【ヨシタケシンスケさん】新刊「おしごとそうだんセンター」を買いました。

こんにちは！076そのぴです。

集英社より発売されたヨシタケシンスケさんの新刊「おしごとそうだんセンター」、皆さんはもうチェックしましたか？
新刊の発売に合わせて、現在発売中のLEE4月号でもヨシタケシンスケさんの特集が組まれています！
LEE100人隊ブログの最新号レビューでもこの特集に触れている方が多く、特に子育て中の読者の方々の関心が非常に高いように感じました！

ヨシタケシンスケさんの魅力

大人が読んでもおもしろい絵本

ヨシタケシンスケさんの絵本は我が家にも何冊かあります。
自分達で購入したものもあれば、プレゼントで頂いたものも！

私も夫も絵本の読み聞かせはあまり得意ではありませんが、ヨシタケシンスケさんの絵本はついつい手に取ってしまう。その理由は、大人が読んでも面白いから！

子供向け絵本の枠に留まらないヨシタケシンスケさんならではの世界観に、クスリと笑わせてもらったり時には深く感動させられます。

大人と子供で目の付け所が全く違うところも親子で読んでいて面白い点です。子供達はイラストの細部に目が行くようで、おもしろポイントを見つけてゲラゲラと笑っております。

「この子達が大人になってこの絵本を読んだら、また違った感想になるんじゃないかな？」というところまで想像しながら読むのも楽しいです。

新刊「おしごとそうだんセンター」の前に、私の好きなヨシタケシンスケさん作品を２冊と息子達の好きな作品を紹介させてください。

私的不動の一位は、「あんなに あんなに」

この絵本は何度読んでも泣いてしまうのですが…すでに熱くブログで語っているのでここでは割愛します。LEE4月号でも推薦コメントを掲載していただきました！

好きな絵本2冊目は「あつかったらぬげばいい」

この絵本は、自分の感情に素直に行動すればいいんだ！と気付かせてくれた一冊。

やりたかったら、挑戦してみればいい。
辛かったら、逃げてもいい。

そんなメッセージが込められているように私は感じました！
生真面目すぎる人、ついつい考えすぎてしまう人に読んでほしい絵本です。

7歳長男の好きな絵本は、「おしっこちょっぴりもれたろう」。

理由は、「最後におじいちゃんももれたろうだったのが面白いから」だそう。

なるほど…。この感想、一見浅いようで深い。

人間歳を重ねるとまた戻ってくるのだなぁと。私もおばあちゃんになったら、もれたろうの仲間になるかもしれないですね。

＊

3歳次男の好きな絵本は、「わたしのわごむはわたさない」。

理由は、「最後にわごむが切れちゃうのが面白いから」だそう。

子供って変な物を「自分だけの宝物」にしたがりますよね〜。我が家でもトイレットペーパーの芯を「俺の！」「僕の！」と兄弟で取り合い取っ組み合いの大喧嘩。（工作に使いたいのだそう）

トイレットペーパーの芯、そんなに大切？！？

そして、その芯はポイっとリビングに放置された状態で翌朝発見されるのであった…（勘弁してくれ〜〜）

仕事を探す宇宙人と「おしごとそうだんセンター」のお姉さんの対話を通じて、働くことの意味を探る物語。

物語の合間にはヨシタケさんが考えた44個の架空のお仕事が紹介されていて、その一つ一つに思わずふふッと笑ってしまいます。見開き右ページはお仕事のイラストのみ、ページをめくって見開き左ページにそのお仕事の名前と解説が載っています。「これはどんなお仕事？」とイラストから想像し、答え合わせする感覚でページをめくるのが楽しいです！

ひらがな多めですが漢字も使用されているため、低学年の息子1人で読むのはまだ難しそうでしたが、「これは〇〇！！」とお仕事の名前を想像しながら興奮気味に1ページ1ページめくっていました。息子が気に入ったお仕事は『世界征服　代行業』。名前だけでもワクワクしますね！

ヨシタケシンスケさんの言葉で「はたらくこと」についてさまざまな視点から描かれている一冊です。

帯のお姉さんのセリフにもあるように「別にやりたいことなんてなくたって大丈夫。」！

将来の夢がまだわからない子供達、これから就職活動をする若い世代、今の仕事について悩んでいる大人世代…、どんな世代の人が読んでも気付きのある1冊なのではないかと思います。

現在専業主婦、社会で働くことから離れてしまった私ですが、沢山の気付きと共感がありました。と同時に、ヨシタケさんの紡ぐ言葉に心が解きほぐされました。

おすすめです！