長年使っているポーチ、くたびれてきたなぁ。そろそろ新しいポーチに変えた方がいいかなぁ。そういう思いで出かけた先ではポーチを見ていた私。そんな時に限って「これがいい!」と思うものには巡り合わず、7月のお題、もうこのままいくしかないなと思っていたところ、ノーマークだった場所で出合いました。TOP画のものが今回購入したポーチ。
それは、ショッピングモールの文房具売り場
小学生の娘が夏休み前に持ち帰ってきたお道具箱。クーピーが折れていたり、のりが少なくなっていたりと、忘れないうちに補充しておこうと一緒に向かった文房具売り場。クーピーを手に「後はのり~。のりはどこ~。」と、のりを探している途中で見つけました。
「ちょちょちょちょ、ちょっと待って!ここ見たい!」と先に行く娘を止めて、吟味する私。いろんな食べ物モチーフの、いろんな大きさのポーチ。最初はかわいいから見たくて足を止めたのですが、一番左上においてあったこのポーチを見つけ、「これ!これにするわ!」と、手に取る。すかさず娘も「私もこれにする。」と言い出す。
「え?お母さんはずっとポーチを探してて、今「これ!」ってものに出合ったから買うんやけど、あなたそうじゃないでしょう?ノリで言ってるでしょう?それは家計からは出せません。お母さんは自分のお小遣いから買います。それでも欲しかったら、あなたもこないだおばあちゃんからもらったお小遣いからどうぞ。」
ということで、こうなりました。
2個並べるとかわいい。と、しっかり恩恵を受ける母。
商品についていた紙のラベルが気になってネットで見てみると、
丸眞株式会社という会社が出している「yup!」という商品らしく、いろんな食品をモチーフにしたポーチやエコバッグがあるようです。
私は、実際に売り場で見たスイカのポーチがほしいと思っている…。今度はひとりで見に行こう。
そして、このyup!商品の売り上げの一部は、国連WFP協会へ寄付される。
国連WFP協会って何?と、さらに見ていくと、集まった寄付が貧しいこども達への給食支援に繋がっているそうです。
何も知らずにただかわいいから購入したけど、少しでも何かの役にたてるのなら。
娘には「え?あなたも買うの?」なんて言ってしまったけど。
で、中身は?
今まで使っていたミナのポーチ。この横長のポーチを縦にして鞄に入れていたんですが、それが省スペースで荷物の多い私にはすごく使い勝手がよかった。なので今度も長細いものを探していたのです。
右から
・ニベア
・ボールペン
自宅ではJETSTREAMを愛用していますが、少し前にひとりでスタバに入る前、「今から色々書き留めよう!」と思っているのにボールペンを持っていないことに気がつき、慌ててコンビニで買った無印のペン。以来そのまま入れておくことに。
・龍角散
・ハッカ油
最近あまり使わなくなりましたが、空気が澱んでると感じる時や気分をシャキッとさせたい時にハンドタオルにワンプッシュしてそれを嗅いでいる私。ワンプッシュでも効き目があるので、振りかけすぎに注意。(目にしみます。)
自宅用にも持っているのですが、ベランダの蜂対策で振りかけまくっているので、そちらはすぐなくなる。
・バンドエイド
・リップクリーム2本
もう何本目?何十本目?のウォーターリップに、「さすがに色つきでないと、鏡見たときギョッとするなぁ。」と思い、この冬からポーチに入れるようになった、こちらもロート製薬のFLASH TINT LIP(RED) 。未だに口紅に慣れない私なので、色つきリップがちょうどいい。
・手鏡 海外旅行のお土産にもらったもの。こちらも長いおつきあい。
・ポーチ IN ポーチ
むかーし同僚からのおみやげにもらったもの…だったかな?こちらには常備薬を。
ビオフェルミン、龍角散ダイレクト(めっちゃ喉ケアしてる人みたい。)、鎮痛剤。
と、何かの時にはこの小さいポーチだけをポケットに忍ばせて不測の事態に備えれるよ!
とにかくこの小さいポーチが私のお守り。
なにはなくともビオフェルミン!!
私を知っている人は、「出たっ!」とか、「そうそうそうそう!」と膝を打っているのではないかと思うんですが、これがなくして私はない。私にとってはただの整腸剤ではなく、お守りそのものです。すぐお腹にくるんです。試験とか初めての場所に行くとかメンタル的なことも、食べすぎた!脂っこいもの食べた!というフィジカル的なことも。
高校生の時は授業中お腹が痛くなってもすぐ服用できるように、瓶から小分けにしたお薬ケースを制服のポケットに忍ばせていたのですが、大人になり、この一回分3錠が小分けになっているものが販売されているのを見つけたときはものすごく感激しました。瓶から携帯用に小分けにしていると服用の頻度にもよりますが、湿気ていることが多い。この小分けタイプだといつもフレッシュなビオフェルミンが!
私みたいな人が作ってくれたのかしら?!
