長らく続いた副鼻腔炎

もともと昔から風邪を引くと鼻水だけがしばらく残りがちだった私ですが、20代ごろまでは体力？若さ？で特にしんどさも無く乗り切っていました。そもそも風邪をあまり引かないので、寝込んだような記憶もほとんどない！20代は空港勤務だったので夜勤もこなして明けの日にそのまま旅行にいったりと、今考えると恐るべし体力！

ところが30代半ばに第二子を出産し、さらに0歳から保育園に入園したあと、あらゆる風邪を次から次へともらってくる我が子…当然親にもうつります。それはそれはもう風邪問屋か…と言いたいぐらいすさまじいのです。夜泣き対応などで細切れ睡眠の体には、抵抗力など無し！100％私ももらっちゃうわけです。特に私は子供からの風邪から続く副鼻腔炎の症状が長引いていたここ最近。その都度耳鼻科に行き治療をしていたわけですが、今年の夏が過ぎたころに感じた異変。
「あれ…？なんだか左側の頬と鼻が猛烈に痛い！いつもの副鼻腔炎と違う？」と感じ、耳鼻科で精密検査を受けると…「副鼻腔真菌症」という病気になっていることが判明しました。ドロッとした鼻水と顔面痛がなかなか治らず、薬飲んで一度おさまってもまたすぐに症状が出てくるという繰り返し。

どんな病気かというと、副鼻腔に真菌（カビの一種）が溜まってしまい炎症を起こすという。薬での治癒は見込めず手術一択になるという話を主治医の先生から聞き、総合病院に紹介状を書いてもらい入院し手術を受けることになったという流れです。

3泊4日の入院と手術

私の場合は、術前の検査を前の週に行ってから3泊4日の入院。内視鏡下副鼻腔手術と鼻中隔弯曲症の手術を同時に行うこととなりました。

総合病院の耳鼻咽喉科病棟にて4人部屋。
翌日全身麻酔下での手術ということで、とにかく不安と緊張で…
（術前なので食欲はあり！）
そんな中忘れ物の多数(笑)自宅から出る際もとにかくバタバタだったので、玄関に院内用のシューズと現金を忘れ、院内のコンビニ(現金がないのでスマホ決済）でスリッパと飲み物を調達。
現金がないため、テレビカードを買えず（苦笑）翌日の手術に備え早めに就寝！と意気込んでいたものの、同じ部屋の患者さんが次々に手術へ向かい、術後帰ってきた様子（音など）に敏感になってしまい、とにかく寝られない…ほぼ一睡もできないまま朝を迎える…。

夜中から絶食、朝9時から飲み物も禁止で点滴開始！
不安で手足がキンキンに冷えていく～

13時、時間通りに手術室へ。主治医の先生へ「こわいですーーー＞＜」と半泣きで訴える私。
先生は、寝ている間に終わっちゃうから大丈夫！と励ましてくれ、麻酔が入った途端一瞬で夢の中へ～本当に起きたら終わっていました。起きたときは、そうだ私は今手術を受けていたんだ！とハッとしました。

術後の痛みは、帝王切開後の痛みと比べると三分の一といったぐらい。鎮痛剤でコントロールできる程度だったと思います。

痛みより辛かったのは…「口呼吸」！

そうです、口呼吸…！
完全に止血用のガーゼが両鼻に詰まっている状態なので鼻通りがまったくないんです！
さらに辛かったのが夜寝る際に、口呼吸でいびきをかいてしまうこと。

自分自身の「ガッガーっ」といういびきで度々起きてしまうので、その日も寝られず。
そのことよりも同部屋の皆さんに私のいびきで迷惑をかけているという状況が辛く、看護師さんに泣きながら相談に行ったことも。(泣)　それが一番の精神的ストレスだったかも。できたら個室を選べたら良いなと思いました。

退院日までガーゼが入っていたので丸2日間完全に口呼吸。普段意識して鼻呼吸にしているので、退院日に除去してもらった時のあの解放感…忘れられません！

入院中読んだ本はこちら

OURHOME Emiさんの「今日から変わる わたしの24時間」。
術前、術後と元気になれるヒントをたくさんもらえた本でした。
こちらについては、次のブログで書こうと思います♡

鼻通りの良い未来へ向けて！

無事に退院してきまして、ゆったりと過ごしております。
でも、年末年始は家事育児でフル稼働。
できるだけ体に負担が無いように心がけていますが、入院中の徹夜？の影響で時差ぼけ真っ最中。年始の仕事はじめまでには時差ぼけがなおっていれば良いなと思います。
不安だらけの私に寄り添ってくれた先生や看護師さん、病院スタッフの皆様には本当に感謝しかありません。

少しでも異変を感じたらすぐに受診！健診も大事だなと心から感じました。

術後の鼻洗浄も欠かさず、長年悩まされていた鼻の症状が快方に向かうことを願って！
今年の漢字は「鼻」ということで、私の2024年を締めたいと思います(笑)！