ここ数年、足元はスニーカーばかり。

その中でもお気に入りで登場回数が多いのがこちら。

MOONSTAR SHOES LIKE POTTERY（ムーンスター/シューズライクポタリー）

CONVERSE CANVAS ALL STAR J （コンバース/オールスター メイドインジャパンモデル）

共通点わかりますか？

答えは、MADE IN 久留米！

福岡県の南部に久留米という街があります。

出身の芸能人も割と多い街で、久留米ラーメンという美味しいラーメンがあります。（博多ラーメンより美味しい！と言ったら怒られそうだけど、豚骨ラーメンの発祥は久留米ですから…）

焼き鳥屋さんもたくさん、美味しい果物もたくさん。少し足を延ばせば美味しいうなぎも。

そんな久留米市に本社のあるMOONSTARで作られているのが、この靴たち。

CONVERSEのMADE IN JAPANモデルも、MOONSTARで製造されています。

MADE IN JAPAN＝MADE IN KURUMEなのです！

MOONSTAR｜SHOES LIKE POTTERY

これほど、大人が合わせやすいスニーカーは他にないと思います。（私調べ）

カジュアルに履くのはもちろんですが、つま先まで真っ黒でシックな雰囲気なのでキレイ目にも決まるのです。

このシュッとした見た目に反して、足幅は割とゆったり。

日本製（久留米製）とだけあって、ソールがしっかりしていて履き心地がとってもいいんです。

このソールの秘密は、ヴァルカナイズ製法という最終工程で ”窯” に入れて焼くというところ。

これがSHOES LIKE POTTERY（陶器みたいなシューズ）という名前の由来なんだそう。

このロゴの刻印、そしてシックな表面に対して真っ青な靴底のギャップが大好き！

太めのパンツを履くことが多いので、困ったときはとにかくポタリー。季節問わず大活躍です。

初めて購入したのは久留米にある靴屋さんPERSICA。それからかれこれ10年以上愛用しています。

ポタリーに関しては、ハイカットもいいけど、ローカットが好き。生成りもいいけれど、黒が好き。

ボロボロになっても、何度も買い替えて、履き続けたいスニーカーです。

CONVERSE ｜CANVAS ALL STAR J

初めてコンバースを履いたのは、確か高校生の頃でした。

見た目がとにかく好きなのに、どうしても足に合わない。サイズを上げても形を変えても、どうしても足が痛くなってしまう。

でもやっぱりデザインが好き！と何度もチャレンジしては手放しをくりかえりました。

最終的には私はコンバースが合わない足なんだと諦めていました。

が、随分大人になってから、MADE IN JAPANモデルはMOONSTARで作られていることを知り、もしやポタリーに近い履き心地なのでは？それなら私でも履けるのでは？という大きな期待を込めて購入しました。

そこからはもう沼。絶大な信頼を寄せ、少しずつ買い足しています。

コンバースなのに1万円超え…お値段はしますが、履き心地が格別にいいし間違いないスニーカーです。
（先日のLEEパーティーのゲスト高垣麗子さんも久留米製コンバースを履いてました♡）

そしてこのシュッとした見た目と履き心地のバランスがとにかく合わせやすいMy定番。

まずはベーシックな白と黒を揃えました。

黒の服を良く着る私にとって、白コンバースは抜け感というか少し軽さを出してくれるアイテム。

黒ももちろん使いやすい。

ポタリーよりもカジュアルにしたいときに黒コンバースを合わせることが多いです。

少しずつシーズンカラーでお気に入りを増やしていきました。

オレンジ寄りのブラウンは秋冬に履きたくなる色。晩夏の時期、ちょっと秋色を入れたいなというときに大活躍。

ピンクはパキッっとした色合いでなかなか難易度高いけど、無性に履きたくなる色。

全身地味色よりも、少し色味を足したい派なので、カラフルなコンバースはとっても大切なアイテム。

色物でもベーシックな形なので服にも馴染みやすいかなと個人的には思っています。

ちなみに久留米製コンバースは久留米市のふるさと納税返礼品にもあります！

地元で作られたもの

私は久留米の出身ではないのですが、近隣ということでほぼ久留米出身を自称しています。

幼いころからお買物や習い事、通学で通った街です。

岩田屋、エマックス、リベール、一番街…何でもあるわけではないけど、中高生の私には十分な都会でした。

大学進学で地元を離れたのち、29歳目前にいろんなことに疲れた私は仕事を辞め、福岡に戻りました。

久々の久留米はなんというか、閑散としていまいた。

それまで住んでいた何でも手に入る便利な街東京とのギャップがあまりに大きかったこと、子供の頃都会だと思っていた街の変わりよう、自分の状況との重ね合わせて…なんだかとても寂しい気持ちになったのを覚えています。

でも地元に帰ったことで久留米を訪れることが増え、一見寂しくなったように見えた街にも、こだわりのコーヒー屋さんやカフェ、素敵なネイルサロン、かわいらしいアイスクリーム屋さん、こだわりセレクトの雑貨屋さんにスニーカー屋さん…素敵なお店がたくさんあることを知りました。

活気あふれるとは言い難いけど、いい街だなぁと思いました。そんな街が地元であることがうれしくなりました。

以前紹介した下北沢にあるCOFFEE COUNTYの本店も久留米です。

記念日に大人計画の舞台鑑賞＠下北沢

100人隊に人気の巾着バッグMOROさんも実は久留米で製作されているのですよ♡

そして、私の大好きなSHOES LIKE POTTERYにCONVERSEも久留米で作られている！

地元のものが東京でも人気のお店や製品になっていることがとっても嬉しくて誇らしくて。（私は全く無関係だけども！）

久留米で作られたスニーカーを素敵な人が履いていると、それうちの地元で作られてるんだよーと伝えたくなります。（やっぱり私は無関係だけども！）

私は今東京に暮らしています。

離れているからこそ地元を応援したいというか、自分を育ててくれた街への感謝というか、そんな気持ちを抱くようになったのはここ数年のことです。

もちろん、その街で暮らす人々が抱える本質的な問題を実感していないという側面もあると思います。

それでも、離れて暮らす私ができることのひとつが、地元のものを買うこと、使うこと、訪問すること、大切にすることかな、と思っています。微力ながらですが。

色々語りましたが、地元で作られているからという贔屓目だけではなく、ただただとっても素敵な靴なんです！

さて、とっても長くなった割にまとまらないのですが。

MADE IN KURUMEのスニーカー、職人の技を感じるお気に入りスニーカー。

おすすめです！