中2の娘と先日図書館に行った際、娘が保育園時代に大好きだった絵本と再会しました。

園で借りてきてお気に入りとなり、その後我が家でも購入したのですが図書館にはその他のシリーズがずらり！

わーーー♡とふたりで歓声をあげ、借りていこう♪と盛り上がりました！

「重いからさすがに全部は無理だよ～ここで読んでいこう？」と弱音を吐く私に

「私が持つから全部借りよう！」と娘。（2001年に第一作が発表されてから、現在では全８作の人気シリーズに！図書館ではうち７作が借りられました。）

晴れて大人買いならぬ大人借りをし、お家でじっくり読書を楽しみました♡

改めてその魅力を噛みしめた今、皆さんにご紹介したいと思います！

現在「チリとチリリ」シリーズは英語やフランス語に翻訳され世界中で愛されています。

どんなお話？

主人公の２人の女の子 チリとチリリは自転車に乗って様々なところへお出かけします。

それは地上だけにとどまらず、地下だったり海だったりとシリーズごとに驚きを与えてくれます。

行く先々で自然の美しさに触れ、美味しいものを食べながら色々な生き物と出会い冒険を楽しむ物語です。

どんなところが魅力？

何といっても１番はこの柔らかく優しいタッチで描かれた絵ではないでしょうか。

基本的に水彩紙に色鉛筆と鉛筆で描かれているそう（作品によってはパステルも）なのですが、どこまでも優しく繊細でずーっと眺めていたくなります。ため息の出るような美しいグラデーション。

どれだけの時間を重ねて生み出されのだろうと、想像するだけでも気が遠くなってしまいます笑

また、作中に登場する食べ物がどれもとっても美味しそうなのも魅力のひとつ。

娘のお気に入りは「ゆきのひのおはなし」に登場する

「りんごとニッキのホットフルーツパンチ」と「おんせんむしパンつぶつぶこおりざとうがけ」。

心も体もほかほかになりそう♪

私のお気に入りは「チリとチリリ」に登場する もりのサンドイッチやさんの

「はちみつパンのくわのみジャムサンド」「にんじんパンのゆずジャムサンド」「きなこパンのくりジャムサンド」。

栗ジャムサンドはこれからの季節が旬かしら…と想像したりして♡

その美味しそうなイラストを見ると更に想像は膨らみ…「ね、どれ食べたい？」と子どもと盛り上がってしまうほど♡

「ぎりぎり想像できそうで想像しきれない味」と感じられる絶妙なメニュー設定に毎回くぅ～♡と唸ってしまいます笑

（出てくる食べ物の全ては作者のどいかやさんが食べてみたいものだそうです♪）

東京では原画展開催中！

細部まで見どころがいっぱい…♡

なんと現在、「町田市民文学館ことばらんど」では原画展が開催されているそうです♡

展示は9月23日まで！我が家は娘の陸上の大会が終わったら行こうと話しています♪

印刷されたものとは異なるであろう原画の色づかいや、作品の放つエネルギーを想像し今からわくわくしています。

むぎちゃん