暮らし発見

おしゃれセンスの磨き方。私のお手本は…夫です

  • TB niki

2024.12.12

  • 10

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こんにちは、nikiです。

LEEの今月号は、皆さんもう手に取られましたか?

今月号で私が思わず目を皿のようにして読み込んでしまった特集は…

一生もののおしゃれセンスの磨き方

「センス」って。

おしゃれの根っこの部分。という気がします。

SNSなどでおしゃれな人を見ては「これ欲しい、あれも欲しいー」

となってしまう私からすると、自分のセンスで、自分のものさしで選ぶ力のある人というのは、とーーっても尊敬してしまいます。

それにそれに。

自分にセンスがあるかどうかって考えてみると、どうやら根幹の大事なものが抜けているぞーという気がする。

いろいろがんばっても上辺だけな気がしてしまって、どうーーにも自信がないのです。

なもので、今回の特集をきっかけに、「センスを磨く」ってなんだろ?と、自分なりにも考えるようになりました。(きっかけを与えてくれたLEEに感謝です!)

心に残ってる夫のことば

ある日夫が持ち帰ってきた陶器の壁掛け、とってもお気に入り。岐阜を拠点に活動されているアーティスト・菅祐子さんのものです。

私の7歳上の夫は、もの選びに関してとても厳しい人です。これはたぶん、職業柄。

ファッションはマイスタイルが確立しているので、ほぼ1パターンのコーディネートで年中過ごし、同じ服を何着も持っているような人。(その昔「〇〇駅のスティーブ・ジョブズ」と呼ばれてたと聞いて爆笑してしまった…。ヘアスタイルは天然の葉加瀬太郎さんなんだけどねえ)

そんな夫から見ると、私のお買い物の仕方は「ザ・ミーハー」。

「おい!ミーハー」って呼んでいいよってくらい、ミーハー。

なので、買ってきたものに渋い顔をされることも多々。

たとえばですね、買いやすくてシンプルが売りの某お店のものにも「うーん…」という顔をする。

スリッパひとつ買うにも、まあひどい反応。(うん、憎たらしい…ですよね。)

でも私は欲しかったのーー!

で、けっこうネチネチと(笑)言い返したこともあるんです。

「これ〇〇さんお墨付きだよ!安かったし!」とか、いかにもミーハーらしい理由で。

そんなときに決まって夫が言うのはですね……。

「そのお店のものが悪いわけじゃないんだ。安いし、シンプルでデザインもいいし、店舗も多くて買いやすいし。むしろすごくいい店だと思ってる。けどだからこそ、それに頼りきりだと『ここで買えばいいや』になっちゃって、思考が停止するんだ。」と。

思考が停止する。

この発想には「!!!びっくり!!!」でした。

考えたこともなかった。

身の回りのもの全部がそろう、あの素敵なお店。

たしかに私、なにもかもそこで揃えたらラクでいいよねって思ってた。

何か欲しかったら、まずその店に行けばいいやと思ってた。

それで、「思考が停止する」の反対は、「考えつづけること」なんですよね。

要は、この「考えつづけること」。

=「この世にあふれるたくさんのもののなかから(その某お店も含めて)、自分が本当に良いと思うものを選びとること。」

その経験を積み重ねていくことが、「センスを磨くこと」につながるのかもなあ~なんて。私なりに考えたりしました。

だから、決してその「某お店」を否定しているわけではないんです。(念押し)

「考えるのをやめてしまうこと」を、夫は危険視してるんです。

タイトル「お手本は夫」の真意

最近夫が買ってきて「このセンスだけはどうしても理解できない」と思ってしまった置物。メキシコの多産を願う人形らしい…。顔が3つある…よ…。

タイトルだけ読むと、「のろけてるの??」と思われる危険もあるなあと、覚悟はしてます。

ただ。

私から見る夫は、ものを選ぶことにすごーく真剣なんです。

「センスを磨く」努力をちゃんとしているなあーと思うんです。

毎日たくさんの物を見て、選び抜いて、その魅力を人にも伝えて…という作業を繰り返し。

ポリシーがあるな、と見てて感じるんです。そこは、ちょっとかっこいい。

というか、尊敬に近いのかも。

(注・あくまでセンスだけの話です。家事育児すべて私に全振りなところは、まーっったく尊敬してないです。笑)



そこで改めて、今回の特集を読む

今回の特集に登場されている方々も、まさにそうなのかもなあと思ったり。

いろいろなものに触れて、見極めて、たくさん経験して、「絶対にやめないで勉強し続けて」という竹下玲奈さん。

さまざまな経験や失敗をして、自分に合うものが見えてきたという高垣麗子さん。

古着が大好きで、小柄ながらそれらをどうやってバランスよく見せるか。好きなアイテムをずっと着続けるためにどうアップデートすればいいか。ずっと研究してきたという高山都さん。

みなさん、自分らしいスタイルを作るための努力を怠っていないんです。たくさんの選択肢のなかから、すごく考えていらっしゃるんです。

だから、センスは「もともと持っているもの」ではなくて、「磨くもの」なんだなあと。

雷に打たれたような思いでした……。

SNSなどで、ぱっと見の良さだけで飛びつき、似合わなかったと撃沈する私。

「なんとなくかわいい。買いやすい」という理由で、他の選択肢はないかのようにもの選びをしてしまう私…。

からすると、その違いは歴然です。(ポジティブに捉えるなら、その失敗もまたセンスを磨くための肥やしになる…のかもしれませんが)

試着も苦手だし(めんどくさがり)、「なんとなくいい」で買うことに慣れちゃってたなあ。

服は好きだけど、その先をないがしろにしていたなあと。すごく自覚しちゃった感じです。

うーん。

くどくど書いてますが、言いたいことがうまく伝わってるか…。

わかりづらかったらごめんなさい。

でもですね、今月号の特集。

「センスを磨く」ヒントがまだまだたくさん詰まっていて、すごく読み応えがあるなあと思ったんです。

「読んで終わり」じゃなくて、その先につながる希望というか、新しい何かにわくわくさせてもらえるなあと思ったのです。

まさに新年合併号にぴったりな内容~~!

なんだか今、ファッション1年生みたいな気持ちです。

いま一度「自分らしいスタイルってなにかな?」と考えるきっかけをもらいました。

(その「考える」がまた、けっこう楽しい!)

私の来年の目標は、「センスを磨く」に決定ーーなのでした。

TB - niki

パート / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー

38歳/夫・娘(4歳)・息子(1歳)/手づくり部・料理部コーヒーが好き。ミルクティーも好き。掃除は好きだけど片づけは苦手。手紙部部員。都内の雑貨屋さんや本屋さんなどを巡る休日も好きですが、海や山で過ごすのも大好き。いつも気持ちの良い場所を探しています。日記をつけはじめて1年。なるべく楽しいことを書き残したいので、いいこと探しを心がけるようになりました。昨年まで10年ちょっと、本(特に児童書)に関わるお仕事をしていました。絵本ラバーです。

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