今月から読書レビューは1冊ずつ書いていこうと思います!
今回読んだのは生殖記

タイトルからどんな内容か想像つかず気になる!完全にジャケ買いならぬタイトル買いです。
主役は本当に生殖器
とある男性の生殖器になった人?いやなにか得体のしれない生き物の話です。今まで色々な生殖器を経験しているようで人間のオスははじめてのようです。こんな感じの主人公が初めてなので序盤から未知数でワクワク。
読み進めていくと、その男性の今までの苦悩の話が出てきます。胸がキュッする苦しみ。人とは違う思い、その中で普通を装うことや周りへの後ろめたさ。同じ悩みではなくても、「人とは違う」ことで苦悩するときは誰しもがある経験なはず。多様性の時代、ジェンダーレスなんていう言葉も飛び交う時代だけど私自身もまだまだ男女の格差を感じるし、自分もまだまだそういう固定概念がある。
本を読んで感じたこと
生殖器からみた人間の姿や生き様が経験できたような感覚です。自分とはかけ離れた世界(異性、その男性の苦悩)を知ることで、そういうことで悩む人もいるんだな、と他者理解にもつながりました。もし周りで同じように苦しい思いをしている人がいたら、少しは気持ちに思いをはせることができそうです。斬新な主人公設定なので、とにかく面白く読めます!
TB - あお
会社員 / 埼玉県 / LEE100人隊トップブロガー
39歳/夫・息子(14歳・8歳)/フルタイムの会社員、ワーママ歴は13年目に突入。39歳でリモートワーク中心の会社に転職しました。平日はとにかく質素に疲れないように過ごし、土日は子ども達の試合を見に行ったり、カフェに行ったりアクティブに過ごしてます。趣味は読書、料理、インテリア。特技は家計管理。日々、自分の心と身体を整えるために、ジャーナリング、読書、ヨガ、ウォーキングや筋トレに勤しんでいます。骨格ストレート、イエベ秋。身長153cm。
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