毎年、父へのクリスマスプレゼントに、毎日のように使っているてぬぐい（ピシッと縦に四つ折りしたものをシャツ襟の内側に巻いています）を靴下の代わりに贈っています。

PEANUTSのコーナーに「スネークスヌーピー」なるおしゃれな図柄のものを見つけ、来年年男の父にぴったりだと思い即決しました（プレゼントのため開封して図柄をご紹介できずすみません）。

プレゼントを探している時にぎゅっと心を掴まれてしまったのが、「きらきらオーナメント」という赤地に白抜きのオーナメントがちりばめられたかわいすぎる図柄のてぬぐいです。特にスヌーピーのオーナメントがかわいいなと思って購入したのですが、飾ったものを少し離れて見ると木馬がとても印象的でした。まるでほわっとあかりが灯っているように見え、とてもすてきです。

てぬぐいを飾ったのは初めてですが、そのできばえに満足、ほくほくしました。

例年、クリスマスツリーの飾りつけは娘がしてくれるのですが、今年は忙しくてできないため、期末試験が終わってのんびりしている息子にお願いしてみました。普段こちらから話しかけないと、特に会話もない思春期男子ですが、

私「今年は○○（娘の名前）に頼めないからツリーの飾りつけしてくれない？」
息子「…お母さんも見たいの？」
私「えっ？」
息子「クリスマスツリー、見たいの？」
私「あっ、うんうん。見たいよ。」
息子「ふーん。」

というちょっとドキドキなやり取りの後、すぐに取り掛かってくれました。思いの外ていねいにしてくれて、良い感じの仕上がりを娘と喜んでいたのですが、翌朝改めて見てみると。。。

ズームしてみると

夜のうちに追加したそうで（息子も意外と楽しんでくれたんだな）と嬉しく楽しい気持ちになりました。

飾りつけてもらっている時、「テレビ見ながらやってくれてもいいよ」（自然な感じでご機嫌を取ろうとする母）と言ってみると、「見たいのあるんだ」と見始めたのは「チ。ー地球の運動についてー」というアニメです。小学館の同名漫画が原作の、15世紀のヨーロッパで異端とされ禁じられた「地動説」を、命がけで証明しようとする人たちの大叙事詩です。私は食器を洗いながら見るともなしに見ていたのですが、引き込まれるストーリーにいつの間にか息子と一緒に1話見てしまいました。翌日第２話を見ていると衝撃の展開に。「えっ！これ本当なの？大丈夫なの？」と興奮する私に、息子は「珍しいけど交代制らしいよ」としたり顔。まだ序盤ですがおもしろそうで、今後の展開が気になります。

早めのクリスマスプレゼントをもらったような、楽しいひとときでした。

078 なかち