「読む」というより「眺める本」
「東京ホテル図鑑 実測水彩スケッチ集」
著者の遠藤慧さんが実際に宿泊された東京と近郊のホテルの間取図、ベッドやテーブルなどの配置とそのサイズ、アメニティや食事、それぞれのホテルで印象的だった もの・こと が、水彩スケッチと写真とともに紹介されています。
この本に掲載されているホテル、私はどこにも宿泊したことはないのですが、
「このホテルは絶対高いでしょー!で、いくらするん?」とスマホで見てみたり、そのついでに「ひとりで泊まるから、もう少しリーズナブルなお部屋で…朝食付きがよくて…いつ頃なら空いてるかしら?」と調べてみたり…。そんな風に楽しんでいます。
この本、ひょんなことから出合いました。
夏休みが始まってすぐの頃、こどもの用事で本屋さんに行きました。探しているものが見つけられずに店員さんに尋ねてみると、「今うちにはなくて本店には在庫あるようなんです。」とのこと。取り寄せはできないけど取り置きはできますということで、取り置きをお願いし、本店まで出向くことに。
「本店ってどちらにありますか?」とお尋ねしたところ、その書店の最寄駅からお店までの地図が印刷された紙をくださいました。
帰宅して、なんとなくこの紙を裏返したところ、「テレビで紹介されました!在庫の確認をおねがいします!」と、この本の表紙のプリントと共にそう書かれている。
私、この紙見てよかったのかしら…。店員さん、この紙は外部に出してもよかったの…?なんて思いながらも、知ってしまったのだから、そしてとても気になったのだから仕方ない(笑)
調べてみると、ますます気になる!
ということで、取り置きをお願いしていたお店でこちらの本も購入してまいりました。
いつ読んでる?どこで読んでる?
スキマ時間、例えばお昼ご飯を食べた後、こどもが30分タブレットを観るかゲームをするかどちらかをしている間、早く洗い物でもしてしまえばいいのに、そんな時間に。こどもからは姿が見えない寝室のベッドと壁の間の狭い隙間で、ベッドを背中にして三角座りをして眺めています。
間取図を見ながら「ここから入って、荷物をここに置いて、まずはベッドにダイブ?」とか、「この机で手帳とノートひろげて、ブログの文章考えてー、疲れたらベッドに寝っ転がってー。」とか、「泊まるとしたら何の本持って行くー?」なんて想像しながら。
どのページから開いても楽しめるのが、またいいところ。
こどもの夏休みの間は気分的にも時間的にも小説を読むのはしんどいかなぁ。でもこの暑さ、積極的に外に出る機会も少ないだろうし…何か自分の楽しみの本も手元に置いておきたいなぁと思っていた時に出合った本。私の夏はこの本と共に。
どうか夏、無事に過ごしきれますように。
017 みもざ
017 - みもざ
主婦 / 埼玉県 / LEE100人隊
42歳/夫・娘(6歳)/手づくり部・料理部・美容部/結婚、夫の転勤により、生まれ育った大阪から埼玉に引っ越してきました。それから早6年。子どもを通じて信頼できる方とも繋がれたし、ひとりで過ごすのが好きだし……だけど、やっぱり、「私」として誰かと繋がりたい!自分の「好き」を発信し、これを機に日々のお料理を少しずつステップアップできればと思っています。よろしくお願いいたします。身長155cm。
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