以前からずっと習ってみたいと思っていた金継ぎ、
2年前に単発のレッスンに参加して以来、少しずつ学び続けています。
最初に参加したのは1回完結のレッスン。
金継ぎは工程がいくつもあり、途中乾燥させる時間も必要になるため、1回完結とはいえその場で完成することはありません。
レッスンでの作業は途中まで進め、あとはテキストと先生のレクチャーを元に自宅でこつこつ継続して作業することになります。
レッスン直後はやる気も記憶もあったので、合間を見てはせっせと作業に勤しんでいたものの、
日々の慌しさにかまけて少し時間が空いてしまったが最後!
工程半ばの器がそのままの状態で放置。。。という一番残念な状態で1年ほど経過していました。
そんな時に、たまたま友人の紹介で金継ぎ教室に出会いました。
作業半ばでお蔵入りになりかけていた器を今度こそ修繕したい!と、
鼻息荒く参加することに。
なんと、この金継ぎ教室で先生のアシスタントとしていっしょに作業してくれるのは、100人隊OGの方!!
奇跡のような繋がりに心強さを感じ、やる気がめらめらと燃えます。
一緒に参加した友人(これまた100人隊OGふうこちゃん)と、お気に入りの欠けた器を持参してさっそく金継ぎレッスンを受講しました。
金継ぎの工程とは?
金継ぎは工程がいくつもあるのですが、ざっくりした工程としては
・割れた破片をくっつけて
・かけた箇所を埋めて
・最後に修理した箇所に漆を塗り、金粉を蒔いて乾かし完成
という流れになります。
(↑は欠けを埋めたもの。ここから表面をフラットにするためやすりで研磨していきます)
大まかには上記の工程ですが、間に紙やすりで研いだり、カッターのようなもので削ったり
(傷の表面や、埋めた部分をフラットにするため)、塗ったりくっつけたりした後は乾かしたり
(こちらが結構な時間がかかります)、時間も手間もたくさんかかります。
しかし、黙々と作業する楽しさや、少しずつだけれどお気に入りの器が自分の手によって修復していく様子がうれしくて、はまってしまいます。
9月に1回目のレッスンを受けて、10月2回目のレッスンの予定だったのですが、
諸事情でずれ込み、12月の下旬、クリスマスが終わった頃に久しぶりの2回目のレッスンを受講しました。
今回は特別編、わが家でランチ付き金継ぎレッスン、として先生に出張レッスンをお願いしたのでした。
今回の出張レッスンは、100人隊繋がりメンバー+先生、というリラックスメンバーだったこともあり、作業しながらもおしゃべりにも花が咲き、ゲラゲラ笑いながら楽しく進みました。
器の状態によって進度が異なるので、今回で完成したものもあれば、さらに乾燥させるもの、研磨するものなど様々でしたが、出来上がった器を見るとうれしさもひとしお!
できあがり
金で継いだ箇所がデザインのようで素敵なのです。。。!
引き続き作業中の器があと3枚、今度こそは最後まで辿り着くべくがんばります!
WSのあとはランチの時間
もりもりのサラダプレートとスープのランチで今年最後のおもてなしです。
わたし的ど定番のサラダプレートとスープの組み合わせですが、見た目にも華やかでお腹も満たされるので気に入っています。
この日のサラダプレートは
ポテトサラダ
ネギのマリネ
茹でれんこん
茹で大豆
紫玉ねぎのマリネ
にんじんラペ
モッツァレラチーズ
ズッキーニ
ディル、リーフ
鯖のグリル
キウイ
にんじんと柿のスープ
根菜のグラタン
おしゃべりしながら食べて笑って、気がついたら夕方になっていたほど楽しい時間でした。
金継ぎには、漆で接着して金で装飾する、日本の伝統的な手法の金継ぎとは別に、
新うるしという合成塗料を使って行う簡易金継ぎというものもあります。
今回わたしは漆を使った金継ぎを学びましたが、手軽に手早く1DAYレッスンなどでできる簡易金継ぎも人気なのだそうです。
いずれも、割れたりかけたりして使えなくなってしまった器を、自分の手で修復して甦らせることができ、金の装飾がデザインになってさらに素敵になるなんて、こんなにうれしいことはありません。
まだ勉強中ではありますが、少しずつ技術を向上させて、一生の趣味にしたいなあと思っています。
TB - あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
この記事へのコメント( 6 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
TB あき