先日、母のお祝いで、港区・愛宕（あたご）神社のほど近くの精進料理『醍醐』へ。

いわゆる「料亭」と呼ばれる敷居の高いお店。
ミシュランの星も獲得されています。

私なんかにとっては、精一杯背伸びをしないと入れないところ。ですが、
たまには背伸びしてちょっと良い物をいただく、そんな贅沢な時間もいいですよ、、ね？

前回訪れたのは、７年前、父のお祝いで。
7年に1度の贅沢、というわけです。

一流のおもてなしとお料理を堪能

醍醐があるこの辺りは、東京タワーや虎ノ門ヒルズ、麻布台ヒルズに囲まれた大都会でありながら、お寺や神社も多く、わりと緑豊かな印象です。

創業は1950年、愛宕山の麓に立つ数寄屋造りの建屋。

中に入ると、都会の喧騒を一瞬にして忘れてしまいます。

中は全て個室。
仲居さんが案内してくださいます。

旅館ですか…？と思うほど広い和室に、窓から望む日本庭園。

この日はお天気も良く、緑が陽に照らされてキラキラ輝いていました。

五感で味わう精進料理

正直「精進料理」って肉も魚も無くて物足りなくないのかな…と思っていましたが、実際にいただくとその概念が180度覆ります。

野菜や大豆などが中心ですが、そうは思えないほどの満足感。

一皿一皿、大地の恵みが最大限に活かされ、料理を通して食の楽しさ、大切さ、旬の美味しさを心ゆくまで堪能できるよう、繊細に作られています。

甘味をいただく頃は、家族みんなが「お腹も心もいっぱい！」に。

母も喜んでくれて、良いお祝いの日を過ごすことが出来ました♩