こんにちは♪ No.042 くみです☺
先日発売になった、ほやほやのLEE11月号はご覧になりましたでしょうか。
私は今回、大変ありがたいことに、
「着たい服しかないクローゼット」の作り方
の企画に2日間に渡り参加させて頂きました。
今日は、その時のことを2投稿に分けて、じっくりお話させて頂きます!
ぜひ、
お付き合い頂ければ嬉しいです😌
クローゼットに初めて問題意識を持ったきっかけ
まず、今回お世話になった昼田祥子さん。
ファッションエディターでありながら、大量にため込んだ服に対する様々な葛藤、自分との対話、気付きを繰り返しながら約1000枚の服を捨てたことをきっかけに、クローゼットと自分自身との関連性を紐解きながら、軽やかな生き方を提唱されているとっても素敵な方です。(拙く勝手にまとめてしまいすみません💦)
私が初めてこの本を読んだのは、服の山に悩んでいたからというよりは、趣味の読書の一環で、普段からファッションや美容関連の本はチェックしているので、なんとなく購入に至りました。
でも今思えば、私は以前から自分にも周りにも「ミニマリストには向いていない、ことファッションにおいては色々なコーディネートをするのが好きだから、数枚で暮らしたり、買わない生活を目指してはいない」と言ってきました。
なので、このような類の本には、本当であればなんとなくでも惹かれる理由がないのに…
直感で買って、しかも自宅にある積読の山を差し置いて真っ先に、夢中で読み入ったのです。
それは、きっと、既に、私が人生を詰まらせていたから。
そしてその大きな要素の一つに洋服がある。と潜在的に気付いていたからなのだと思います。
著書の内容は、まだの方には是非是非読んで頂きたいので割愛しますが、読めば読むほど、これは私だ。という気持ちが溢れてきました。
そして読み終わるころには涙が出て、ふつふつと、どうにかしなければならない、という強い思いがこみ上げてきました。
そんな時、こちらの企画に参加することが出来て、「人生を動かす」という片道切符を手にした気持ちでした。
1日目、ど緊張の座談会
座談会当日、昼田さんがお見えになった瞬間、ワッと空気が変わりました。
とても暑い日だったのですが、シャツと黒縁めがねがお似合いの、軽やかな風がふわっと舞い込んできたような方でした。
座談会の内容は、当たり前ですが全てが真実ですし、きっと多くの方の悩みとも通ずる部分があるのではないかな、と思うのでぜひ見て頂きたいのですが。
ここに書いてある以外にも、
昼田さんは雑談も含め、相手に対して心底真剣に向き合い、その人の状態が少しでも良くなるように言葉を発してくださっているのが分かり、感激しました。
昼田さんとお話していて、私は、”おしゃれが好き、服が好き”という気持ちと表裏一体で、「おしゃれだと思われたい」という気持ちや、もっと言えば「おしゃれでいなければならない」という誰から与えられたわけでもない使命に勝手に支配されていたのだと気付かされました。
ずっと目指しているもの、でも実際は
今の私がなりたいのは「スタイルのある人」。
何を着ていても私っぽい。私と言えばこれ。
同じアイテムをシンボルのように身に着けているという意味合いも含みますが、一番は、どんな着こなしをしていてもどこか私っぽさがある。
というのが理想。
なのに、新しい服を見ては着てみたくなり、買ったはいいけどじきに高揚感は薄れ、そして買っているはずなのにいざという時に着て行くものがなくて、、の繰り返しでこんなことを続けていては一生自分のクローゼットは完成しない、自分のスタイルに悩み続けて探し続けて一生終わる!と不安に思っていました。
その大きな理由の一つが、「どう見られるか」「こうであるべき」など、他人の目が入ったクローゼットになっていたというわけなのです。
でもこれは、おそらく誰にでも起こっている現象だと思います。
おしゃれが好きな人ほど、きっと、100%の自分の軸だけで選択することは難しい。
*
少し恥ずかしい身の上話をしてしまうと、
勉強も運動も、その他の特技も色々あって友達も多かった小学校時代。(見た目は全く垢抜けないメガネ女子!笑)
でも受験をして中学校に入るとあらゆる面で、井の中の蛙だったと気付かされました。
可愛い子、スタイルが良い子、スポーツ万能な子、帰国子女の子、絵が特別上手な子…。
もうそれはそれは、素晴らしい力を持った友人がたくさん。私は単に器用貧乏で、秀でてはいなかったのだと。
そんな中、私が夢中になったのがおしゃれでした。
さすがに、何かに抜きんでたいと思っておしゃれにハマったわけではないのですが、好きこそものの上手なれ、なのかいつしかおしゃれという代名詞を持っていて良いのかも、と思えるシーンが増えていきました。
そこから、自分で自分を洗脳するかのごとく、ずーっと服に執着して、就職活動の際にも一切迷わずファッション業界を選び、その思考の癖に今も尚、振り回され、引きずられているのです。
(自分がいつも一番おしゃれと思っている、とかでは断じてないですよ😮笑)
でも、昼田さんに、もう、これだけの服を自在に操って着てきたんだから、これからは何があってもなくてもおしゃれさはなくならないし、きっとすでにスタイルは出来ているはず。
そして大切なことは、服に頼らずとも、あなた自身の良さは何もなくならないよ、と言って頂き、
私が何もないと思っていた良さをたくさん教えて頂き、引き出して頂きました。
肩の力がフッと抜けて、今までズシンと人生を堰き止めていた塊のようなものがやっと少し浮き上がった気がしました。
クローゼットは毎日必ず目にする場所。人によっては1日に何度も。
その場所が、自分だけの目と心で選択された心地よく整えられた空間だったらどんなにいいだろうか。
本来の自分とリンクした(ライフスタイルなどにぴったり合っている)着たい服しかないワードローブだったら、コーディネートを考える時間すらも削られ、他にやりたいことにどんどん時間と労力を回していけます。
枚数をただ減らせばいいわけではない。
上質なものだけがそろっていればいいわけではない。
自分にとってのオンリーワンの「心地よさ」が詰まったクローゼットを手にしてこそ、人生は軽やかに動き出すのだと心から納得しました。
私はこの日から2か月間で80着を手放しました。
次回は、自宅にて昼田さんとどのようにそれらを手放す作業をしたのか、そしてその後のクローゼット状況や心境についてお話させて頂きます。
042 くみ
042 - くみ
主婦 / 東京都 / LEE100人隊
36歳/夫・娘(7歳)・息子(4歳)/料理部・美容部/2児のママです。慌ただしい日々の中、大好きなファッションや美容にかける時間に癒されています。お気に入りに囲まれた暮らしをしたいという目標に向けて、LEEを参考に楽しみながら取り組んでいます。日本化粧品検定1級を持っていますので、取り入れやすいママ美容や、自分好みのフレンチシックなファッションなど、好奇心、探究心全開で好きなものをどんどんシェアしていきたいです。よろしくお願いします☆
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