ゴリゴリなタイトルを経てこの本文を読んでくださっているということは、少なからず興味を抱いてくれたから、ということでよろしいですか？

そこのあなたです、どうもありがとう！

そうです、タイトルのとおり、YUKIのコンサートツアー＠名古屋へ行ってまいりました。

アルバム：SLITS

このアルバムタイトルは、「（スカートの）スリット / 傷」、自由になるための切れ目・自由への風穴 / 自分の中にある小さな引っかき傷も受け入れよう、というイメージからつけられたそう（個人インタビューを引用できないため、私の解釈です）。

個人的なことになりますが少し前に良いも悪いも割と大きい出来事がありまして（まさにSLITSな出来事）揺れに揺れまくってたメンタルでした。

今日は右行く！って決めてたのについ良い匂いがする左に進んだり、しっかり立つぞと思った1分後に座ってたりする。その時々の風向き次第でふらついて、どちらを向いているかわからない脚力と意思の弱さにクタクタになって、自分で自分を見失ってる感に嫌気がさしていました。

そんな時に、このアルバムを聴いて。

私が感じたことは「自分は自分らしく」というメッセージでした。

YUKIの音楽、今までは「周りへの愛」が滲み出ていたけれど、今回は「自分への愛」。

どんな自分も自分で、あなたはあなた。個を愛することで周りも愛せる。揺れる自分も大切にしよう。

モウ泣クシカナイヨネ！

SLITSは私の中で号泣アルバムと名付けたいです。

（ちなみにMY号泣ソングは「金色の船」です）（で「風になれ」でMAX！！）（YUKIのアルバムって最後の曲が神曲やよね）

先に神奈川公演に参加していたTBなおっちより「アルバムをしっかり聴き込むべし」とのアドバイスを受け、9月の名古屋公演を前に世界観どっぷり浸かって揺らいだ気持ち最高潮のままコンサート会場へ向かったのであります。

コンサートツアー名古屋1日目に参加。

滅多に乗らない名城線にドキドキ　

前回のツアーを思い出していました。

あの頃は仕事で悩んでた頃で（歌詞に浸るため精神集中からの己の悩み露呈、みたいなところはあるんだと思う）なんかこう、公演を観ることで救ってもらいたい気持ちだったんだよね確か。

今回だってはじめはそんなつもりでいたけれど。

でも、勇気や元気はその日に貰えても結局自分を救うのは「自分」だという事に気付いてしまった。

コンサート観た区切りで、と段取りしていた諸々を急遽前倒して実行して、当日思いっきり泣こうって決めて。

優しい1階席の方にわけてもらった銀テープ

結論、YUKIがそこにいる感動も相まって2曲に1曲は泣いてたと思う。

私、映画とか舞台とか見ていても心の隅で時間がちらついてしまうのですが（作品がどうこうとかじゃなく、せっかちな私の性格にある）今回ばかりは何も考えず、本当に世界に浸りっぱなし、あっという間の幸せな時間でした。

名古屋の公演日から1週間が経ったよ。

余韻に浸りまくって朝晩ひとり時間に泣いてた私のSLITSも少し落ち着いてきたタイミングで、文章にしました。

・・・ねぇここまで読んでくれた方います？

YUKI愛も重いし、私個人の語りも大概ですよね。毎度不安になりますが、「じゃあ書くなよ」とか言わないでどうか　笑。

ここまで読んでくださったあなたに、どうもありがとう＊

あつい気持ちは今も、こぼれてしまうよ。