2024年8月のお題

【京都で思い出作り③】花手水発祥の『楊谷寺』閉門後に完全貸切〜紫陽花と青もみじナイトショー 

  • 016 Umi

2024.08.05

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初夏に一時帰国した際の、西日本周遊の旅記録を徒然に綴っています。今回もお付き合い、ありがとうございます。

京都で記念になることをしようと、
①ムスメの舞妓体験

②手作り京七味体験

と記事にしてきました。

カナダから予約を入れた三つ目の思い出づくりは、花手水発祥のお寺として最近注目を浴びている『楊谷寺』です。

静岡県の三島スカイウォークでも大好きな紫陽花を楽しみましたが

楊谷寺では、「あじさいウィーク」と名付けられ、紫陽花を違ったコンセプトで見ることができ、一生忘れられないであろう美しい景色を心に刻むことができました。

西日本周遊記録⑥〜花手水って何て読む?

SNSやメディアを中心に、近年注目されはじめていた「花手水」。

簡単な漢字3つで構成はされているものの…、みなさん読めますか?

正しくは、「はなちょうず」。
(思わず「はなてみず」って読んじゃったのは、私でございます。)

お寺や神社をお参りする際に、手と心を清める「手水舎」(ちょうずしゃ)に季節のお花を浮かべて参拝者の目を楽しませているのを花手水といいます。

昨夏(2023年)、日本に一時帰国した際に、ずっと気になっていた花手水が、故郷の札幌でもいくつかの神社で見れるとあって、札幌護国神社の花手水を見に足を運びました。

暑い夏でしたが、風鈴の音をバックグラウンドに、水に浮かぶお花を見ていると涼しげな気分に。

さて、
この花手水の発祥となったお寺が、京都の『柳谷観音 楊谷寺』。
柳谷観音 楊谷寺の執事さんが、手水鉢に紫陽花を浮かべて、不安な現代に五感を通じて心に平安を、という想いで数年前にスタートしたのがきっかけだそうです。

閉門後の15名のみの完全貸切&京料理お弁当付きのツアーへ

6月末のちょうど紫陽花の季節ということで、柳谷観音 楊谷寺では「あじさいウィーク」と題して、イベント開催中。

日中はたくさんの参拝客で賑やか&大混雑と聞いていたので、
閉門後の完全貸切ツアーに参加することに。オットとムスメは2人で京都で探索をすると言ってくれたので、およそ5時間弱のおひとり様時間。

しかも15名限定で、「京料理いっぷく亭」のお弁当付き&京都駅からタクシー送迎付き。

至れり尽くせりの内容に、遠足へ行く前の子供のように胸が高鳴り、楽しみにしていました。



京料理いっぷく亭のお弁当から

到着後、山門をくぐってすぐに、龍手水の花手水が早速お迎えしてくれました。

本堂に入ると、庭手水も。

書院の前にある恋手水も素敵なのです。

見ているだけで、笑みがこぼれてしまうような素敵な演出ばかり。

毎日丁寧にお手入れされていることが分かる、花手水の数々にうっとりです。

まずは、参加者の方たちと、美しいお庭を見ながらお弁当をいただきました。

お弁当は3段になっておりまして。
まずはご飯2種。

季節のお野菜のおばんざい。

6月にちなんで、名物のゴマ豆腐を水無月豆腐にしてくださったという特別料理。
紫陽花の色づかいでデザートも付いていました。

お腹を満たした後は、紫陽花鑑賞

お弁当を食べ終わった人から、境内を自由に散策できます。
途中スタッフの方々が写真を撮る場所に誘導してくれたり、写真を撮ってくれたりと優しい気遣いも嬉しいサービスでした。

眼力稲荷前のおいなり花階段

紫陽花が美しいアンブレラスカイ

さて、こちらは…?

空に浮かぶハート、見えますか?

私はいくら頑張ってもハートが見えずに、かなり睨みをきかせていたのですが(笑)

答え合わせはこちらです。

横向きでしたか。

カップルで来ると、きっと素敵なフォトスポットなのでしょうね。
と独りごちます。

紫陽花が覗ける、こんな可愛いハートもありました。

お寺さんのお話の後は、ライトアップ

一通り境内を周ってくると薄暗くなってきました。

少しずつ照明が灯されてきて、

グッと夜の雰囲気になってきて、残りの時間が楽しみになってドキドキ。

まるでナイトショー、美しすぎる日本庭園と花手水

一度集合してお寺さんのお話を聞く時間。
花手水の由来などのお話もあり、とても興味深い時間でした。

その後、一度照明を真っ暗にしてから、ライトアップのカウントダウン。

(左)真っ暗な状態から→(右)お庭がライトアップされた瞬間

一気にお庭がライトアップされて、参加者から感嘆の声が漏れました。

書院の紅い床と青もみじのコントラストが美しすぎて・・・感動。

またゆっくりと、眺める時間をいただけました。

庭園はもちろんのこと、ライトアップされた花手水も夜の雰囲気になるとまた美しさが際立っていました。

ゆったりとした時間の中で、日本の美を堪能できて充足感でいっぱい。
心がすっかり満たされて帰途に着きました。

(ツアー企画会社さんに撮影・掲載許可を快諾いただいております、ありがとうございます。)

長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

もうちょっとだけ京都の記事が続きますが、今回の旅では紫陽花に心を奪われたので、奈良編では紫陽花にちなんだお買い物についても紹介する予定です。

ではでは、また♪

016 - Umi

教育系 / カナダ / LEE100人隊

47歳/夫(ポーランド人)・娘(10歳)/手づくり部・料理部・美容部/すきなコト&モノは、写真や動画を撮って編集すること、ジョギング、筋トレ、セルフジェルネイル、大人になってから始めたフルート、アロマオイル、長風呂、和菓子、魚卵、オートミール、そして日本の雑誌を読み漁ること。中でも、いつも変わらぬ目線で今欲しい情報と、手が届きやすい上質な幸せがいっぱい詰まったLEEが大好きです。自分自身が毎日笑顔で過ごせるように、心と身体を健やかに楽しく管理することを心がけています。冬が長いカナダから、読んでいる方の心が温まってハッピーになれるような投稿をお届けします。

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