こんにちは。087 ととです。
いつの間にか12月に入ってしまい、いつも以上に目まぐるしく毎日を過ごしています。
そんな毎日でも12月は特に”今年中に”というワードがつきまとって「やらないといけない事」が
盛りだくさんなんですが、その合間をぬって「やっておきたい事」を1つ行動に移せましたので
そのお話を…。
Book Santaをご存じですか?
もうすぐクリスマス。街もクリスマスムードが高まって大人も子供もワクワクする季節。
その一方でクリスマスを楽しむことが難しかったり、しんどさを抱える家庭の子供達がいます。
こういった「様々な事情で大変な境遇にいる子供達へ、本をプレゼントしよう!」という
チャリティー活動がブックサンタです。
参加方法は色々ありますが、ブックサンタに参加している書店に行って本を選び
レジで「ブックサンタに参加したい」と伝えて購入。
その本を預けるというシンプルな流れ。
普通に本を買う時とほぼ同じです。
私はテレビでブックサンタの事を知って去年初めて参加し、今年は2回目の参加。
今年も本を受け取ってくれる子供達の姿を想像しながら3冊選びましたので紹介させて下さい。
※本の写真は店員さんに許可を頂いて、支払いの時にレジの所で撮影させて頂きました。
ありがとうございました。
楽しみ方が広がる絵本
どんな本がいいかな?と売り場を回っていた時に、「これだ!」と思ったのが
まつお りかこさんの「いつつごうさぎとうみのほうせき」です。
とにかく可愛いうさぎちゃんの絵。中身を見てみると優しい色合いで美味しそうな食べ物や
可愛い動物たちが描かれていて、マネしてお絵描きしたくなりそう。
物語の中でパンナコッタを作る細かな描写も「私もやってみたい!」という気持ちにさせて
くれます。
私は小さい頃ごっこ遊びやお人形遊びが好きだったので、この本をもらったらすごく
気に入っただろうな。
この本は一人で読んで想像の世界に入り込んでもいいし、親御さんや兄弟とあれこれ
お話しながら読んでも楽しいはず。
この本を受け取ってくれたお子さんが、いろんな楽しみ方をしてくれたら嬉しいな。
ちょっと大きなお子さんに届け…
我が家の息子(中2)くらいのお子さんに届いたらいいなと思って選んだのが
本郷和人さんの「東大教授が教える さらにやばい日本史」です。
中高生の男の子をイメージしながら本を選ぼうと思ったのですが、これがすごく難しかった。
だって中高生ってやっぱり自分の携帯が欲しかったり、SNSやゲームなんかが友達との
会話の中心だったりするんじゃないかな?なんて思いがよぎりまくり…。
さらに男の子っていう設定をするとなぜか”歴史、科学、宇宙、図鑑”みたいなテーマの本が
「買ってよ~」って私に訴えかけてくるような気がして、もう令和はジェンダーレスな
世の中なのに昭和脳が偏った思い込みで本選びを邪魔してくるんです。
で、とにかく本を手に取ってもらうことを最大の目的としてこちらの本と選びました。
来年は息子に一冊おすすめの本を選んでもらおうかと思っています。
「やってみたい!」を叶えて欲しい
「お菓子作りやってみたい!」って思っているお子さんに届いたらいいなと思って
選んだのが、syun cookingさんの「ますます常識やぶりのアイデアおやつ 「材料4つまで」の
100レシピ」です。
お料理が得意でない私からすると、お菓子づくりは特別な材料や型がいるんだろうと思うだけで
非常にハードルが高くなります。それでも子供の頃に母と一緒にお菓子作りをしたことは
今でも良い思い出。
ただ今回は様々な事情で大変な境遇にいる子供達へのプレゼントです。
だから「材料4つだけ」「市販のアレを使えば…」っていうフレーズを見て、これなら
「やってみたい!」っていう気持ちを叶えられるかもしれないと思って選びました。
実際に作ってみてもいいし、本を眺めているだけでもいい。
私だって毎月LEEに掲載されているお料理の特集やLEEレシピを見てるだけで幸せな気持ちに
なれるんだからレシピ本の楽しみ方は作るだけじゃないはずです。
私は何でブックサンタに参加するのか?
本が好きで、本を選ぶ時間が大好きで少しでも誰かのお役に立ちたいと思っている
私にぴったりのブックサンタの活動。
自分に無理なく出来ることをと思って参加してはいますが、誰かの喜ぶ顔を想像しながら
本を選ぶ時間は最高に幸せです。
でもその反面、困難な状況にある子供達や親御さんそれぞれの立場を想像したり
将来自分がそうなることがあるかもしれないと思うとギュッと心が苦しくなる気持ちが
いつもあります。
それでもクリスマスが近づいたらブックサンタに参加したくなるんです。
おまけ:今回はちょっと良いことがありました
本を選んでお会計をするときに「ブックサンタでお願いします」と店員さんに言うのですが、
言った瞬間に店員さんが笑顔になって嬉しそうな顔をしてくれたんです。
私にはその店員さんの笑顔が私の選んだ本を受け取ってくれるお子さんの笑顔に思えて
すごく嬉しい気持ちになりました。それがちょっと良いこと…。
きっと店員さんもブックサンタと聞いて「よっしゃー!キター!!」って思ったはず。
今年も誰かのサンタさんになれました!
087 - とと
主婦 / 大阪府 / LEE100人隊
47歳/夫・息子(14歳)/料理部・美容部/こだわりやとテキトーが共存する真面目人間です。ファッションやインテリア・旅行・おいしいもの……いろいろな事に興味がありますが、自分のお気に入りやささやかな日々の出来事も大阪弁を交えて発信していきたいと思います。LEE100人隊2年目も「とりあえずやってみよう!」を合言葉に突き進みます。
よろしくお願いいたします。
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087 とと