高校の卒業式、式典中にどこからか「ビオフェルミンちょうだい。」という伝言が廻ってきた。自分のビオフェルミンケースが「飲んだらまたケース戻して。」という言葉と共に同じルートを辿ってどんどん渡っていったという思い出があります。どこのクラスの誰だったのかわからないけど、この小分けタイプを初めて見たとき思ったのは「あの時この一回分が入っているものがあれば!」でした。フレッシュなビオフェルミンを、飲まなくても、お守りとして渡してあげられたのに!
こちらも私のお守り 龍角散
社会人になった年から、のど飴は龍角散一択。お腹が痛いのには慣れているけど、のどの痛みは少しであっても早急に取り除きたい。そして20年ほどのお付き合いになった今となっては私の精神安定剤の役割を担ってくれていて、乗り物に乗るとき、ちょっと緊張を強いられるとき(最近でいうところはこどもの授業参観でしょうか。とにかく日常ではない場面)、とにかく龍角散を口に入れて過ごしている。「凌いでいる。」という言葉の方がしっくりくるかな。
ストックしてるよ!
2023年の2月頃だったと思うのですが、「ストックがあと一袋しかないし、そろそろ次の買っとかないとなぁ。」と何かのついでにドラッグストアに寄ってみても龍角散が売っていない。
「品切れなんかなぁ。」と、またその近くのドラッグストアに寄ってみても、いつもの場所に置いていない。「そんなことある?」とスーパーに寄ってみても売ってない。おかしいな。もしや…買い占められてる??それが正しい予想だと知ったのは数日後のニュースです。しかも買い占めの量が半端じゃない。そりゃ売り場からなくなるわな…と悠長に構えている場合ではないっ!
私、その3月に謎の高熱を出し、熱はすぐ下がったけどその後喉が痛い痛い!今!龍角散が必要なのは、今!!でも最後のストックの封を切る勇気がなく、プロポリスキャンディをなめまくり、炭酸のシュワシュワで喉のイガイガをごまかしたくて喉にためながら炭酸水飲んだり、お風呂入るときは「アーーーー」って言いながらシャワーで喉を洗ってみたり(喉の刺激になるから、多分、炭酸水もシャワーもNGな気がしますが、喉のイガイガを麻痺させたい!)、久々に違うのど飴をなめてみたりしたんですが、やっぱり龍角散でしょ!
この、普段の「ちょっとイガイガする?」レベルではない喉の痛さの時、
夫:「龍角散、ここに一袋あるやん。」
私:「いやいや!これが最後の一袋やから、これは緊急事態の時の為においときたいねん!」
夫:「え?今がその緊急事態じゃないの?」
私:「いやいやいや!だっていつ手に入るかわからんし!これは絶対開けられない!!」
今思うと、夫の「好きにしてくれ。」という言葉がホントその通り!という滑稽なやりとりをしました。
そしてその3月末に大阪に帰省したとき、コンビニでスティックタイプの龍角散を見つけた時には「今度いつ出合えるかわかららない!」という思いから、箱ごと買いそうになりましたが、グッと我慢して2本を購入。
ちょうどラシオでもパーソナリティーの方が、その方は龍角散ダイレクトを愛飲されていたらしいのですが、「私、花粉症の時期は龍角散ダイレクトを愛飲していますが最近売場で見つけられなくて今持っているのが最後なんです。毎年買ってるんですけど…。」と話されていたんです。私も!私もずっと愛用してる!そんな私たちが買えないなんて!
「困っている人ー!ここにあるよー!」と
心の中でアナウンスしながらお店を後にしました。
そんなことがあってから大体これぐらいの量はストックするようになり、今でも生活圏内のスーパーでは、「えーっと、次は、素麺ね。で、龍角散ちゃんと売ってるか?」というように、買い物しながら目の端で龍角散がちゃんと陳列されているか確認している自分がいます。
「お願い!買い占めはやめてー!!」
と、まさかここで龍角散の話を書くことになるとは思いませんでしたが、その時の切実な思いを綴らせていただきました。
7月のお題、皆さんのクリップ、楽しく読ませて頂いています。
雑誌やなんかでも、「ポーチの中身」、「鞄に何入れてる?」というような特集、昔から大好きなんです。その人その人の個性が如実に反映されてるなぁ。
「私、全然、化粧直し的なもの持ってないわ!」とか、「あ!私も、それポーチに入れてる!」とうれしくなったり。
そして、「私のポーチくたびれてきたから新しいのに変えようか。」と今回いいタイミングで見つかったので交代しましたが、相棒のように長い年月同じポーチを愛用されている隊員さんのクリップを読み、なんだかキュンとしました。
新しいポーチは夏用、そして今までのポーチは冬用として、まだまだそばにいてもらおうかな。
017 みもざ
017 - みもざ
主婦 / 埼玉県 / LEE100人隊
42歳/夫・娘(6歳)/手づくり部・料理部・美容部/結婚、夫の転勤により、生まれ育った大阪から埼玉に引っ越してきました。それから早6年。子どもを通じて信頼できる方とも繋がれたし、ひとりで過ごすのが好きだし……だけど、やっぱり、「私」として誰かと繋がりたい!自分の「好き」を発信し、これを機に日々のお料理を少しずつステップアップできればと思っています。よろしくお願いいたします。身長155cm。
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