大阪に帰省したら必ず入手して帰るのがこちら。永田屋昆布本店の「黒潮」。
タイトルに書いたことが全て、平日家でひとりのお昼ごはんを済ませる時、昨日の夕飯の残り物もない、午前中買い物にも行っていない、自分の為だけに作るのは面倒（これはいつも）、そんな日でも大丈夫。私はこちら「黒潮」を、冷蔵庫のすみっこからいそいそ出してくるのです。
「ないしょのお菓子箱」も隠し持っていますが、こちら、ほぼ私だけで楽しんでいる「ないしょの昆布」でございます。

ほんまに、これさえあれば！

あとは冷凍してるごはんを電子レンジでチンして、黒潮のせるだけ！

こちらはブログに載せることを意識してしまった「余所行き」仕様。

セブンイレブンの「たことブロッコリーバジルサラダ」（初めて食べたけど、おいしかった。）と、LEE10月号 P.148掲載　長谷川あかりさんのレシピ「にんじんとゆで卵のレモンマヨサラダ」です。

これだけおかずがあったら私は白ごはんで食べます。「ないしょの昆布」は、もうなんにもない！って日の為に、大切に大切に食べないと！

こちらがリアル

白ごはんにのせただけ！これぞ、「黒潮」の本領発揮。
あとは即席か前夜の残りの味噌汁があれば、私はこれで充分でございます。

大阪を離れてから知りました。「黒潮」

私は生まれも育ちも大阪ですが、大阪にいた頃にはこの「黒潮」、存じ上げていなかった。
夫の転勤で埼玉に引っ越しして、確か初めて実家に帰った時だったと思います。埼玉に戻るのに荷物をまとめていると、母から「これ、またお母さん（夫の母）にお渡してねー。」、「食べたことないやろうから、これ、あなたの味見分。」と包みがふたつ入った紙袋を渡される。帰宅後「私のお昼ごはん、何にもないわ。」という日に食べてみて、美味しさにビックリ！ごはんとこれだけでいける。むしろ他は何もいらん。

それからは帰省の度に、母が準備しておいてくれるか自分で買うかして、必ず帰りの荷物に入れてます。母も私も買ってしまい「これは賞味期限内には食べられない。」となってしまったことがあり、関東に住んでいる地元の友人に「ちょっと食べるの助けて。」と渡したら、後日「これ、めっちゃおいしいんやけど！」とわざわざその連絡をくれた程です。

本店は 大阪 天満橋

パッケージにお店の住所と場所が書かれてあるので、手に取るたびに「きっとあの辺りやなぁ。」と思いながら、今回このブログを書くにあたり初めてお店のホームページを拝見すると、「あー！私、お店の前通ったことあるわー！」でした。
というのも、いつも実家から一番近い百貨店で購入しているものですから、私は本店には伺ったことがないのです。

余談ですが、天満橋といえば 帰省したらいつも「行きたいな。」と思うのが、京阪シティモールに入っている生活雑貨のお店、「イノブン」。予定によって行けたり行けなかったりするのですが、台所用品、食器、文房具、服飾雑貨、バス用品、ベビーグッズ…と、いろんなジャンルのかわいいものがひとつのお店で見ることができる、ほんとに楽しいお店やなと、これも大阪を離れて切に思います。

関西のいろんな百貨店で購入することができますし、今回初めて知ったのは東京でも取り扱いがある！ヤッター！

ちょっとした お遣い物 にも。

TOP画の「黒潮」は「ご家庭用商品」ということでお値段 ￥1,000 以下。
ちょっとしたお礼や、相手に気を遣わせたくないのだけど、気持ちを…とお渡しするのにちょうどいい、そして同世代にも目上の方にも、贈る相手を選ばない とてもいいお品だなと思います。

私がいつも購入している「ご家庭用商品」も、お店の方に「ちょっと人に差し上げるんです。」と伝えると紙の包みをしてくださいますし、「ご進物用」として箱入りのものもあります。

ホームページを見て、「あぁ、こんな商品もあるんやぁ。」と初めて知るものがいっぱい。
いつもの百貨店に「黒潮」めがけて買いにいくものですから、私、他の商品はまったく目に入っていませんでした…。山椒入りのものも おぼろ昆布も…き、気になる。

そういえば、うっすら記憶にあるのが、親戚や祖父母の家に行くときに、母がこちらの紙袋を持っていたような…。

母にとってもとても使い勝手のいい お遣い物。そして平日お昼の「ないしょの昆布」だったのかな。

017　みもざ