(※撮影可能エリアのみ撮影しています。フラッシュでの撮影はNGです。)
Japan mint Saitama branch
予約不要!!
造幣局さいたま支局の工場見学へ!
春休みが明けて1日目の始業日。小学生はクラス発表と名簿を受け取って9:00下校でした。次男(新・小5)は友達と早々に公園へ出かけてしまったので…、末っ娘(新・小2)と2人で造幣局さいたま支局の工場見学に行って来ました!予約不要ですが、見学実施日が平日のみ(月~金曜。第3水曜・祝日を除く)。別途、ガイドツアーもあり、こちらは要予約で2ヵ月前の同日より予約受付開始するようです。
夕方には公文があるし…と小学校から帰ってから腹ごしらえをさせてすぐに向かいました。JRさいたま新都心駅から徒歩12分の場所にありますが、私達は車で。造幣局から公園を挟んですぐ向かいに大きい駐車場があります◎見学開始時間は9:30~16:30(入館は16:00まで。12:00~12:45はお昼休憩のため工場休止)。小学生未満も見学可能、見学料は無料です!!
Factory Tour!!
世界屈指の造幣技術を見学!!
造幣局さいたま支局
造幣局は、明治4年(1871年)に近代国家としての貨幣制度の確立を図るため、明治新政府によって大阪の地に創設されました。平成15年(2003年)に独立行政法人となり、大阪市に本局、さいたま市&広島市に支局があります。ここ、さいたま支局は、かつて東京・池袋にあった工場が2016年10月に現在地のさいたま市大宮区に移転し稼働しているものだそうです。特殊な加工を施した収集用貨幣「プルーフ貨幣」や勲章などを製造しています。
フォトスポットがあちらこちらに。
まずは、造幣局の事業紹介ビデオ上映の部屋でおおまかな業務内容や、現在流通している貨幣の模様やその由来・材質、偽造防止のための造幣技術の粋を学びます。(繰り返し上映されています)ビデオ上映の後は、いよいよ造幣ラインの見学へ!!
【Part.1】
プルーフ貨幣・貨幣セット・通常貨幣・勲章の製造ラインを見学
コインが次々に出来る過程を目の当たりにして来ました!まず①円形(えんぎょう)研磨。金属板を打ち抜いて作ったコインの原型を磨く工程。②圧印。塵や埃のないクリーンルームでの作業で、円形の表裏に模様を刻印する工程です。③検査。出来上がったコインを人の目で1枚ずつ検査し、不良貨幣はここで取り除かれます。④プルーフ貨幣製造に関しては、「組み込み」の工程があります。貨幣をプルーフ貨幣セット用ケースの中板に組み込んだ後、さらに外側のケースを組み立てて仕上げられます。⑤最後に勲章製造工程。内閣府賞勲局からの請け負い事業で、匠の技を持つベテラン職員さんなどなどが作業されています。
検査の後の袋詰め作業もこの目で見ることが出来ました!プルーフ貨幣・通常貨幣・勲章の製造のほか、貴金属製品の品位証明もこの造幣局で実施しているようです。
(ガラス越しの製造ラインは一切撮影NGです)
【Part.2】Mint Museum!!
造幣局の仕事や貨幣の歴史を学ぶ
造幣さいたま博物館を見学!
造幣局に隣接している、見応え100点満点!!な造幣さいたま博物館は必見です。(※一部、撮影NGエリアがあります。掲載しているのはすべて撮影OKエリアです。)工場見学よりもボリューミー。館内には、大判・小判などの古銭をはじめ、明治以降の日本の貨幣や記念貨幣、勲章・褒賞メダルやオリンピック入賞メダルなど、めちゃくちゃ貴重な展示のオンパレード。
江戸時代の大判小判の展示!裏と表、両方見ることが出来るよう工夫されています。
記念貨幣コーナー。ボタンを押すとページを捲るように、ガラス越しから記念貨幣が順番に見られるようになっている棚。
その他にもたくさんの記念通貨が!
勲章展示コーナーは撮影NGでしたが、現天皇陛下がご結婚の折にお召しになっていた勲章も展示されていました。歴代のオリンピック入賞メダル(撮影OKコーナー)、国民栄誉賞メダルの展示も。
いま現在流通している貨幣についての詳細な説明も!
「貨幣とSDGs」や「お金の歴史」も併せて学べます。
【Part.3】activities of experiential learning, photo spots
フォトスポットも!
体験コーナー
展示室入口には、体験型アクティビティがいろいろ用意されていました!!
こちらは「貨幣の健康診断機」。手持ちの貨幣をセットして健康かどうか、磨り減っていないかを調べてくれます。
↓左;富士山がデザインされた貨幣のパズル。/右;貨幣クイズ。
↓貨幣袋や千両箱を持ち上げる体験も!重すぎて全く持ち上げられない娘…。
↓左;1円玉と背くらべ。1円玉62円分の身長でした!右;お金が飛び出して見えるフォトスポット、3Dトリックアート!
そのほか、造幣局の職員の方々の工芸作品の展示がありました。
【Part.4】Museum Shop
造幣局製品・貨幣にちなんだミュージアムグッズを販売
「ミントショップ」でお買い物
造幣局・造幣博物館のミュージアムショップ「ミントショップ」にも立ち寄りました。造幣局らしいアイテムが並びます。
万博記念硬貨の案内も貼られていました!!造幣局オンラインショップにて抽選販売しているようです。みゃくみゃく様デザインのカラーコイン!!そのほかにも手ぬぐいや記念貨幣、さいたま支局限定のプルーフ貨幣セットや潜像入りブックマーカーなどなどが販売されていました。
購入したのはこちら。ゴーフルと造幣せんべいです。ゴーフルは娘にねだられて2個買いです。造幣せんべいは人様へのプチお土産用。
【Part.5】
4月5日(金)~4月12日(金)
「桜のさんぽ道」が開催中でした
26品種107本もの桜の木が植わった「桜のさんぽ道」が開催されていました。2016年のさいたま支局開局とともに植樹され、2021年から一般開放がスタートしたのだとか。構内の桜は、関山・普賢象・松月・一葉・蘭蘭などの八重桜がメインだそうで、まだ蕾のものもチラホラ。
大人も子どもも大満足!の工場見学と博物館展示でした。工場見学は平日のみ実施ですが、博物館は土日祝日もオープンしているようです◎ 造幣局さいたま支局は公式HPにて見学実施日や見学ツアーの予約受付情報など発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎
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TB - はな
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー
41歳/夫・息子(13歳・10歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロなど。インテリア・ファッションなどLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。
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