日中は30度を超えている、このところのテネシー州。
外は暑いし、夫は少々お疲れのようだったので、週末は家でゆっくりしよう決めたものの、家にいるのも暇だなあ・・・。
ふと思いついたのは、冷たい麺が食べたい!せっかくなら、いつか作りたいと思っていた手打ちうどんを作ってみようと思い立ちました。
捏ねるのはホームベーカリーにお任せ
レシピを調べてみたら、アメリカで一般的な小麦粉(All Purpose Four)が中力粉になるので、お水と塩と小麦粉という家にある材料でできることがわかりました。
生地を捏ねるのは、ホームベーカリーを使って、小麦粉に塩を溶かした水を少しずつ加えていきます。
我が家のホームベーカリーはシンプルな機能しかないので、食パンコースの捏ねが15分くらいのところで止め、取り出しました。
ホームベーカリーってすごい。
我が家のホームベーカリーは6年ほど前に買った物。
ホームベーカリーブーム?もあり、少し頑張った仕事が終わって、自分へのご褒美として買った物でした。
買った直後から2年くらいは、よく使っていたものの、小麦粉の高騰やせっかく作ったのに失敗したり(夏場に失敗しがち)、やっぱりパン屋さんのパンがおいしかったりで、だんだんと使わなくなってきました。
もう、使ってないし、場所も取るし、断捨離の候補かな~と思っていたところ、アメリカ転勤に。
日本から持ってきてよかったものとして、ホームベーカリーをあげている方が多く、ならばちょうど家にあるし。と持ってきたところ、今では大活躍しています。(アメリカでは電圧が違うので、変圧器は必要です。)
金曜日にはパンを焼く
少しずつルーティーン化してきているのが、金曜日にパンを焼くこと。
夫は、平日の朝ご飯をほぼ食べないため、週末の朝ご飯がゆっくり取れる朝食だし、私にとっては、金曜日にパンを作ることで、平日を乗りきった~と思える儀式のようなものなのです。パンを作りながら、Pod cast でOver the sunを聴くのが楽しみの一つです。
食パンは計量するだけだし、日本風のお総菜パンも生地作りまではホームベーカリーにお任せできるので、パン作り初心者の私でもそれなりにおいしくできました。
ふんわり食パンも
お総菜パンも
お餅も作れます
お餅機能がついているホームベーカリーもあるようですが、我が家のはその機能はないので、うどん同様、食パンコースの捏ねを使い、途中で止めます。
もち米は、炊飯器のおこわコースで炊いて、ホームベーカリーでつく。ほぼ家電任せで、つきたてのお餅が食べられます。
あんこもお手製。圧力鍋で作ったからか、色が黒っぽくなってしまいましたが、短時間であんこが作れるので、とても手軽です。
ついにうどんも
最初のうどんの話に戻りまして、ホームベーカリーの活用で、パン、お餅ときて、最後はうどんにたどり着くのか、海外在住者の方で、手打ちうどんを作っている方も多いよう。
ホームベーカリーで捏ねてからひとまとめにして、うどん作りの醍醐味、足ふみをします。
1時間ほど寝かして、折りたたんで3ミリ幅で切って、たっぷりのお湯で茹でて出来上がり。
手打ちうどんは、少し手間はかかりますが、乾麺とはやっぱり違う。もちもちおいしい。
シンプルにざるうどんで食べたのですが、アジアンスーパーで500ml、$11もした、創味のめんつゆがまたおいしいこと!
うどんの麺は多めに作り、半分を冷凍したので、また次回の楽しみもあります。
もうすぐアメリカに来て1年になり、ハンバーガーやピザ、お肉多めのアメリカの食事になることもありますが、やはり、食べ慣れた日本の味はほっとします。
時間がある今の私だからできることだと思いますが、一台でいろいろ使えるホームベーカリー、今では断捨離を考えてごめん!壊れないでね!と思っています。
クネマイ
主婦 / アメリカ、北海道 /
43歳/夫・猫(2匹)/手づくり部・料理部・美容部/2023年夏よりアメリカで暮らしています。日本との違いに戸惑いながらも、自分らしく楽しく暮らせるように試行錯誤中です。40代は背伸びせず、しなやかな心を持って、日々を過ごしていきたいです。LEE100人隊の活動を通して、人やモノ、おいしい食べ物との新たな出会い楽しみにしています。
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057 しょこみ