暮らし発見

母と子の思い出に、母乳ジュエリーという選択

  • 055 まぁち

2024.08.02

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母乳ジュエリー。妊娠前、初めて聞いたとき正直、「母乳をジュエリーにする・・・?どういうこと?腐りそう。なんか怖い。」と思いました。母乳って、言ってしまえば体液。生生しくてあまり人に見せたくない存在だと思います。それを敢えて自分を飾る「ジュエリー」にする=人に見せるというのがどうにも気持ち悪くて受け入れられなかったのだと思います。

でも、考えてみると母乳をあげるという行為はとても動物的で、自分が地球の一部なんだと思い出させてくれるある意味神聖なもの。人前でオッパイ出してお乳をあげているお母さんをたまーに見かけるのですが、不思議といやらしさを感じないです。おっぱいをごくごく飲む赤ちゃんの生命力を感じる光景には神々しささえ感じます。(大げさ?笑)

母乳は、その時の赤ちゃんに必要な濃さや味に変化するらしいです。必要な栄養を必要なタイミングで適温で出せる。自らの血液を真っ白な甘い母乳に変えて出す。自然の仕組みは本当に完全で完璧なんだな。と出産して初めて気づいたのです。そう考えると、母乳ってとっても尊い存在だなと。

そしてそんな母乳にもいつか終わりがくる。そう考えると、母と子の絆として形にして残すという選択肢に「母乳ジュエリー」があってもいいのではないか。と自然と考えが変わっていったのです。

素敵な出会い

そんな時、一流企業を退職して母乳ジュエリーを作る会社を立ち上げたばかりの女性と出会いました。

まずジュエリー自体がおしゃれで、普段使いできそうなデザインに惹かれ

彼女のまっすぐさ、母乳ジュエリーやママたちに対する多大なるリスペクトがあるところ、抜群のホスピタリティと信頼感。この人にならお任せしたいなと思える人だったことが決め手になり、思い切ってオーダーしてみました。

オーダーから完成まで

まずはネットでどんなスタイルのジュエリーにするか、普通のネットショップ感覚でオンライン決済。そのあとはレターパックで搾乳した母乳をパックで送ります。特殊加工でパウダー状にした母乳を樹脂で固めてジュエリーにセッティングしてもらう。こんな具合です。(なので、腐ることはありませんのでご安心を)

3か月ほど待つと自宅に送られてくるのですが、

ラッピングの豪華さ、一流ジュエリーメーカーもびっくりの素敵な包装とジュエリーケースに驚き。こんなに立派になって返ってくるとは想像せず。そして付けてみて、想像以上にかわいくて、胸がときめきました。毎日来る日も来る日も出し続けた母乳、生活感の一部だった母乳が、こんなに丁重に扱われたことに、ママとして一区切りついた自分に「お疲れ様」といわれているようでうれしくなりました。

母と子の記念に、母乳ジュエリーという選択を。プレゼントにも良いかもしれません♡

055 まぁち

055 - まぁち

会社員 / 神奈川県 / LEE100人隊

35歳/夫・息子(1歳)/料理部・美容部/海辺の街に住み始めて4年目突入。旅先でオシャレなお店やホテルを巡るのが大好きで、行きたい店リストは2000件超え……。おいしいものも大好き。甘いものに目がなく、とくに焼き菓子が好物。可愛い息子と長毛猫を愛でる日々。骨格・ウェーブ、パーソナルカラー・オータム、身長163cm。

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