ゴールデンウィークが始まりましたね。
我が家は毎年特に予定をいれず、家の掃除や収納の見直しに取り組んだり、お出かけするのも近場が多いのですが、今年も例年通りになりそうです。
LEE100人隊・070のおーたむです。
連休に限らず、自宅で過ごす時間が大好きです。昔から模様替えが好きで、今も家の中をあれこれと考えたりすることが好きなのですが、リノベーションで家づくりをしてから、より自宅で過ごす時間が好きになりました。
古いビルのリノベーション
我が家の家づくりは祖父母の代から受け継いだ場所をリノベーションしたのですが、ここはもともと商業用として建てられた建物。
そのため住宅にできるのかがまず大きな問題でしたが、この場所を自分でなんとかしたい。残していきたい思い、ワンフロアをリノベーションをして住む選択をしました。
まずはこの状態からスタート。何もないコンクリート打ちっぱなしの状態でした。
もともとインテリアが大好きで。模様替えをしたり、家のあれこれを考えるのも昔から大好き。雑誌などを見ては気になるページを集めていたことがとても役に立ち、頭の中のイメージを伝え、本を読んだりながら勉強しつつ、プロの力をお借りしてかたちにしていただきました。
間仕切りなしで広さを確保
リノベーションは建物の構造や窓の向きなど、条件が付きものです。
我が家の場合はフロア内に柱や壁があったり、広さにも限りがあったため、できるだけ広く感じられて日当たりも確保できるように、個室を寝室のみにして、間仕切りなしのオープンな空間にしました。
空間全体に統一感が出るように、室内は全て同じフローリング素材にしています。
コンクリート部分を活かす
そして今回リノベーションする上で1つのテーマだったのが、コンクリート部分をどれだけ残すか、でした。
せっかくなら今ある状態を活かし、内装の一部は壁紙やタイルをはらずにコンクリートを残したい。ただ、コンクリートが構造のために必要な程度だけ整えられたものだったため(結構荒い感じだった)、残す部分が多くなればラフな印象になってしまうことが課題でした。
ただ、せっかくあるのに覆いすぎてしまうのはもったいないない!と思い、設計士さんと相談しながら、最終的にはキッチンの壁面半分と天井の梁の部分をそのままの状態で残すことに。
コンクリートの部分がいい味を出してくれています。
暑さ&寒さ対策でつくった空間
またリノベーションを進める上でもうひとつ課題だったのが、暑さ&寒さ対策。もともとのサッシが古かったため、どうしても外の気温の影響を受けてしまうのが課題でした。
広さを優先して暑さ&寒さを我慢する方法もありましたが、毎日過ごす場所なので環境はとても大事。
というわけで、外側の部分からひとまわり内側部分にインナーバルコニーをつくり、ビルに設置している窓とは別に、内側に窓を設置することにしました。
インナーバルコニーは室内ではあるものの、半分外のような空間。現在は植物を置いて、朝起きて太陽を浴びたり、植物を眺めてぼーっとしたりして過ごしています。
温度対策のために設けた、決まった用途のない空間ですが、私はここが大好きです。
あるものを大切にする
そう考えながら取り組んだリノベーション。
その最中は、完成というゴールに向けて必死に動き、新しい暮らしのために準備をしていましたが、5年が経ち感じることは、完成した時がスタートだったということです。
お家が完成してこれでOK!とはならず(当たり前なのですが)、暮らし始めて気づいたこと、ライフスタイルの変化や収納問題など、思い描く暮らしを形にしていくのは予想以上に大変でした。(現在も進行形。。)
けれど、それが自分たちの暮らしを作っていくことなんだと実感し、家のことを考えたり過ごす時間が今まで以上に好きになりました。
そして、リノベーションをして本当に良かった。古い建物ならではの課題はありましたが、それをどうしようか考えることがとても面白かったです。
今すでにある建物や空間を活かすことは、これからもっと大切になってくるなと感じますし、この経験が少しでも誰かのお役に立てば…と思っています。
そしてこの時から始まった家づくり。時間が経ちどんなふうになっているのか、アップデートしてきた(はず!の)過程も少しずつご紹介していきたいと思います。
070 - おーたむ
自営業 / 徳島県 / LEE100人隊
41歳/夫・娘(9歳)・息子(7歳)/料理部・美容部/自然いっぱい、おいしいものいっぱいの場所で家族と生活していきたいと思い、地元・徳島に戻り暮らしています。休日は家族と公園や産直を目指してドライブすることが多く、キャンプやアウトドアも大好きですが、家でのんびり過ごす時間も同じくらい大好きです。趣味は散歩と読書。暮らしもファッションも長く愛用できる自分に合うアイテムを見つけていきたいなぁと思っています。
この記事へのコメント( 6 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
070 おーたむ