暮らしている沖縄は温暖な気候を活かして様々な亜熱帯果樹と植物が身近にあります。春と秋はあっという間に過ぎて短く、夏は息切れするほど長く苦しい、そして冷たい強風に晒されて意外と厳しく寒い冬。そんな季節と一緒にすくすくとこの地で育つ旬の果物と植物は暮らし中で必要不可欠なもの。日々馴染みがあるものから珍しいものへのアンテナも広く張ることを怠らず楽しんでいます。ということで一つめは厚い黄色い皮が特徴的な「ミズレモン」をご紹介。

幻のフルーツと言われている？！「ミズレモン」

ミズレモンはパッションフルーツの仲間。名前にレモンと付いているけれどレモン風味はどこにもありません。強いて言えば黄色い皮が似ているかな。味はパッションフルーツと近いと言えば近いし近くない。どっちなんだ！と優柔不断な回答ですけど、個人的な感想は「別物」です。数年前から少しずつ増えてきたミズレモン。この時期見つけると買っていますが、まだまだ広く流通しておらず幻フルーツと呼ばれているようです。

沖縄県産「ライチ」

久しぶりに生のライチを見つけて感極まり即購入。どれくらいライチが好きかというと高校生の時、貯めたお小遣いでライチの苗木を買って育ていたくらい。でも台風で実がなる前に枯れてしまったけど。。（号泣）。中々生のライチって売っていないんですよね。食べたいなら育てるしかなかったんですよ。もちろん冷凍ライチも美味しいですが生のライチの美味しさに到底及ばないかなと。買った生ライチのお味は皮を少し破いただけでぷりぷりの実が出て、かじるとぷちっとジュースがじゅわ～っと飛び出て甘～い。

夏の野菜といえば「とうもろこし」

義母が趣味で育ているとうもろこしをおすそ分けで頂きました。気候や環境が去年とは違い？今年は不揃いなものが多かったけど、味はちゃんと甘くて美味しいです。そして今年もわたしの好きな黄色と白が混ざった品種で嬉しい。

炭火で焼いたとうもろこしは立派なごちそうです。食べる時は溶かしたバターと醤油を刷毛でさっと塗って。あー美味しかったな。

夏を知らせる果物と植物①いちじく

いちじくの苗木を買ってだいぶ経っているんですが未だに食べるところまで至っていません。最後の最後で頑なに熟さず緑色のまま枯れます、多分原因はいちじくちゃんが鉢植え自体をお気に召さないようなのですが、今のところ地植えにするキャパがなく観葉植物のように育ています（いちじくちゃん、今年もごめん）。今年こそは食べれるかな（わくわく）？

夏を知らせる果物と植物②ブルーベリー

こちらは鉢植えをお気に召していらっしゃるブルーベリー。毎年良い実をつけていますが今年の実はいつもよりよく育っていて味も甘く感じます。この状態になると空から狙ってくるやつらとの争奪戦の火ぶたが切られます。鳥が制すか、人間が制すのか、ここは仁義なき戦いなのだ（テッテレー）。今年こそはジャムを作りたい（毎年完敗しているということ）。

夏を知らせる果物と植物③カレーリーフ

料理上手なスリランカ人のお友達に料理を教えてもらってから作り続けているスリランカカレー。料理に必要なカレーリーフは習った当初、どこにもなくてわざわざスリランカからドライカレーリーフを買っていたんですが、あったんですよ。いつしか近くにホームセンターに。カレーリーフの苗が（震）。この時ばかりはとうとうスリランカカレーブームが来たなと感動しながら購入しました。毎年ふさふさに成長してくれる有難い植物です。

夏を知らせる花、ピンクのカサブランカ

結婚前、夫とゆり祭りへ行ったときにたまたま買ったカサブランカの球根が株を増やしてミニゆり園のようになりました。あの時売っていた球根の中で一つだけ大きかった球根。とにかく気になったので手に取ってレジに行くと、「当たり」とお店の方に言われました（やったー？）。あまり理解せず買ったので「当たり」の意味を知ったのはだいぶ後だったということは言うまでありません。今では夏の便りのように毎年元気にたくさん咲き感謝いっぱいです。