今日は2月1日、東京と神奈川では私立中学校の入試がスタートする日です。中学受験に関しては地域差がかなりあると聞いていますが、この少子化の時代に東京では受験生が増え続け、高止まりしているそう。中学生の長男も、2年前のいま頃は受験真只中で、今でも、この時期になると胸がざわつきます。

二十数年ぶりに購入したマンガ

中学受験をテーマにした本は数あれどマンガは珍しく、中受ママ界隈で話題になっていた『二月の勝者』。全21巻、2018年に1巻が発売され、2024年に完結しています。普段マンガは読まず、「コレ面白いからママも読んで〜！」と子どもたちに推されて読む（『怪獣8号』とか）以外は手にすることのない私でしたが、大人になって初めて、本当に久しぶりに当時買いました。

塾と受験生と親子の物語

ストーリーはご存じの方も多いと思いますが、中学受験塾を舞台に、小学6年生の春から受験が終わるまでの1年間が描かれています。もちろんフィクションですし、キャラクターは多少オーバーに描かれている部分もあると思いますが、受験生を取り巻くシチュエーションや描写は細かくてリアル。夏期講習に模試に志望校選び…どの時期にどのような悩みにぶつかり、覚悟が必要なのか。実際は、塾によっても、子どもによっても全く異なりますが（十人十色！）、受験イヤーをどのように過ごすことになるかを、大まかにイメージすることができます（長男の受験当時はまだ結末は見えていませんでしたが）。

様々な状況の子どもたち、家庭が登場する中、親の気持ちに感情移入してしまうママは私の周りでも多数。私も、1巻から涙したひとりです。中学受験するしないに関わらず、親が子を思う気持ちは同じ。子どもの幸せのために何ができるのか、今も、答えは日々模索中です。

受験は中学生活のスタート

今日の東京の空。風もなく、穏やかな晴天。2年前は、朝、電車に乗った時、親子の多さに驚いたことをよく覚えています。ひとりひとり、それぞれの中学受験ストーリーにエンディングがあると思いますが、受験はゴールではなくスタート、とはよく言われていること。どのような結果であろうと、よいスタートを切れますように。

LEE100人隊 アイコ