猫が好き、なのに猫には避けられがち、街で猫を見るとそこから動かなくなる040 きなです。
器が好きです
食器好きの母の影響で、昔から食器類を集めるのが好きです。
中でも一番好きなのが、唐津焼。
佐賀県唐津市の焼き物・唐津焼
↑唐津といえば・・・唐津城です。
唐津焼、とは、一般的知名度は低いかもしれないので簡単に説明させていただくと
安土桃山時代から続く伝統的な焼き物で、茶道の世界では「からつもの」と呼ばれるほど人気があり、茶碗は古くから「一楽二萩三唐津」と言われているそうです(「一井戸二楽三唐津」の説もあり)。
唐津はその昔、大陸との交流も盛んであり、渡ってきた陶工から伝わった技術も取り入れられています。
当時の感覚だとハイカラな焼き物だったかもしれません。
粗い土を使った素朴な風合いが特徴で、絵唐津、斑唐津、粉引唐津など非常に多くの種類があります。
↑唐津のゆるキャラ・唐ワンくん。唐津に住むと、クリスマスに唐ワンサンタが来てくれます。年賀状も返してくれる、律儀なゆるキャラです。
伝統的なもの、現代的なもの
元々種類豊富な唐津焼、その伝統的なものに加え近年では今の生活に馴染むようなものが増えたので、そのときの気分に合うものが見つかるのが唐津焼の魅力です。
そして私が気になっている窯元さん、それが
「赤水窯」さん
なのです。
唐津のシンボル・鏡山という山の麓にある、おしゃれな佇まいのギャラリー。
↑十分おしゃれな外観なのですが、新緑〜夏だと、葉が生い茂ってもっと素敵だとのことです
昔からここの前を通るたびに「喫茶店なのかな?」と思っていましたが、まさかの窯元(調べると昔はここの陶器でお茶が飲めるという喫茶店もやっていたらしいです)。
熊本千治氏、熊本象氏の親子二代が手がける器たちが並んでいます。
猫モチーフに猫店長
実はこの赤水窯、岩合光昭さんの「ねこ歩き」にも出たことがあるのです。
なぜかというと・・・。
店長さんが猫。
現在は二代目の店長さんで、「ねこ歩き」に出演したのは先代の店長さんなのですが、どちらも丸顔がかわいいブリティッシュショートヘア。
運が良ければ出会えます。
(ねこ歩きに出たあと、遠くはなんと北海道から訪れた方がいたそうです!猫好き恐るべし)
↑現在の店長さん。私がいるので不安そうな顔に・・・(泣)。
猫モチーフの焼き物も
ギャラリーには「さすが唐津焼・・・!」と目を見張る作品もありますが、意外とお手頃でかわいいものもたくさんあります。
そして、店長さんが猫だけに、猫モチーフの陶器もいろいろと。何時間でも見ていたい。
↑ちょっとゆるい猫さん
入口にはなんと500円でできるガチャも!!
まずはこちらを試して、唐津焼に触れるのも良いかもです。
↑箸置き
↑おちょこ
↑そして猫!!
見ているだけでも幸せな作品たち
唐津焼は「作り手八分、使い手二分」、花を生ける、お茶を入れる、食べ物を盛り付けるなど、使って初めて作品が完成すると言われています。
まだ未完成のものを、自分が使って完成させる。
ちょっと素敵じゃないですか??
使い込むとだんだん風合いも変わってくるのも良さのひとつです。
唐津、意外と行きやすいところです
佐賀県というと、福岡と長崎に挟まれてどうやって行くの?って思われるかもしれませんが、実は唐津は福岡からのアクセスがバツグン!
福岡空港から電車一本、一時間ほどで行けるのです。
途中乗換があることが多いですが、タイミングが良ければ乗換なしの直通があり、約一時間座っていれば着きます。
↑赤水窯さんのそばにある、鏡山からの景色。日本三大松原の一つ、虹の松原が見えます。
今後も増えそうな予感
今回購入した器たちは、また別のクリップでご紹介したいと思いますので、ご興味があればそちらもよろしくお願いします♪
撮影・掲載許可いただいております。ありがとうございました!
040 きな
040 - きな
医療関係 / 福岡県 / LEE100人隊
39歳/夫/手づくり部・料理部・美容部/食べること飲むことが大好き!福岡生まれの福岡育ちです。ミーハーな性格なので好きなもの、興味があることはたくさんありますが、神社仏閣めぐり、温泉めぐり、スポーツ観戦、釣りが特に好きです。美容・健康ネタはすぐに試したくなるタチで、よくドラッグストアに出没しています。ファッション、インテリアは好きなのですがセンスにいまひとつ自信がなくLEEを参考に日々勉強中です。毎日わくわく楽しく過ごせるようなことを、みなさんと共有していけたらいいな、と思っています!
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