元々本を読むのが好きで、小さな頃から図書館の本を棚１面読んでも足りないくらいの活字の虫だった私。
そこから派生したのか、美術館が好きで色々な美術品を観るのも好きになり。設計士の母や家具職人の祖父の影響で建物や造形物に興味を持ち。子供が生まれてからはカメラの虜になり一時期は本気でカメラマンを志したり…
ただ、残念ながら母や祖父にあるアーティスティックなセンスは兼ね備えていなかったのでした( ;∀;)
前置きが長くなりましたが、静岡県島田市川根町の抜里集落で開催されている”UNMANNED EXHIBITION無人駅の芸術祭/大井川”へ。
※掲載させていただいた写真たちは全てインフォメーションセンターにて掲載許可いただきました。ありがとうございます。※
大井川鐡道抜里駅を中心に、抜里集落全体がアートの舞台となっているお祭りで、今年で７回目になります。私も過去３回、子供たちを連れて遊びに行っていますが、今回は旦那さんと、２匹の毛深い娘たちと一緒にお邪魔してきました。
全ての展示は残念ながら見ることができませんでしたが、美しく広がる茶畑と雄大な山に囲まれた景色、そこに広がるアートの世界観を十分楽しめたと思っているのでご紹介させてください♪
アート作品をご紹介するよ～
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＜形狩りの衆＞顔の家2024
金谷ー抜里までの集落で呼びかけ参加者を募りライフマスクの実施をしたとのこと！顔だけが並んでいる姿がなんとも不気味ですが、このワークショップの様子を紹介した写真には川根集落の皆さんの笑顔が溢れていてなんとも楽しそう！型取りした自分の顔はナンバリングされているそうなので探してみるのも楽しいんだろうな～
なんともシュール。
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＜さとうりさ＞地蔵前３/サトゴシガン
毎年場所を変えているサトゴシガン展示（里子志願？）は今年は民家に登場していました。お地蔵さんのように地域になじむのは可能か、というテーマでの預かりプロジェクト！色んなところにステイしている様子の写真が本当ほっこりします( *´艸｀)
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＜Ssoi,Park＞Milkyway:波（WAVE）
瞑想的鑑賞法…初めて聞いたんですが、しーーーーんとした民家の中で作品を見ていると確かに小宇宙をふらふらしている気になるから不思議。
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＜西田秀己＞境界のあそび場Ⅱ/ちゃばらのカーテン
無人駅の芸術祭といえば、の1つ、ちゃばらのカーテン。天気がよかったので裾から見え隠れするお茶畑が綺麗でした。
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＜小山真徳＞てのひら
旅人の視点を軸に製作活動をしている小山さんの作品は、行き交う車の運転席からの合図からインスピレーションを感じて製作したそう！確かに、右手挙げて”はいよ！”ってされるの好きだし心地よいですよね
番外編 インフォメーションセンターに飾られている内田慎之介さんの巨大マンガ（襖に直画！）
これは2023年の作品だそうです。島田市出身の御縁からライブペイントを行ったそうで、マッキーペン１つでこの迫力ある作品を作ったとのこと。
アート×集落
↑箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川、です。
人は、より便利で快適な生活を求めます。町から都市へ、都市から大都市へ。だけど、その原点に未だ暮らしている人がいて、生活をしているんですよね。
駅員さんがいない駅って、最近の子供たちって見たことあるんだろうか…
今回の無人駅の芸術祭のテーマは３本柱になっていて、”地域農業と芸術””国際関係と芸術””企業活動と芸術”。抜里地域の日常の中に及んでいるアーティストたちの創造的思考。内発的に変化していく集落のこれからと、世界に発信できるくらいのクオリティの芸術作品の数々をもっと広く知ってほしいな、と思いました。
美しい村の風景をこれからも大切にしながら、前衛的な作品をアーティストの方たちが作って…そこから発展していくことを期待します( *´艸｀)
ステキな芸術祭は３／16まで開催中です。
039 しろ
しろ
会社員 / 静岡県 /
39歳／夫・息子（16歳・13歳）／料理部・美容部／休みの日はクロスバイク、ランニングで汗をかくのが大好きです。わが家のゴールデンレトリバーの末っ子長女にもたまにランニングに付き合ってもらってます。腹ペコ男子たちの胃袋をがっちりキャッチする&健康的な体作りのため、美味しいご飯を作るのも大好きで、日々レパートリーを増やすために勉強の日々です。
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