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【東京】子どもにも大ウケ!「ゴミうんち展」が予想以上にアートで考えさせられました@21_21DESIGN SIGHT

  • 011 MARINA

2025.02.11 更新日:2025.02.13

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9月からの企画展「ゴミうんち展」。思わず二度見してしまうその企画展名に親子で興味を持ち、開催期間ギリギリ滑り込みで行ってまいりました!

※掲載許可をいただいています。ありがとうございます。

東京ミッドタウンというオシャレな場所で催されているこちらの展示。

一体どんなポップな企画なのかと思ったら「ゴミもうんちも、全てのものは巡り巡る(「pooploop」という概念)」という壮大なスケールのテーマを持った企画展なのでした。

地球規模でのお話だということをまずは入り口で地球、時間、砂時計といったアートで表現があります。

おや?これは子ども向けではなかったかな…?

と思ったら、少し進んだ次のブースにちゃんとポップなうんちが。笑

この空間で子ども達の気持ちがほぐれました。笑

トイレや便についてのマークの展示があったり、

江戸時代の厠の絵があったり、便座の進化の変遷が置いてあったり。

そうかと思えば「loop」というところに焦点が当てられ、時間をテーマにしたコーナーがあったり。

細部に渡り手が込んでいて、じっくり見れば見るほど発見がある楽しすぎる空間がずっと続きます!

印象的な展示が多い中、子どもの反応が良かったのは映像の中にEテレの「デザインあ」を感じさせるものが時折流れていたところ。

この展示会のディレクターである佐藤卓氏が「デザインあ」の総合指導をご担当されているところからなのですが、いつも見ているあのデザインが登場したところで子ども達も一層引き込まれていった感じがします。恐るべしEテレの力。ありがたきアートへの入り口です。

展示を進んでいくと、ゴミとうんちとは一体どこを指すのか。そんな概念的なところが問われます。生物の排泄物だけではなく、例えば「飛行機を解体している写真」が展示されていたり。

割れた陶器を再度燃やして新たな陶器を作る「再燃焼」というリサイクルの仕方を紹介していたり。

カビやサビについての研究を展示していたり。

さらには、ゴミやうんちをリサイクルして製作されたアート作品が展示されています。その中でも特に目立っていたのは、動物のフンをコーティングして作ったその動物の等身大の置物。体を形成している一粒一粒がフンなんです。

ミミズの糞塚で金色の壁面アートを作っていたり。

本当に色んな角度からゴミと循環を巡っている空間が広がります。

「すぐ燃やすのでも水に流すのでもなく、じっくり観察し、単純化せずに新しい態度で向き合うと、語りきれないほどの不思議や好奇心に出合えました。」というこの展示の真髄、ここにありです。



行ってみたら予想を遥かに上回る壮大な規模での廃棄物・環境循環について、アートを通して考えさせられたこの展示会。

アートを入り口としているので子ども達には短くも印象的に、物の「循環」について色んな話をすることができました。

今日の展示はきっと心のどこかにずっと残るんじゃないかと思います。アートって偉大で無限大だなと改めて感じた1日でした!

MARINA.

011 - MARINA

医療関係 / 東京都 / LEE100人隊

35歳/夫・娘(7歳)・息子(5歳)/料理部・美容部/生まれも育ちも横浜っ子な私が、結婚を機に韓国ソウルへ赴任帯同。転勤で関西にて4年過ごし、現在は東京生活!カフェ・グルメ・体験型スポットへのお出かけ・インテリア雑貨めぐりを楽しんでます。カジュアルなファッションが好きで、LEEは昔から愛読書。ワーママライフで毎日光の如く過ぎ去る慌ただしさですが、楽しいことを見つけて共有していきたいです♪

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