春…。出会いと別れの季節ですな。職場でもお世話になった先輩方が新たなフィールドに飛び出すべく、退職されました。40代、50代であっても、また新たな道。働き方が変化しているんやな、と思ったちょっとセンチメンタルな週末です。
さてさて、私は、先日、高校時代からの付き合いの長い友人と京都日帰り旅に出ようとしていたら、まさかの大雨。予定していたイベントが大雨により中止になったので、近場でのランチに切り替えました（サクッと予定変更できるって意外と大事よね！）。ランチ時に友人が「はい、誕生日プレゼント！」と渡してくれた５㎝四方の小さな袋。
４月生まれの私。同級生の誰よりも早く歳を取り（20代から30代に移行するときとか、結構心理的にくるとかね…）、学生時代は仲良くなった頃に自分の誕生日は過ぎてしまっていて、なんだか損した気分でしたが、最近は春生まれも悪くないよな～と思うようになりました。歳かしらね。元気に無事に歳を取ると嬉しいんですよね。
なんや、ちっさい袋やんって思ってしまった欲深い私…。これがね、いい仕事するんですよ。←友人に怒られるな…。
cute
心のツボ押されました♡
三條本家 みすや針
「ありがと～！開けてもいい？」と言い、早速袋の中身を…
猫！！！黒猫！！！
友人曰く、私が以前に「京都でみすや針に寄りたいな。」って言葉を覚えてくれていたみたいです（言った本人の私はすっかり忘れてた…）。友人は「やば！あの針（私に）買われる！」と先回りしてわざわざ買ってくれていたとのこと。もう、このありがたさに泣いちゃうよね（←誰ですか？ちっさい袋って言ってたの？！）。
ミニチュア好き＆裁縫好きの私のことをわかっていて、心のツボをギュンギュン押してくる贈り物でした。
「ニッチな贈り物ありがとう。」( *´艸｀)とお礼を言ったら、友人が「ニッチって！！！」って爆笑してました。
patchwork
なつかしのあの頃
私の手芸の原点
近所に住む同級生のお母さまが先生で、３年生から５年生の終わりまでの３年間、パッチワークを習っていました。当時、丸テーブルが２つあって、小３チームと小５チームに分かれて（ほかの学年はあまりいなかったのが不思議。）、同級生４～５人と縫い縫いしながら井戸端会議。隣のテーブルでは５年生のお姉さん（あの頃の２つ年上は雲のような存在だったよね。）の団体が、これまた縫い縫いしながらの井戸端会議をしていました。小５お姉さんの会話（だいたい恋バナ！小３の私にはちょっと早い話でドキドキ！）をコッソリ聞くもの楽しく、毎週の習い事が楽しみで仕方なかった思い出。
玉結びから教えていただき、パッチワークの柄合わせや、しつけの仕方などを習いました。
うちの母は柄合わせの絶妙さに毎回関心しており（そりゃ、プロの先生が配置とかしてくれるからね。）、私がパッチワーク教室から帰ってくるなりハイテンションで「作品、見せて見せて。」と言っていたのがなつかしくもあります。
５年生の終わりに同級生が引っ越し＆転校することに合わせてパッチワーク教室も閉まることになり、私のお針生活は終了したのです。
なので私、手縫い出身者なのでミシンは独学です。子育てワンオペ時代にストレス発散のために始まったミシン生活ですが、今もゆる～く続いていることはあの小学生の楽しかった思い出があるからかもしれません。
sewing box
長年のお付き合い
私の愛用お針箱
私の愛用お針箱は、小学校４年生から使っているサンリオのWINKIPINKIのもの。30年以上の付き合いです。糸切ばさみは小学校の家庭科ボックスに付属していたものを未だに愛用しています（物持ち良すぎて、友人にドン引きされること多々あり…）。裁ちばさみはミシンを始めた14年前に大阪の堺駅前のイトーヨーカ堂内（←この古い地元ネタわかる方いらっしゃるかしら）にあった100円均一で購入したもの（まだまだよく切れます）。
年季入りまくり。錆もまた味。凹みもあまりなく、まだまだ現役の相棒です。
まち針はみすや針のもの。娘に洋服を作り始めた10年ほど前に友人と行った京都旅で購入したものです。この赤の色味も好き。ポチっとした赤色。
new face
小さな大型新人
黒猫ちゃんが仲間入り！
か、か、か、かわいい！（自己満足）このきゅるんとしたお目👀。かわいい（何回でも言っちゃう）。しばらく、自己満足にお付き合いください。
針山は祖母の妹（大叔母作）のもの。小学生のころに貰ったものを今も愛用中。友人に写真を送ったら、針山の話になり「お針仕事が好きな一家なんやね。」と言われました。確かに！
後ろ姿もかわいい( *´艸｀)
友人が選んでくれた黒猫ちゃんだと思うと感慨深い。
ひとつひとつ手作りで、表情が異なるのでその中から選んでくれたとのことです。
店主さんが、「いいの選んでね。」って言ってくれるみたいですよ（私も言われたい）。
お庭も素敵だったとのことで、またぜひとも訪問したいです。
友人が好きなものを知っていてくれるって幸せなことだな～と思いつつ、お針箱を開けるたびに嬉しくなる私なのでした。
（注意！）飾り針なので、針山に刺したまま愛でるものらしいです。
住所：三條本家 みすや針 京都市中京区三条通河原町西入石橋町26
最後までお読みいただきありがとうございました。
００２ みなっこ
002 - みなっこ
事務職 / 大阪府 / LEE100人隊
43歳／夫・娘（14歳）／手づくり部・料理部・美容部／LEE100人隊1年目、フルタイム勤務のワーママです。趣味はソーイングと布を巡る旅。日々のストレスは夜な夜なミシンを踏み踏み、布に縫い込んで発散しています。1年目の目標は自分の好きなこと、気になることを通して、最高の自己分析をすることです。拙い文章ですが、おつき合いいただけると幸いです。
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