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母の秋の読書感想文。アラフォーの私が最近読んだ本

  • TB ふわふわ

2024.09.10

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こんにちは、TBふわふわです。

前回何人かの方からコメントをいただけて嬉しかったし、

やっと本を読む力(?)が戻ってて読書が楽しくなってきたので、

読書感想文その2を書こうと思いました。

1記事にするのを躊躇うくらいジャンルが支離滅裂な3冊なのですが、

とりあえず書いてみます。

①『はつ恋 村山由佳』 数年来寝かせて、やっと読むことができました。

はつ恋 村山由佳

「積ん読(つんどく)」。

すっかり市民権を得たこの言葉。

正直に白状すると、こちらの本は数年間「積ん読(つんどく)」しておりました。

こちら、娘が一歳になって数ヶ月後の2018年に発表された本なんです。

産後に集中力がなくなった自分に抵抗をしたくて購入したのを覚えています。

でも、授乳の腱鞘炎でこの厚さの本が持てない、

さらに、乳児の子育てに追われる現実と「はつ恋」というタイトルのギャップに打ちのめされてしまって、(自分で買ったのにすごい矛盾)

やっとこの夏にページを開くことができました。

ページをめくっていくと、LEEで見かけるような「丁寧な暮らし」がそこに!

四季折々の草花に囲まれ、季節の行事を味わいながら、

バツ2の主人公が、幼馴染と遅めの「はつ恋」を噛み締めながら暮らす姿が丁寧に描かれています。

ハラハラドキドキとは無縁の恋模様なのですが、

『こんな穏やかに現役で恋愛しているアラフィフの人が世の中にはいはるの?!』

としばらく想像が止まらなくなりました。笑

あたたかい気持ちになりながら、妄想の世界に浸りたい方に推したい一冊です。

②『この部屋から東京タワーは永遠に見えない 麻布競馬場』

麻布競馬場

前の読書感想文のインスタに「いいね」をしてくれた方の投稿で見かけて、気になって購入した本です。

(読んでいただけているかは分かりませんが、本との縁を繋いでいただきありがとうございました!)

こちらは、先に紹介した一冊と全然違います。

人と社会と人生のいやーなところをグイグイと描写しているエッセイ集で。

心優しい人だと、ちょっと辛いかもしれません。

私個人としては「え?もはや怪談なん?これ?」って思うくらい、怖かったです。

登場人物の設定とかが妙にリアルで、

「あ〜あの人もしかしてこれ系やったんかな…」と思う箇所がたくさんありました。

<東京・難関大学・港区界隈・企業・上京・有名大学・野心>

この辺りのキーワードに関係や関心がある人ならば、

「うわ〜あるある。」と、背筋をゾクゾクさせながら読めると思います。

逆に上のキーワードに無関係(日本ではそれが多数派だとは思うんですけど)な人からすると、

かなり閉じられた世界の中での話なので、

なんだろう。どういう感想になるものなんでしょう?

「東京コワイ」とか…かしら 笑?

小説の帯に「人間の普遍的な◎◎を描き出す…」とかの文句がありますが、

この本はちょっと違うかも。

特殊なエリアの一部の人たちの心にフォーカスして、

その人たちが見てみぬフリをしたいところまで忖度ゼロで書いている、そんな印象でした。

③WOWとYeah 小室哲哉 起こせよ、ムーヴメント 神原一光

WOWとYeah 小室哲哉

少し前のLEEで紹介されていた一冊です!

幼き日の私にとっての小室さんというと、

もう物心つく頃にはそこにいて。

もうなんなら毎日テレビで顔を見て。

ヒットチャートの曲がテレビで流れる時は基本「作詞・作曲・編曲 小室哲哉」と書かれていて。

で、お姉ちゃんや先輩がCDを買っていて、そしてカラオケで歌っている。

ちょっと憧れの文化圏を作った人。

そんな印象でした。

彼がどういった考えでそれぞれの曲やアーティストをプロデュースしていたのか。

そもそもプロデュースとはなんだったのか。

そんなこと正直考えたこともなかったんですが、

読み始めたら知らないことばかりで、ほんと楽しかった!!

昭和〜令和で彼と音楽業界に何が起きていたのか。

なぜあんなに前奏が長い曲があったのか、

(↑確かカラオケで早送りする人とかいた)

globeの歌詞は一体誰目線の何の歌だったのか、

(↑『忙しすぎて、ちょっと小室さん書き間違えたのかな?』と当時小学生の私思っていました)

なぜマークパンサーさんはやや控えめな立ち位置だったのか、

(↑田舎の何人かの男子は『俺もラップちょっと練習したらマークと代われる。』と誤解していました)

などなど、

小さい頃に、憧れながら不思議に思っていたことの答え合わせをしているよう。

ついでに、大小様々な思い出も蘇ってきたりして。

読み終わってからは、懐かしい小室サウンドを聴き回っています 笑



来月も読書感想文が書けるくらい本を読めることを願いつつ

小室哲哉 本

感想が書けるか不安な本ばかりだったんですが、書き始めたら書けるものですね。

あぁよかった。

今月も面白い本に出会えますように。

(そして、カラオケに行きたい)

*****

前回↑

TB - ふわふわ

主婦&フリーランスライター / 京都府 / LEE100人隊トップブロガー

39歳/夫・娘(6歳)/手づくり部・料理部・美容部/手づくり部・料理部・美容部/心惹かれたものをブログに書いています。9割主婦ですが、娘も大きくなってきたので、今年は仕事を少し増やすことが目標です。身長162cm。パーソナルカラー:1stブルベ夏&2ndブルベ冬。顔タイプ:フレッシュ。好きなもの:ヨガ、ピラティス、紅茶、洋服、メイク、英語。カリグラフィーと着物を練習中。

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