杏さん主演の映画で現在公開されている『かくしごと』
テレビで予告映像が流れてきたのを初めて見た時、とても惹きつけられました。

私は映画で気になる･･と思うものは実際に映画館へ行くこともありますが、より詳しくお話を知りたくなってしまい、先に原作を購入して読んでしまうことがよくあります。
（映画を見てから原作を読むって場合のほうがよく聞きますが、私は逆です＾＾；）

あとは映像だとちょっと苦手そうかも･･でも興味が･･なんて時も本を読みます。

映画『かくしごと』の原作

LEE今月号のカルチャーナビのコーナーでも映画『かくしごと』が取り上げられています。

北國浩二さんの『嘘』
こちらが映画の原作となっています。
表紙の杏さんの真っすぐと見つめるこの表情にドキッとなってしまいました。

ヒューマンミステリー

“家族”になるために千紗子がついた嘘から始まった物語は、家族、虐待、介護、嘘…全てが絡み合い、現代の社会問題ともなるものたちに考えさせられてしまい胸が苦しくなり、とても切なかったです。
でも千紗子と父の孝蔵と少年と過ごす時間は心が温まる場面もあり、読みながら頭の中には自然豊かで美しく静かな田舎の風景が常にありました。
認知症や介護など、自分の親が同じようになってしまうことだってあるかもしれないと思うと、千紗子と自分を重ねもし自分だったら･･と色んなことを考えたりも。
どんどん引き込まれていくお話に一気に読んでしまいました。

嘘から始まった物語のラストは……
ぜひ機会があれば手にとって読んでみてください。

私は原作を読んでみて、映像でも見てみたいと思いました。

他にも映画になった本

私が持っている映画となった本は他にも。
ミステリーやちょっと重たい内容のものが多いのですが、気になったものは読んでいます。

最近読書をする時間をつくれなかったのですが、やっぱり本を読んでいる時間は好きな時間。
また次の本を探そうかな＾＾

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