今年もやってきました、「みょうがの茎」。毎年今くらいの時期になると、名の通り「みょうが」の「茎」が袋いっぱいにぎゅうぎゅうに詰められて売っています。一度見てしまうと口の中は爽やかな風が通り、手仕事魂がうずうずしてきて素通りはできない。そうそれが「みょうがの茎」マジックだ。

バッサリと切り落とされた茎が寄せ集められたこの一袋。まだ全然食べられるのについつい捨てられてしまいそうな部分を集めて商品として売られているさまは、まさに現代のサスティナブル食材。節約料理にもぴったりです。一般的に広く売られている蕾の「みょうが」と味は全く同じですが、食感はこりこり歯ごたえがあり料理のアレンジが幅広く効くかなと思います。

地元で人気ある居酒屋さんメニューをおうちで挑戦してみました。かりかりに焼いた油揚げの間に冷水に漬けて水気を切った長ネギと刻んだみょうがの茎を挟み、

仕上げに大根おろしと細かく切った青ネギをのせました。

食べる時はお醤油を少したらしていただきます。こちらのおともには日本酒ですかね？

みょうがの茎入り香味野菜のちらし寿司

甘さを控えた酢飯に刻んだみょうがの茎と大葉、そして余った卵白で作ったホワイトスクランブルを混ぜてみました。

黄身だけで作った錦糸卵をのせていただきます。きりっとした白ワインと一緒になんていかがでしょう？

③みょうがの茎ピクルス

ピクルス液には赤ワインビネガー、塩、ピンクペッパー、水、そして少しはちみつを使って甘すぎない大人のピクルスを作りました。

時間が経つと全体がピンク色に染まります。こちらはビールと一緒がいいかな。

まだまだあるよ、「みょうがの茎」

あと袋の半分残っているみょうがの茎。さーて、次はなに作ろかな。