この映画を観てほしい。「アングリースクワッド　公務員と7人の詐欺師」

どなたかご覧になった方、いらっしゃいますか？
いらっしゃったら、「どうやった？どうやった？」なんて勢いで感想を伺いたい。
まだの方なら、「これ、とにかく観て！そして感想を聞かせて！」と強くお薦めしたい。

そんな映画、「アングリースクワッド　公務員と7人の詐欺師」。
そう！ 発売中の LEE 12月号 Culture Navi（P.217）で、折田千鶴子さんが紹介されている映画です。

のっけからおもしろい。

俳優さんのお名前、普段私が家で言ってる呼び方で書かせて頂きました。不快な方もいらっしゃるかもしれません。ごめんなさい。

「前半あっためといて、後半からの疾走感」、なんてことはなく、のっけから、さぁどうなる？どうなる？の連続で。
まずスクリーンに出てくるのは岡田将生。
私もNHKの朝ドラ「虎に翼」は、こどもを学校へ送り出した後、8時00分、なんなら「朝ドラ送り」から、家事の手を止めて観るぐらいにドはまりしました。(そんな方も多かったんじゃないですか？)
あの「航一さん」、今度はこっちかー！な役どころなのですが、朝ドラの時も思ってたけど、岡田将生、イケメン！(そこ？)

そして、もうひとりの主演は内野さん。
男くさーい役から、「きのう何食べた？」のケンジ役。「内野聖陽」という名前があるだけで、これ絶対おもしろい！と思わせられるわけですが、今回も「劇中のこの人はどこまでがそうなの？」なんて思いながら観ることになるわけで…。

他にも、「この人、映画にドラマに、ほんまよく見るわ～。」という方や、「あのー、あれあれ、あれに出てた人！」という方まで。俳優陣、豪華です。
（寅ちゃんのお兄ちゃんも出てますー！）

どんなストーリーなのかを書くのは控えます。観て！後半は、背もたれにもたれることなく、いつの間にか前のめりで観ていた私。
「どうなる？どうなる？あれ？どっちなの？」からの「万事休す…！」。伸るか反るか、喰うか喰われるか。流れるエンドロールを眺めながら、ポッカーンだった私。ツ、ツカレタ…。

LEEパーティーがあった週末、明けての月曜日

まだまだパーティーの余韻を堪能したい、それでも容赦なく訪れた月曜日。なんでそんな日に映画を観に行ったかと言うと、11月末で期限がきてしまう、映画館のポイントを貯めてもらえる「優待観賞券」なるものを持ってまして。

そのポイントの半分以上はこどものお付き合いで観た映画。自分が観たい映画をまた映画館で観るようになったのは、ここ最近のこと。

その優待券を早く使ってしまいたかったのですが、11月の初旬は埼玉同期会だったり、その後、家族の体調不良の週があり、そして三週目は「今風邪なんてもらってきたら、私、泣く。」と、LEEパーティーへ無事に出席したい為、自粛。

パーティーの翌日は、繋がった同期からのメッセージやシェアしてくれた写真、次々にアップされるパーティーのクリップを読みながら、まだまだ気持ちはこの日にどっぷり浸かっていたわけですが、日曜の夕方、ウィークリーの手帳をめくると、「やることリスト」に「映画」の文字が。

そうやった！期限は今週末やったー！と、カレンダーを見遣る。
週後半は学校の面談が始まるからこどもの帰宅が早いし、この日は私も通院があるし…。こりゃ、月曜日に家族を無事送り出したら行ってしまった方がいいな。えー？行くー？今、映画何やってるー？と上映スケジュールを見てみる。もっくんとキョンキョンのも気になる。仲野太賀のも気になるけど、私、これスクリーンで見るのは、身がもたんかも。
アングリースクワッド、あ！今月のカルチャーナビで紹介されてたやつ！
ええい！もう時間で決めよう！と、私の一番都合のいい時間に上映されていたのが、この映画だったのです。

この映画を観る前は、ブログに書こうなんて思ってもいなかった。だって、私、LEEパーティーの様子を自分の為に書くことに注力しようと思っていたから。でも観たら「これは！」だった。「この映画、めっちゃよかった！」って、夫に言うだけでは、私、収まらない！書くならパーティーのクリップの前でしょう。だって観てほしいから！

じゃあ写真どうしよう。

とりあえず映画のポスターを写真に納めとく？なんて思いながらトイレに行って、「じゃあ、書き出しはどうしようか。」とか考えながら出てきて歩いてたら、そのまま映画館を出てしまってました。

ということで、写真はこれ。

食べた後の箱の写真でゴメンナサイ。

「さて！帰って家事するで！」と、ヤル気満々で帰宅。あ、お昼ごはん、買ってくるの忘れてた…。でも大丈夫！パーティーで頂いたおみやげがある！
「辛さ5」ってなってるけど、私、大丈夫かな？と思いながら食べ始めましたが、お茶を飲み飲み、答え合わせに「Culture Navi」を読みながら食べてたら、全然いけました！お肉、しっとりしてたー！これは平日の私のお昼用にストックしよう、そうしよう。

LEEパーティーに行く前に。

神保町駅の改札を出て、階段を上っていたところ、いつもやりとりをしている先輩からメッセージが届いていました。いつも、お互いの日常のあれやこれや、思ったこと、体調のこと、読んだ本のこと、いろんなことをけっこうな長文で遣り取りしているのですが、その時に届いたメッセージが仕事・職場のいろんなことで、いつもは「既読」のまま何日か置いても、「忙しいのかな。」ぐらいで済ませることができる仲なのですが、この時は、さすがに「既読」のまま置いておくことはできない。だからといって5分ぐらいで返信できる内容でもない。地上に上がって「諸々のお返事は、落ち着いてさせてください。こないだチラッと話した集英社でのパーティー、今日なんです！今、まさに神保町駅に来ています。」と返信しました。
「きゃ！今日？よっしゃ！気をつけて行ってきて！」と、少しは元気を分けられたかな。なんて思いながら、パーティーの翌日もなかなか現実に戻れなかった私は、返信ができなかった。

そして、月曜日。映画を見終えて帰宅し、お昼ご飯を食べた後、落ち着いて、先輩のメッセージを読んで自分が思ったことを、やっと言葉にして返信をしました。いろんなことを書いた後、「何のアドバイスにもならないんですけど、私、さっき映画観てきたんです。2時間、あっという間。没入するし、ハラハラもするし、ジーンとする映画でした。
私、週末のパーティーの余韻をうっかり、いつまでも引きずってしまいそうだったんですけど、いい意味でバチン！と切り替えられました。スマホの電源切って、約2時間。現実のことの解決にはならないけど、気分転換にはめちゃお薦め！」
そう最後に書きました。

とにかく観て！

一本のクリップにする為に いろんなことを書きましたが、伝えたいことはこの一言。「観て！」。
そして、ひとりで観に行かれた方、今すぐ誰かと感想をシェアしたい！なんて思ったら、もう一度 LEE 12月号のCulture Navi（P.217）折田千鶴子さんのページを読んでほしい。観る前は、「へー、なんかおもしろそう。」ぐらいだったのが、「そう！そうそうそうそう！」に変わること間違いなし。かく言う私は、このページを読みながら、「あれ？もしや何か見逃してる？もう一回観に行く？」という気持ちになっています。
観終えた後は、ハラハラした疲れと共に「さぁ！やりましょか！」、そんな気分になっているはず！

017 みもざ