【茅ヶ崎探訪 ②】住まうように旅をする～アート編～

子どものお昼寝中に1時間程ひとり時間をもらい、大好きなミュシャの画を堪能してきました。
画はもちろんのこと、第一に惚れたのは美術館のある“高砂緑地(たかすなりょくち)”という静かな庭園です。

JR茅ヶ崎駅から徒歩5分と思えない落ち着いた雰囲気

　かつて別荘地だったようで、名残りとも思える塀や前庭の一部があります。暑さを忘れる木陰や虫の鳴き声が心地良い小道を通って美術館へ向かいます。

|||＿茅ヶ崎市美術館＿|||

　規模は小さめで、さくっと訪れるのにちょうど良い。今は閉館してしまっているのですが、品川御殿山にあった原美術館に雰囲気が似ています。邸宅であった建物を改装したもので、こじんまりとしている点、とても静かで温もりのある建物で大ファンでした。なので、またお気に入りを見つけられたような充足感を味わえてハッピーなひととき。　

　幅広い年代から人気のミュシャ。最近は化粧品やアパレルまで多くのコラボ商品を目にしますよね。
*館内条件付きで撮影可。
**美術館スタッフの方より、撮影・ブログ掲載許可頂きました。

「私は芸術のための芸術を創るよりも、大衆のための絵の制作者でありたい」

こう語るように、すべての人に美しい芸術をと考えていたミュシャならではの作品の幅広さ。ポスターや商品パッケージ、メニュー、カレンダーなど、展示物は多岐にわたります。大きな作品だけでなく、身近な生活の中にあったのですね。誰の目にも美しく映るミュシャ作品、大衆から愛されていたのが感じられました。

画の雰囲気に合う額縁もまた美しい…！

アールヌーボーの基本姿勢は「自然から学ぶ」

多用される植物モチーフからそれが明らかに感じられました。そしてそして‼クワガタまで。最近虫ブームの息子に見せようと、パシャリ。

ゆったりと見られる館内

お盆休み期間の訪問でしたが、人もそこまで多くなくゆったりと静かに鑑賞でき満ち足りたひと時でした。また別の展示でも訪れたい！
お近くの方、ぜひ探索してみてくださいね。

旅のお供はいつもレスポのバッグ♪

013/ましゅ