【読書記録】『高山都、もの語り ひとりごと、ふたりごと』｜生き方はもの選びから見えてくる

こんにちは　キッキです。

高山都さんのご著書 「高山都、もの語り ひとりごと、ふたりごと」 を読みました。

TBあきさんや014ちょこちゃんも紹介されていて、読んだ方も多いのではないでしょうか。

この本が発売されたのは2024年11月。

今回読んだのは、高知で開催された都さんのトークショーに参加し、サイン本を手にすることができたから。

直接お話ししながら手渡していただいた、大切な一冊です。

「高山都　もの語り　ひとりごと、ふたりごと」

本の中には、都さんが長年愛用しているものや、こだわって選んだアイテムが紹介されています。

ただのお気に入り紹介ではなく、それぞれの背景や思いが丁寧に綴られているのが魅力。

ライフスタイルや価値観が詰まった一冊ですが、そこには楽しいことだけでなく、しんどかった時期のことや葛藤も。

どのエピソードもまっすぐな言葉で綴られていて、都さんの気持ちや選択の背景に自然と引き込まれていきます。

ひとつひとつの言葉が、積み重ねてきた時間の中で生まれたものだからこそ、読み進めるうちにじわじわと心に染み込んでいくようでした。

「今の自分を大切にする」心が伝わる写真

この本のもうひとつの魅力は、写真の温かさ。

撮影を担当されたのは、夫の安井達郎さん。

トークショーでもその裏側についてお二人からお話を伺うことができました。

都さんの日常のワンシーンが切り取られた写真はどれも素敵で、自然体ながらプロならではの美しさが感じられます。

食卓の風景や愛用のアイテム、お気に入りの場所など、どの写真にも都さんが大切にしているものや、日々を心地よく過ごすための工夫が詰まっています。

ページをめくるたびに、その瞬間の空気感まで伝わってくるようで、まるで都さんの暮らしをそっとのぞかせてもらっているような気持ちになりました。

刈谷農園の有機栽培の生姜

トークショーの際にいただいたのが、高知県産の有機栽培の生姜。

都さんが何度もリピートしているお気に入りの生姜を、参加者ひとりひとりにプレゼントしてくださいました。

この生姜を使った「おいしい生姜ダレ」のレシピも教えていただき、本の中に掲載されている蒸し鶏のレシピと一緒に作ってみることに。

蒸し鶏とクタクタブロッコリーと生姜ダレ

料理苦手部を公言している私ですが、トークショーでお聞きした都さんの料理のお話は、そんな私でも思わず作ってみたくなるようなものばかりでした。

蒸し鶏だけでもしっとり柔らかくておいしく、子どもたちからも好評。

そして、生姜ダレがとにかく絶品！

「男の人も好きだと思う」という都さんの言葉通り、夫も気に入ったようで、蒸し鶏だけでなく、お豆腐にもかけて楽しんでいました。

都さんの笑顔に癒された、忘れられない時間

トークショーの後には、サイン本のお渡し会も。

その際にはLEEのお話もさせていただきました。

LEEでよく拝見していた都さんが目の前に！しかも直接お話しできる機会が！！

緊張しすぎて、能面のような表情で話してしまったのが心残りですが、優しい笑顔と温かな声に癒され、素敵な時間を過ごすことができました。

疲れ気味で、なんとなく気持ちが沈みがちだった日々。

でも、都さんにお会いしたことで、すんとなっていた気持ちが、ぱっと晴れて元気をもらえたような気がします。

ものを持つこと＝生き方の表れ

この本を読んで、自分の暮らしをもっと大切にしたい気持ちが強まりました。

ものを選ぶ基準、日々の習慣、好きなこと、それらが積み重なって「自分らしさ」になる。

そんなことを改めて考えさせてくれる一冊です。

また元気の出ない時は、そっと手に取って何度でも読み返したいと思います。

きっと今回のように、また優しく背中を押してくれる気がします。

▼都さんの「一生もののおしゃれセンスの磨き方」も参考になります。こちらもぜひチェックしてみてくださいね！

018 キッキ