白米大好きな私としては見逃すことができない、今月のお題「ごはんとごはんのお供」。

風がひんやりした秋になると、ホカホカ炊きたてご飯が益々美味しく感じます。

今日は、鼻息を荒くしまして
白いご飯にぴったり！最近ハマっている「なめろう」2種類とお漬物について書きたいと思います。

カナダでも日本産米とお刺身は入手可能

最近、COSTCOでも日本産米こしひかりが入手できるようになりました。

今まではアジア系スーパーにわざわざ買いに行ったりしたものの、日本米はアメリカ産なことが多かったのですが、こちらは日本産。どんどん便利になってありがたい限りです。

我が家は、オットが大のお刺身好きなので、2週間に1回は手巻き寿司や海鮮丼が登場します。ネタは備長マグロや、サーモン、ホタテ、鯵、はまち等と色々と少しずつ用意します。

こんな風に大きな柵で冷凍のまま売っているので、

4,5回分になるように小分けして冷凍保存していますが、小分けしていると端の方や、臭みが強い血合い部分が余るので、そこを「なめろう」にしていただくのが私のお気に入り。

秋らしい食器選びから

ちょうど9月17日はお月見でしたね。カナダでも綺麗な満月が見えました。

今回は「お月見なめろう」ということもあり、秋らしい色の食器を選びました。

お茶碗は、6年ほど前に一時帰国した際、札幌でオットと参加した陶芸教室でろくろを回して作ったもの。

初めての挑戦だったので、形もいびつで釉薬のかけ方もデコボコでひどい出来なのですが、
使うたびに、土をぐにゃぐにゃさせて笑いながらろくろを回した時間を思い出せる大切な品です。

そして、「月見なめろう」を味変した後に使いたいレンゲは、
秋らしい秋桜が付いたものを。

なめろうの材料は？

なめろうに必要なのは、まずはお魚。今回は、はまちですが、もちろん薬味と混ぜると美味しいと思うものならどんなお魚でも。

私は個人的な好みで、歯応えを残すために1/3の量は叩かずに小さな角切りで残しておきます。

薬味は、生姜、青ネギ、みょうが、青シソ、ごまなど、お家にあるもので。

なめろうの味付けは、お味噌と胡麻油とだし醤油。
それらを混ぜて、ひたすら包丁で粘りが出るまで叩くだけで出来上がり♪

お味噌と胡麻油で濃厚な味になるのが堪らない美味しさ。

最後に卵黄をポトリと落としてお月見に。
（カナダで生卵を食べる場合は、殻がサルモネラ菌の消毒処理がされていない場合が多いので、私は沸騰しているお湯で煮沸消毒処理をしています。自己責任でどうぞ。）

箸休めは、カブとしめじのお漬物

こちらも最近ハマっているお漬物。
大好きなかぶとしめじのお漬物です。

カナダで買うかぶは、Turnipと言って、こんな形と色をしています。

鼻に抜けるピリッとした香り。
日本にいた時、11月頃になると必ず母と一緒にかぶの漬物をつけたのですが、スライスしてかぶの香りを嗅ぐだけで、鮮明に日本での漬物作業を思い出します。

塩揉みしたかぶと、サッと茹でたしめじを、

北海道は山小小林食品（札幌）の塩昆布しそ味、白だし、お酢で漬ければできあがり。

味変はお出汁をかけて

半分まで食べ終わったら、こちらの出番。

ガラスの急須に入っているのは、

あご入りの出汁パック。

お出汁も色々な種類がありますが、毎回日本帰国の際に買って帰ってくるのは「三隅のあご入りだし」。

あご入りの出汁がやっぱり1番！
奥に見える茅乃舎の焼きあご入りのもお気に入りです。

最高の贅沢品…。美味しくいただきました！

サーモンの洋風なめろうも止まらない美味しさ

おまけに、もう一品なめろうを。

サーモンを、たくあん、クリームチーズ、エシャロット（玉ねぎや青ネギ、みょうがでも）、かつおぶし、お味噌、出汁醤油で叩きます。

これは白いご飯じゃなくても、パンでもクラッカーでも美味しいです。

カナダはすっかり秋めいていて、食欲の秋に拍車がかかりそう…。空気を吸うだけでも太るお年頃なので気をつけねば！

ではでは、また♪