こんばんは！
nahoです。

毎年この時期になると、100人隊周りは感情が大忙し。隊員さんたちの卒業ブログを読んで悲しくなったと思ったら、その直後に新たな隊員さんたちを迎え入れてフレッシュな雰囲気に包まれます。

私にだっていずれは卒業のときがやってくるというのはもちろんわかっていましたが、いざその時が来たらブログがまとまらなくてびっくり。

結局１本にはまとまらなかったので、２本で許してください。

今回は、100人隊になってからの10年間を勝手に振り返りました。内容的にはあまり需要がないと思いますが、最後までスクロールしてくれたらうれしいです。

Thank you! LEE

Chapter

001-1

私の10年【悩み編】

100人隊という集団

100人隊として活動する上で、私はずっと悩んできたことがありました。それは自分の強みがわからない、ということ。

料理もパン作りもお菓子作りもそれなりにできているかもしれないけれど、これだけは誰にも負けない！と自信を持って言えるものがないことがコンプレックスでした。

特に、100人隊になって驚いたのが、何においても「すごい人」たちの集まりだったということ。

私が100人隊になった2015年頃、当時パン作りが大好きだった私は、自分なりにパン作りを強みとしていましたが、この集団の中に入ってしまうと私はいたって「普通」でした。

それでも、友達とパン作りをしたり、料理をふるまったり、身近な人が喜んでくれる時間が楽しく、好きなことは続けていきました。

しかし、100人隊に属してからは、どうしても他の隊員さんと比べてしまうことも増えました。ずっと自分に自信がなかったのだと思います。

2020年の新型コロナの流行で世の中が大きく変わりました。普通のことが普通にできなくなる危機感を誰もが肌で感じたことと思います。ちょうどこの頃、専業主婦だった私が働き始めました。日々の時間の使い方や視野が広がったことで、人と比較するということが減った気がします。

また、100人隊活動を続けること自体が、少しずつ自分に自信を与えてくれ、当初の悩みは時間をかけて消化することができました。

Thank you! LEE

Chapter

001-2

私の10年【キッチン編】

キッチンでなにかをつくること

100人隊に入ってからの3年間、056としての活動を終えたのち、TBとして活動を継続させていただくことになりました。当時の紹介記事では、運動会のお弁当の写真をピックアップしてもらい、私らしさを引き出してもらった気持ちになりました。

特に、運動会のお弁当については、多くの人からお声がけいただいたり、反応していただいたり、純粋にそれがうれしく、毎年作るのが楽しみになりました。

その後も、お弁当を頑張って作ってみたり、料理を頑張ってみたり。「頑張る」という表現を使いましたが、あれこれ考えたり作ったりするのが好きなんです。目標に向けて試行錯誤を繰り返すこと自体が好きな私は、様々なものにハマりました。すべては挙げられないので簡単に・・・

パン作りから派生して、動物柄食パンを作ってみたり。

肉まんづくりにハマったのち、途中から動物まんを作ってみたり。もはや、今自分で写真を見かえしても笑っちゃいます。

個人的に記憶の新しいところでいくと、お菓子作り。コロナ禍で年末年始に帰省しなかった年、いつもより自宅で過ごす時間が長かったので、それまでは苦手としていたお菓子作りにハマりました。

お菓子の中でも、カヌレに関してはかなり苦戦しました。安定して作れるようになるまで、練習→失敗を繰り返しました。

クッキーにしても、カヌレにしても、今まで多くの100人隊仲間に食べてもらう機会がありました。みんなありがとう。美味しいと喜んでもらえるのがうれしくて、研究が止まりませんでした。笑

何事もハマったきっかけは様々ですが、いつもそばにあったのが100人隊ブログ。

単なる趣味の発信が多かったかもしれませんが、客観的に整理し、人に共有することで多くの反応を頂けたことが私の日常の支えとなりました。

Thank you! LEE

Chapter

001-3

私の10年【ファッション編】

私に似合う服ってなんだろう

流行りのものにすぐ飛びつくミーハー体質で、昔からお買い物が好きでした。100人隊になったことで、定期的に雑誌を読むようになり、より気になるものが増える傾向に。

LEEの影響もあって、少しずつ「100人隊らしいもの」を好むようになりました。LEEの誌面に登場するものや、100人隊の皆さんが持っているものはとてつもなく素敵に見えるんです。

しかし、もの自体は素敵でも、私自身に似合うかどうかは別問題ということに気づかされるタイミングを迎えました。10年間の活動期間から見ると、つい最近のことです。

元々、こういうものが好きという軸がハッキリしていなかったこともあり、長い間迷走していましたが、今だったら好きなテイストも似合うテイストもなんとなくですが、わかった気がします。

自分の写真をブログで公開するのは恥ずかしいと思っていましたが、繰り返していくうちに、客観的に似合う似合わないが検証できるようになりました。その結果、洋服の整理にも役立ちました。

「高価なもの、貴重なもの、素敵なもの」が自分に似合うとは限らない、とわかってからは、とらわれていた何かから解放されたようで、気持ちがラクになりました。

だからといって、未だに自分自身にも、自分が選ぶものにも、自信があるわけではありません。

ファッションという広い分野の中で、悩み考えながら情報発信できる機会を頂けたことが、私にとってかけがえのない財産となりました。

Thank you！LEE

Chapter

001-4

ラストクリップ前編のまとめ

「看板探し」

今振り返ると、私は、「自分はこういう者です」という看板が欲しかったんだと思います。

だから、ひたすら看板を探していました。いろいろなものにハマって多くの時間を費やし、その時間が楽しく、そのことで交流も広がった。

しかし、10年かけても私は「スペシャリスト」にはなれませんでした。

長い間、私の看板探しに付き合ってくれ、優しいコメントをくださった皆さまにはこの場を借りて、お礼を申し上げます。ありがとうございました！

おそらくこちらでの発信の場がなくなっても、私は「看板探し」という名目を借りて、いろいろなところに興味を注いでいくんだと思います。

重めの内容でしたが、次が本当に最後になりますので、お許しください・・・！笑

【ラストクリップ 後編】10年間ありがとうございました！｜LEE100人隊 naho

LEE100人隊 naho