【京都で思い出作り②】『京山城屋』オリジナル七味作り体験
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016 Umi
2024.07.31 更新日:2024.08.05
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初夏の西日本周遊の旅。心に残った一コマを徒然に綴っています。
今回もお付き合いください。
前回のムスメの舞妓体験に引き続き、カナダから予約を入れておいたのは、
創業120周年を越える乾物を扱う「京山城屋」さんの七味作り体験。

オットとムスメの二人が近辺を探検している間に、束の間のおひとり様時間で参加してきました。
(撮影と掲載に快諾いただいています。ありがとうございます。)
西日本周遊記録⑤〜七味には何が入ってる?
普段何気なく使っている七味ですが、7種類何が入っているのか皆さんはスラスラ言うことができるでしょうか。
ガラス容器に並んだ7種類の薬味と香辛料を目に前にして、青海苔や山椒が入っていることに驚く私。(無知ですみません)
京山城屋さんの場合、写真左から七味の中身は…

黒ごま、金ごま、焼唐辛子、唐辛子、ぶどう山椒、糸青のり、柚子(陳皮から+100円で柚子を選べます)
この七種類。
ワクワクする気持ちを抑えながら、七味作りがスタートです。
七味はこんな風にブレンドしていきます。
最初に黒ごまと金ごまを同量取って、すり鉢ですり合わせます。

その後、残りの5種類を並べます。

京山城屋さんの材料はすべて国産一級品を使用しているということだけあって、色の鮮やかさはもちろんのこと、香りがおどろくほどに豊か!
ガラス容器を開けて匙ですくう度に、それぞれの香りが鼻をくすぐります。
そして、7種類をすり合わせます。

ここで味見タイム。

お出汁を注いでいただき、そこに今すり合わせたばかりの七味をちょっぴり乗せていただきます。
「この味見の仕方が!お出汁で味わうなんて!」…と、ひたすら感動している心の中。
ここまでは、基本のブレンド。さぁ、ここからが本番です。
ここからがオリジナル七味作りの山場
味見をした後に、付け足したい好きな材料を2種類選んでください、とご案内いただいたので
しばし考えた後、私は「ぶどう山椒」と「柚子」をチョイス。

すり合わせた後に、もう一度味見。

さっきよりもグッと香りと味の深みが増しました。
「た、た、楽しすぎる〜。」と思わず心の声が漏れちゃうほど。
そしたら、最後にもう1匙、追加していいですよ、と。
これで充分美味しすぎるのと、何を追加するともっと美味しくなるのか店員さんに相談したところ
「風味は山椒と柚子で足したので、唐辛子か焼唐辛子で辛味を追加するのがいいと思います。」
とアドバイスいただき、唐辛子を追加することに。

なるほど!これで風味豊かでしっかり味が締まったオリジナル七味が完成です。
出来上がりは瓶に詰めて、自宅では七味容器に移し替え
最後に、用意いただいた小瓶に七味をしっかり詰めて

わたしだけの七味が完成です♪

あまりにも楽しくて、そして出来上がったゆず七味の香りが素晴らしくて…。
この七味をカナダに持ち帰って、どうやって美味しくいただこうかと考えるだけでニヤニヤ。
抑えきれないニヤつき顔で、スキップしながらお店を出ました。
カナダの自宅に戻って早速、薬味入容器に移し替え。

この薬味入れは十数年前にオットと京都を旅した際に、
清水の『七味屋本舗』で購入したもの。

今のところ、お味噌汁やパスタ、鍋物などにこの七味を使っては幸せを満喫していますが、
夏を味わう一品にこの七味をかけていただきたいと企んでいるので、それはまたの記事にしたいです。
ではでは、また🎵
016 - Umi
教育系 / カナダ / LEE100人隊
48歳/夫(ポーランド人)・娘(12歳)/手づくり部・料理部・美容部/気づけば、カナダ暮らしも20年。3年目のLEEラストイヤーは、心豊かに、彩りゆたかに。旅やネイル、ワークアウト、発酵生活やおいしいものを通して、海外にいても心の余白を大切に。「丁寧に」、そして「笑顔で」。少しの冒険心とユーモアを添えて、多面的に進化していけたらと思います。読む人の心に、ぽっと灯りがともるような瞬間を届けられますように。パーソナルカラー:イエベ秋 顔タイプ:エレガント 骨格:ナチュラル。
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