災害時は私と子供たち2人、わんこ2匹で終息までを過ごさなければいけません。
結婚する際、私の親に「僕は、災害が起きたらしろちゃんより市民の安全を護らなければいけません。子供ができても同じです。一緒にいることができません。それでも僕との結婚を許していただけますか。」と言った旦那さんの顔が未だに忘れられず、この人がいない分、家族を守るのは私の役目だと思って…結婚もうすぐ19周年になります( ゚Д゚)未だになにもないのがありがたいです。
みんなで備えよう。約束をしよう。
備蓄品の用意は勿論のこと、災害が起きた時家族全員が揃っていないことも大いにあります。
どこに逃げる?ママが来るまでどこで過ごす?うなとフルスはどうする?再確認を子供たちを交えて家族でします。
どんなにママが来なくても、そこでずっと待ち続けること。動かないこと。近所の方に顔と名前を覚えてもらう為に挨拶を常日頃からしておくこと。
そして、困っている人がいたら必ず助けること。
元々静岡県は東海沖地震が起きる起きると言われ続けてン十年。防災県としても名高いおかげで子供たちの防災意識も小さな頃から相当養われています。
色々なパターンを想定して、再確認して、どんなことが起きてもみんなで生きて再会する、というのが一番の目標としています。そして、お年寄りが多い地区でもあるので、困っていたら助けるように、と伝えています。
そして毎年最後に旦那さんが長男と次男に言うのが
「ママを守るのはお前たち2人の仕事だからな」
と( *´艸`)こっぱずかしいセリフですがwww子供たちが言葉がわかる年になってからずっと言ってくれる一言です。
普段は物静かな長男と、お調子者の次男ですがこの言葉は必ず真剣な顔で頷いてくれます。ありがたいです。小さな頃からパパに言われた言葉をきちんと守り、災害以外でもなにかあればすぐに私の心配をしてくれている息子たち。私の子供だと思えないくらいしっかりしているのはやっぱり旦那さんの教育のおかげかな、と思っています。

備えすぎぐらいがきっとちょうどいいんです。
なにも起こらないのが一番いいんです。
今日、この日はもう一度、家族みんなで災害時の話し合いをしてみてはいかがでしょうか。
039 しろ
しろ
会社員 / 静岡県 /
39歳/夫・息子(16歳・13歳)/料理部・美容部/休みの日はクロスバイク、ランニングで汗をかくのが大好きです。わが家のゴールデンレトリバーの末っ子長女にもたまにランニングに付き合ってもらってます。腹ペコ男子たちの胃袋をがっちりキャッチする&健康的な体作りのため、美味しいご飯を作るのも大好きで、日々レパートリーを増やすために勉強の日々です。
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