こんにちは♡めりです。

溶けそうな暑い日が続いていますが、今回私が映画鑑賞をしたのは…クリスマスのお話。

孤独と事情を抱えた3人が織りなす物語『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』。

歩み寄れない不器用な関係の行末に注目！

生徒や先生に疎ましく思われている歴史教師のハナム、なにかと問題を起こしてしまう学生タリー、大切な息子を失くしたばかりの料理人メアリー。

思いがけずクリスマス休暇を共に寄宿学校で過ごすことになるのですが、なかなか歩み寄れない先生と生徒がお互いの事を知り始めた時にどうなっていくのか…どんどん物語に引き込まれていきます♡

タリーがなかなかのヤンチャっぷりですが、不器用なハナム先生との掛け合いがユーモアに溢れていて、ふふっと笑いかけてしまったり逆に心にグッと押し寄せるものがあったりと、感情が大きく動かされました。

なんでそうなるのー⁉︎とツッコみたくなる場面も(笑)

そんな2人と共に過ごすメアリーの温かさにも時に救われます。

クリスマスを題材にした映画はキラキラしたものや楽しさを連想させる作品が多い印象がありますが、この映画はちょっぴり様子が違います。

でも特別な日“クリスマス”は物語を動かす大きなキーポイントに☆

誰にも悲しいことや過去の出来事にひきづられることがある中で、人生を今からだって変えることが出来るし、少しずつ1歩を踏み出せるように時間をかけたって良い。複雑な思いを持つ登場人物たちを通じて、そんな大切なことを投げかけてくれる1本だなと思いました。

感情の変化を細かに表現されて、段々とほどけていく俳優の方々の表情にも魅了されます♡

じっくり没入したい時におすすめしたい大人な作品でした。劇場で是非！

最後までお読み頂き、ありがとうございました。