4th visit…

4度目の正直…

6分間の大スペクタクル！宮ヶ瀬ダムの観光放流へ

神奈川県相模原市にある、関東最大級の巨大ダム、宮ヶ瀬ダムに行って来ました。定期的に観光放流を行っている数少ないダムだそうです。県立あいかわ公園の駐車場に停めて、駐車場からダム下までは徒歩で20分ほど。あいかわ公園と宮ヶ瀬ダムを結ぶシャトル便として、ロードトレイン「愛ちゃん号」が走っており、こちらに乗れば約10分で、あいかわ公園内のパークセンター前から大沢滝を通ってダム下まで行くことが出来ます。

1回目の訪問時は3月でまだ観光放流の季節ではなく。（観光放流は4月～11月に行われます）2回目の訪問時は渋滞に引っかかって放流時刻に間に合わず。（11:00～／14:00～があります）3回目の訪問時は私が放流の日程を間違えていて肩すかしを食らい…(￣∇￣；)（←子ども達も私もまさに“膝から崩れ落ちる”せつない勘違い…）4回目の訪問は、公式HPで日程をよーーく確認して、放流時刻の1時間前にはあいかわ公園南駐車場に着けるようにしました！！（何だかんだで、毎回素直について来てくれる…）

TB 季絵さんの宮ヶ瀬ダムとダムカレーについて書かれている過去記事はこちらです↓

宮ケ瀬ダム＆ダムカレー

↓ちなみに県立あいかわ公園には南駐車場と北駐車場があります。南駐車場のほうが混雑するようで、ゴールデンウィークの時には放流日ではないにもかかわらず、駐車場までの車の列が凄かったです。

南駐車場から徒歩20分。今の季節には最高に気持ちの良い散歩コースです。

Photo Spots & water fall

フォトスポットや滝もあります！

ダム下まで行く途中にフォトスポットもあります。（春休み中の初回訪問時は末っ娘不在でした）

↓放流日じゃない日はダム下も空いています…！！

↓左；大沢の滝　右；新石小屋橋

Spectacular!!

大迫力の人口瀑布！

いざ、観光放流の瞬間に立ち会う…！

宮ヶ瀬ダムは神奈川県愛川町と相模原市、清川村宮にまたがる重力式コンクリートダムで大きさは堤高156.0ｍ、堤頂長375.0ｍ。堤体積は重力式コンクリートダムとしては日本一とのこと。洪水に備えるなどの洪水調節や、水道水の貯水、発電などの役割を担っています。

観光放流が始まりました…！ダム下にはたくさんの人が集まり、放流時刻になると噴出口をみんなで固唾を呑んで見つめます…。水が出て来たと思ったら数秒で爆発するように勢いよく水が出て来ました！1秒あたり30立方メートル（！）もの水が中津川に流れ込んで行きます。

この日はずっと曇天でしたが、放流の時だけ薄日が差して来ました！ここから観るだけでも充分大迫力なのですが、ここからダム直下の橋まで移動します。

一番近い橋まで来ました！すごい水しぶきと風圧で、まるで台風の中にいるよう…！！橋の上にはレインコートや雨合羽を着ている人もいました。用意周到…！スマホのカメラレンズが水しぶきでぼやけております…！！

水しぶきと風圧が本当に本当に凄くてですね…、子ども達は放流を直視出来ず、後ろにつんのめるほど。「ちょ…、ま…！！（ちょっとまって…）」と言いながら6分間笑い転げておりました。想像以上の水量と迫力に子ども達は「これは本当に来た甲斐があった！！」と大大大満足！！「また絶対来たいーーー！！」「今度はゴーグルとレインコートで来る！！」と、既に再訪する気満々です…(￣∇￣)

Let’s go to the top of dam & lake side by the cable car!!

ダム下～ダム天端（山麓～山頂）をつなぐケーブルカー

インクラインに乗ってダム天端（てんば）へ！！

ダム下からダム天端までは無料のエレベーターがありますが、工事中に活躍したダンプトラック搭載型インクライン（昇降設備）の一部を活用したインクライン（有料）でダム天端へ！！

高低差は121m！！傾斜角度30から35度で、山頂に近付くに連れて高度が上がり山並みを一望出来る壮観な景色が待っています。見下ろすと少し怖くなるほど…！！4分ほどで到着します。

Great view!!

ダム天端からの眺望＆宮ヶ瀬湖

ダム天端まで昇りきると、空が広く感じる宮ヶ瀬湖の湖畔や愛川町の山並みを同時に見られます！

なかなか生活圏内では観ることのできない壮観にしばし見とれてしまいます。

そして、ダム天端から下を見下ろすことも。

高さ121m、30階建てのビルの屋上からの眺めに相当する景色。足が竦みそうになりつつも、雄大な景色をしっかり目に焼き付けました。

Lake Side Cafe

宮ヶ瀬ダムの名物！

レイクサイドカフェの「宮ヶ瀬ダム放流カレー」

宮ヶ瀬ダムの名物と言えば、「宮ヶ瀬ダム放流カレー」、別名「ダムカレー」！！ダムカレーを提供するレイクサイドカフェは「水とエネルギー館」の1階奥にあり、我々は2回訪れております。↓こちらは1回目訪問時の写真です。この日はソファ席でした。

↓2回目訪問時の写真。この日はテーブル席ですが、1回目と全く同じメニューをオーダーしました…(￣∇￣)

名物「宮ヶ瀬ダム放流カレー」は、カレールウが白ごはんで堰き止めてあり、ストッパーとなっているウィンナーにはピックが挿してあり、ピックごとウィナーを動かしてごはんから抜くと、カレールウが放流されるギミックが仕込まれたカレーなんです！！気になるお味は、まろやかでコクもあり程良い辛さもあって、とっても美味しかったです…！！

Water Science Museum

科学館で社会科見学！？

宮ヶ瀬ダム　水とエネルギー館

ダム天端に昇るとすぐにある建物「水とエネルギー館」にも入りました。（入館無料です）ダムと人々との関わりや、水資源の利用と保全の必要性・ 重要性、ダムの役割をさまざまな展示を通して学習出来る科学館です。

相模大堰の模型を動かすことで取水のしくみがわかる「取水ゲート操作体験」や「太陽光発電 体感装置」など体験型展示も！

Lots of Activities!!

県立あいかわ公園

県立あいかわ公園には郷土資料館や工芸工房村での各種ワークショップ体験、ふわふわドームやアスレチック、じゃぶじゃぶ池の他、「冒険の森」には迷路やスライダー、ターザンライドや巨大ツリーなど遊具が豊富に揃います。

パークセンター内ではお弁当の販売もあり、飲食スペースも。この日は焼きそばを買って食べました。↓

大きな公園内を周遊するだけでも気持ちの良い季節。

風の子橋はふれあい広場と駐車場を結んでいます。子ども達は鬼ごっこをして思いっきり走り回っていました。

園内では四季折々の花が楽しめます。

工房工芸村では愛川町の伝統工芸、紙漉きや藍染め、陶芸、機織り、木竹工作体験などが出来るようです。たった6分間の観光放流を観るだけのために来られないかも…という心配は無用！各種アクティビティが充実していて、1日では廻きれないほどです。また、目と鼻の先の距離に、名物あげぱんで有名なパン屋さん「オギノパン」や神奈川有数の広さを誇る年中無休の牧場「服部牧場」もあるので、このあたり一帯が大人も子どもも楽しめるエリアになっています。

宮ヶ瀬ダムは公式HPにて観光放流の日程などを発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 ／ はな

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